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「オー!ファーザー」ネタバレあらすじを結末まで/母親1人に父親4人!!正義のヒーロー

 

作品情報とキャストの紹介

監督・藤井道人  原作・伊坂幸太郎

母親が妊娠時に4人と交際していたため誰の子が分からず4人の父親は自分の子だと主張します。

そんなわけで高校生の由紀夫には父親が4人いるおかしな家族なので誰も家には連れて来ませんでした。知事選が過熱するころ由紀夫はとんでもないトラブルに巻き込まれるが・・・・。

由紀夫(岡田将生)多恵子(忽那汐里)悟(佐野史郎)鷹(川原雅彦)勲(宮川大輔)葵(村上淳)富田林(柄本明)

 

ネタバレあらすじ/オー!ファーザー

 

豪邸に住む高校生の由紀夫には4人の父親がいる

●ギャンブル好きの鷹

●格闘技好き中学体育教師の勲

●知的な大学教師の悟

●BARを経営する元ホストで女好きな葵

母親の知代は由紀夫の父親が誰か分からず一緒に暮らす事にしたのです。

結婚式の写真には4人が写っていて由紀夫は戸籍上非嫡出子の扱いになっている。

参観日には4人がやってくるので話題にもなり似顔絵を書けば父親たちは自分を書いたのだと思います。

また虐めを目撃して助けに行こうとすると中学教師の勲以外の3人の父親が同行しました。

高校生になった由紀夫に付きまとう多恵子。

4人の父親がいると知りスポーツも出来て頭もよく女性の扱いも慣れているのは4人も父親がいるから受け継いでいるのだと解釈します。

 

●不登校が続く友達の小宮山

●牛蒡みたいな男に虐められいつも助けを求めに来る鱒二

●裏社会で街を牛耳る富田林

●現職の白石と前職の赤羽の一騎打ちと予想され「紅白県知事選」がせまる

 

由紀夫と多恵子は鷹と葵に誘われドッグレースに行くと裏社会で街を牛耳る 富田林と会います。由紀夫は小さい頃から富田林と会っているのでどれだけ恐ろしい人物がよく分かっています。

レース中、富田林の護衛をしている悪徳弁護士と女が体を寄せ合っているのを目にするが彼の鞄とすりかえて立ち去る男を目撃します。

自分にまったく関係ない事に興味を持つのが人間だと悟が言っていたが由紀夫は納得し急いで後を追うが逃げられてしまいます。

悪徳弁護士は県知事選に立候補する赤羽と一緒にいて名前が野々村だと判明するが女性の方は働いているお店を突き止め名前が下田梅子だと分かるが行方不明でした。

 

牛蒡に捕まった由紀夫は「居場所は知らね~、ゲームセンターにでもいるんじゃないか」と適当な事を言ったつもりだが鱒二は呑気にゲームをやっていました。

「小包を運んでくれればもう鱒二には近付かない」

帰宅途中、小宮山の家に寄った由紀夫は父親のアドバイス通り「俺が助けてやるから、全て知っているから」とインターフォンで伝えるが切られてしまいます。

鱒二に呼びだされ言ってみると牛蒡と古谷と名乗る男がいました。

小包を運ぶ仕事を鱒二が寝坊して失敗したらしいが、依頼主は富田林で「知り合いなんだから大目にみるよう説得してくれ」と古谷にお願いされます。由紀夫は仕方なく電話して頼むがあっさりダメだと言われてしまいます。

由紀夫は鱒二を見捨てるわけにはいかないので古谷に襲撃掛けるが彼は無表情で立ち上がったので怖くなります。その時サイレンが響き渡ると牛蒡と古谷はいなくなります。

由紀夫は父親4人に迎えに来てもらうが「学校の外には分かりやすいルールや物分かりのいい大人はいない、高校生が舐めてると痛い目にあうぞ」と注意されます。

 

男女の遺体が発見されたが女の方は下田梅子でした。

帰宅した由紀夫だがチャイムが鳴って出るとそこには古谷が立っていました。

悟「俺の息子に何か用か?」

鷹「富田林と知り合いは俺だ」

葵「俺の息子がどうかした?」

勲「俺の息子がどうかしたのか?」

男女の遺体は「心中だと聞いている」と富田林が現れます。赤羽が絡んでいるのでは?と疑う父親たちは交渉しようとするが鱒二の父親が有名なプロ野球選手でファンだった事であっさり許されました。

 

結末「オー!ファーザー」

由紀夫は小宮山の住むマンションを訪ね葵に言われた通りに「小宮山が何に悩んでいるのか分かった、もう大丈夫ですよ」と母親に伝えると家に上げてくれました。

しかし男女3人が小宮山親子を監禁しており由紀夫も拘束されてしまいます。

由紀夫は頭をフル回転し家に帰らないと親が心配するから電話をかけたいと願い出て「今日は帰れないかもしれない、悪いね、お父さん」と鷹に言いました。

(鷹はお父さんなんて呼ばないからすぐに異変に気付く)

お隣さんが野菜が届いたからと訪ねて来た時に由紀夫の携帯に着信があり「E.T」が流れました。

(葵は隣の奥さんをナンパして訪ねるようお願いし由紀夫に電話をかけて居場所を突き止める)

電話は多恵子からで生放送のクイズ番組に知り合いが出ると言われます。

お願いしてテレビを付けさせてもらうと解答者席には悟が座っていて応援席にいた鷹・勲・葵が変な踊りをしていました。

由紀夫は手旗信号だと気付き「武器の有無、敵の数」だと分かります。そして再び多恵子から電話があり「誕生日プレゼントいる?何人呼ぶ?」と聞かれ「プレゼントはいるよ、仲悪いけど三人呼ぶつもりだ」と答えました。

翌朝、お隣さんが訪ねて来た時にホッケーマスクを被った鷹が入ってきて小宮山を担いでベランダに出ました。

更にホッケーマスクを被った勲が表れ由紀夫を抱きかかえベルトで巻き身体が密着した

状態で4階であるベランダから電線をロープウエイ代わりにして脱出しました。

 

空き巣に入られた事があったが犯人は小宮山の家にいた男でした。何回も由紀夫が訪ねて来て「俺は知っている」と言うので気になり後を付けたのでした。

小宮山の向かえのマンションの愛人宅に姿を表す元知事の白石を狙撃するために籠城していたのです。また男女は夫婦であり1人娘が白石に妊娠させられ生むなと言われ自殺してしまったので恨みがありました。

そして白石を狙撃し赤羽の仕業に見せかけようと赤羽を支持している下田梅子たちを金で雇いバックを盗ませたのです。

 

由紀夫は家に帰るとクイズ大会で優勝し賞金を得ていたので旅行のパンフレッドが散らばっていました。

いつまでも父親はいないのだと妙に寂しく感じていると出張中の母親が「元気だった?」と帰ってきました。

 

 

小説/BOOK
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