作品情報とキャスト
2019年に韓国で放送され高視聴率をたたきだしたファンタジーホラーロマンス。
ネタバレあらすじ/第9話・10話
第9話/消えたホテルを追って
マンウォルの「1000年前の真実」の夢を見たチャンソンはデルーナに駆け付けるがホテルが消えていました。
戸惑っている様子を遠くから眺めるマンウォルは「特別な存在だったけど弱くなりそうだから彼から離れたかった」と告げると「総支配人を失った今無事に逝けるのか心配です」と500年一緒にいるバーテンダーのソンビから言われます。
移転するため総支配人になる気満々のユナ(魂はスジョン)は車で向かっていると横切った車の後部座席に成仏していない女性の霊が乗っているのを目にします。
ラジオから「助けて」と霊の声が聞こえてきたのでユナはデルーナに案内してとヒョンジュン(フロントマン)に告げます。
その頃、チャンソンはマゴ神を訪ね移転先するのを知っていたのか聞くと強い呪いを受け止めたから魂が傷付いているはずだと言われます。彼女が守ってくれるから大丈夫だと告げると「あなたが彼女を守ったんだ。」と言われます。
霊眼を失わせる薬を渡されるがマンウォルを愛しているので迷います。容易に心を開いてくれないし会えば彼女が危険な目に遭うかもしれないからです。
資金不足で移転先のデルーナの外観がボロボロなのでマンウォルはげんなりします。荷物を運ぶユナがまだ到着していないのでワインも飲めず苛立ちます。
月霊樹に行くと「あんたに言われた通り薬を渡しといたけど飲むかは分からない」とマゴ神に言われます。
不動産から電話があり「相続税を払っていない」と言われマンウォルは何のことだがさっぱり分かりません。調べてもさっぱり分からないので「不動産を売った場合の利益は?、ピンハネはダメよ、うちには優秀なハーバード卒がいるんだから」と言い放つと「解雇したくせに」と言われます。
相手はチャンソンでした。総支配人しか分からないと思い客室長ソフィが仕掛けたことだったがマンウォルは素直になれず「逝ってから来い」と電話を切ってしまいます。
ユナとヒョンジュンは車を追っていたが山中で迷ってしまい別の霊を見掛けます。運転していたサングラスをかけた男は霊が見えるのだろうかと思うが他にも霊がたくさんいると気付いたヒョンジュンから「怪しいと思ったら逃げて」と忠告されます。
山中から次々と遺体が発見されユナは霊を連れてデルーナに向かいます。
チャンソンは家に帰ると白頭山の絵を売ってくれた会長がいました。「最後に見てから逝こうと思ってね、虎はいるのか」と聞かれ「デルーナで休んでからあの世に逝きました」と伝えます。
会長が興味あるから行ってみたいと言うので霊ならホテルまでの道のりが分かるはずだとチャンソンは気付き同行します。
マンウォルはチャンソンがやってきたので驚きます。会長の秘書に言えば絵を高く買ってくれると知ったマンウォルは「買い手がいないって言ったじゃないか」と怒ります。
弱点は金なんだと気付くチャンソンは大洞井神(村の井戸を守る神)が除いているのに気付き中に招きます。マンウォルは紅茶を飲もうとしたが見る見るうちに溢れてきました。廊下に出ると至る所が水浸しになっており「客じゃない者が中にいる」と気付きます。
マゴ神の管轄する区域に他の神は入れないがチャンソンが招き入れてしまったのでマンウォルは頭を悩ませます。神に出て行けとは言えず人間界では水が出ないと大騒ぎとなっていました。
招き入れたチャンソンは「親切な人間だ」と言われ大洞井神に呼ばれます。村人たちに綺麗な水を与えていたが徐々に力がなくなり忘れ去られるのが怖くて逃げてきたのだと知ります。
チャンソンは知人の会長が別荘の池を使ってもいいと言ってくれたので「ここで安らかに」と案内します。チャンソンはお礼にと大洞井神から映像を見せられます。
月霊樹の前でマンウォルが涙を流しながら消えていく・・・。マンウォルの最期を見たチャンソンはマンウォルも自分の最期を見て守るために薬を与えて自分の前から離れたのだろうと気付きます。
チャンソンは薬を捨て「僕にはもう逃げ場がありません。だから今後何があっても守ってください」と伝えました。
第10話/咲き始めた花
大洞井神が現われ「落とし物だ」と薬を手渡されます。マンウォルは「助かりました」と受け取りチャンソンに渡します。
飲めばマンウォルの姿が見えなくなるし過去を夢で見てきたので「僕が世話しないと手に負えなくなるし、あんな姿にはさせない」とチャンソンは言いました。
また子孫の夢の中に入れる特別サービスを利用していたのでチャンソンは猛アプローチを受けることになります。
2人がデートしていると知ったマンウォルはふて腐れながら様子を見に行くがチャンソンは絵を売りに来ただけだと分かり安堵します。本に取り憑いた霊がいるようなのでチャンソンは連れて帰ろうとします。
本を取ろうとすると女性の霊に押さえられ「家族には知られたくない秘密がある。処分して」とお願いされ承諾します。中には写真が入っていたが自分だったので母親だと気付き驚きます。幼い時にしか会っていなかったので父親が送っていたのだろうと思うが自分は隠したい存在だったのだと悲しみます。
会長が孫娘の結婚相手を探したがっていたので叶えてあげれば大財閥なので謝礼金をもらえるのではないかとソンビは気付きます。相続税の事で頭を悩ませていたマンウォルは「良いアイディアだ」と褒め讃えるがチャンソンを紹介したと聞き「鶴みたいに頭の小さい奴だ」と苛立ちます。
その頃、サンチェスは大学の同期の集まりにミラに呼ばれ行くとジウォンがいたので驚きます。貧しい女子留学生が自殺した事があり、その時に「弄んだ」と噂を立てられサンチェスが自殺するかどうかネットで賭けを始めた人物です。
サンチェスは追い詰められ渡された銃を手にするが助けたのがチャンソンでした。チャンソンが銃を返しに行きその後ジウォンはすぐに帰国したのでその後に何があったかはサンチェスは知らないのだとミラに話します。
ユナとヒョンジュンが山中で発見した遺体はジウォンの仕業であり、ジウォンはスコップに指紋を付けて別の男を犯人に仕立て上げていました。
ユナは妻を殺害してスコップに指紋が付いていたことで逮捕された連続殺人犯を見て全然ちがうと思います。
事件の担当刑事だったヨンスはタクシーを降りると入れ違いでミラが乗ります。ミラは彼の忘れものに気付き声をかけると互いに何かを感じ電話番号を交換します(前世ではヨヌとソンファ姫)。
チャンソンはサンチェスと飲んでいるとミラがやってくるが連れている男を見てヨヌだと気付き驚きます。ヨヌはミラのせいで命を落としたのになぜ引き合わせたのかと考えます。
チャンソンは早く知らせた方がいいと思いマンウォルを連れて行きます。自分のせいで命を失ってしまったヨンス(ヨヌ)を見て「盗賊だった彼が刑事になるなんて。いい人生を送ってるようで良かった」と涙を流します。
ホテルデルーナが明洞に戻り正式に職場復帰する事になったチャンソンは出勤するが見送る霊がマンウォルが連れてきた母親だったので驚きます。
写真は処分しないで自分が持っている事を伝え「さよなら、母さん」と心で思います。
マンウォルは「姫とヨヌと会えたとゆう事はきっとチョンミョンも現われる。私は絶対に許さないだろう。それでもお前にはそばにいてほしい。私が怒りに震えて突然消えてもそばにいてほしい」と言いました。
チャンソンは「あなたは消えません」とマンウォルの涙を拭いそっと抱き締めると月霊樹に花が咲き誇りました。