作品情報キャストの紹介
香港映画界のゴードン・チャンがプロデュースし中国動画サイトランキングで3冠を達成した歴史エンタテインメント大作
陵墓の発掘調査をしていた青年・雲不器(ウン・フキ)は李世民(リ・セイミン)が皇帝の座につく唐の時代にタイムスリップしてしまう。
先祖の名前・雲燁(ウンヨウ)を名乗り宮廷に潜む陰謀に巻き込まれていくが皇太子の李承乾などに認められ戸惑いながらも現代の知識を使い地位を高めて行く。
戦乱の時代を生き抜き、現代に帰ることができるのであろうか。
ネタバレあらすじ
第11話/抗議
雲燁の麻雀作戦で皇族一家は久々に明るい雰囲気となります。
毎年恒例の馬術大会で太子妃を選ぶよう李世民は勧めると関係性を修復したばかりの太上皇も賛成します。李承乾は想い人である盧辛月を大会に参加させるわけにもいかず悩むが雲燁は観客に招待して山東一族として観戦させればいいとアイディアを出します。
李世民によって兄を殺されたうえ魏宰相が異議を唱えて罰を受けたと知った盧寿は城門の前で座り込み講義します。魏宰相は師匠に感謝するものの城門を守るのも役目なので戸惑います。
またせっかく招待された辛月も盧寿が座り込みをするため観戦できずにいました。
馬術大会が始まり李世民が始球式を行なうと男組と女組は衝突します。李安瀾がゴールすると試合は白熱していき秦懐玉は脚を怪我してしまいます。報告を受け城に戻ろうとしていた李世民を乗せた馬車は盧寿の座り込みにより足止めをくらいます。
魏宰相は怪我人がいるので道を空けるよう願い出るが「お前の無実を訴えているのだ」と叱咤されます。李世民がこれは謀反かと言い放つので李安瀾は「もとは私のせいで罪に問われてしまったので私が罰を受けるべき、陛下には名臣の補佐が必要なのでどうか魏宰相に復職を」と願い出ます。
娘の頼みに仕方なく「罪を認めたら復職を認めよう」と許可すると盧寿は認めるなと言い放つが魏宰相が認めその場は治まります。
第12話/戦争回避のため
馬術大会で負傷した秦懐玉は命に別状はないが膝から下を切断しなければならなくなります。
馬術大会で雲燁の許嫁の写真入りのネックレスを壊してしまった李安瀾は責任を感じており、落ち込む雲燁に義足の設計図を描いて渡します。
驚く雲燁は模型を作って試したいと告げると李安瀾は快く引き受けます。
その頃、山東地方では深刻な飢饉が発生している事を知った李世民は被災民が流民になるまで何で奏上しなかったのだと怒ります。
そんな時、突厥四部族の親王が謁見に献上品を持って訪れます。
李世民は食料を頂戴するが公主の降嫁を要求され「長旅で疲れたろう、宴を用意する」と時間を稼ぎます。
突厥の各部族は最近力を合わせており戦争になれば西北部は危険であり、山東の問題も片付いていない状況です。戦争を回避するには公主の降嫁しかないと重臣達に言われ辺境の兵もだいぶ減っていると知らされます。
公主は絶対に嫁がせないと考える李世民は「魏宰相が追封を提案したが退けた。そなたは朕の娘だ、公主としての本文を守れ、大臣とは関わらずに幸せに暮らし権力争いに巻き込まれるな」と言い放ちます。
文官が反対しても認めず文官が賛成しても認めないのは他に何か理由があるのは李世民が最初から追封するつもりないのだと判断し李安瀾は離宮を決意します。
第13話/失恋
突厥に嫁がせたくなくてわざと冷たくされたのだと李安瀾は知るが戦争になれば大打撃を受けるから大唐を守るためにも嫁いでくれと長孫皇后に頼まれます。
母親・若欄の追封を約束すると言われた李安瀾は迷いながら雲燁の屋敷を訪ねます。
亡き許嫁の事を尋ねると「心の綺麗な人だった。今でも愛しているし悲しみが癒えない」と告げられ、愛する雲燁の悲しい顔を見て降嫁を決意しそのことは告げずに失恋の涙を流しで去ります。
李世民は突厥四部族を呼び出し「公主の病が重く危篤なので宴は中止する」と告げるが「娶ると決めた、あれだけ元気な公主が危篤になるわけないと」と突厥は激怒します。
重臣達から戦争回避のためには必要だと言われるが李世民はだったら戦うのみだと言い放ちます。
李安瀾が嫁ぐとやってきたため李安瀾は皇后を責めると「山東の飢饉と疫病の問題があるなか兵馬も軍需品も足りない状態で戦争など不可能」と言われます。
「大唐を守れるのなら大事な一歩であり、必ず迎えに来てくれると信じている」と李安瀾に告げられた李安瀾は説得する言葉が見付かりません。
その頃、義足をプレゼントした秦懐玉は喜び「私にように戦で失った人は多い、もっと作ってくれ」と言われた雲燁は「李安瀾に設計図を書いて貰わないと」と笑うが周囲の様子がおかしい事に気付きます。
李安瀾が嫁ぐと太子から知らされた雲燁は「写真入りのネックレスを壊したから許嫁を思って描いて欲しい、明日発つから次いつ会えるか分からない」とやってきた着飾る彼女を抱き締めます。
「向こうへ行っても体を大切に」と告げ去るが・・・
アイナ部へ嫁ぐことが決まった李安瀾は李世民や太子に挨拶し輿に乗り込みます。
第14話/告白
アシナ部に嫁ぐ李安瀾は輿に乗り婚礼を祝う隊列と突厥に向かいます。
雲燁はネックレスを手にしながら許嫁とそっくりな李安瀾を過ごす日々を思い返していました。自分の気持ちに気付いた雲燁は馬を走らせ公主の名前を叫びます。
その声は耳にした李安瀾は輿から身を乗り出すと雲燁が向かってきたので喜ぶが陛下の勅旨がないと邪魔できないと言います。
使節だと偽って接近した雲燁は「君が好きだ」と李安瀾に伝えると親王の馬を1本の矢が襲います。雲燁は騒動に紛れて李安瀾と共に逃げると、刺客を捕らえた新王は李世民が刺客を送ったと疑い公主を渡せと圧力をかけます。
公主の安否も分からない状況で何を言い出すのかと激怒する李世民は「大唐は突厥など恐れてはいない。お前が連れて行ったのに公主を返せとはどうゆう事だ」と言い放つが話しの流れからどうやら雲燁が連れ去ったと知ります。
こんなに幸せに感じた事はないと想いを告げられた雲燁は唐に戻り李安瀾の婚約を破断にして欲しいと李世民に願い出ます。
輿入れは決まった事だと言われた雲燁は襲撃は突厥かもしれないし危険だと告げ「軍需品も飢饉の問題も戦も回避して見せますので7日ください」とお願いすると李世民は「お前に賭ける」と受け入れました
雲燁は太子に進められて酔っ払う新王に「どうやら宝を売って刺客を雇ったようだ、お前は命を狙う他の3人の新王と仲良く酒を飲んでるようだな」と告げカシドの剣を渡します。
そして競売会の招待状を渡し「野心を抱く者が誰かその時に分かる」と伝えます。
第15話/婚姻阻止
国際競売会を開催した雲燁は現代風の音楽を披露し場を盛り上げます。
出所が怪しい宝物をオークションにかけると大臣や客が競り落としていくが「あいつら国庫が空だと泣きついてきたくせに」と李世民は皇后に愚痴ります。
跳ね上がるようにさくらを用意していた雲燁は落札されてしまったので、どうせ大した物ではないので「私からの気持ち、差し上げます」と耳元で伝えると喜ばれます。
玻璃天狼が出品されると狼を草原の王と崇める突厥の親王4人の顔色が変わります。価格を競り上げて競い合い最終的にカシドが最高額入札で落札しました。
アシナ部の親王に「統一出来るのはあなたしかいないから力を貸したがまだ勝負は付いていないから好機を逃さないために早く草原に帰った方がいい」と告げると「また味方してくれ、公主を頼む」と言われます。
飢饉の問題は、前もって植えていたじゃがいもを掘り出し見せ、民たちに植えさせれば20日で解決すると告げます。問題を解決し四部族が争っていることで李安瀾は嫁がずに済みます。
李世民の許可を得た雲燁は「妻になってくれ」とプロポーズし簪を差し出すと李安瀾は笑顔で受け取り抱き合います。
すべてうまくいき喜ぶ李世民だったが謁見する盧寿から「山東への救済があますぎる。陛下は民を救わず戦をしようとしている」と非難されます。
雷が鳴ると「天が怒っている」と言われ、頭にきた李世民は「学者は迷信に惑わされるとは、証明してみろ」と言い放ちます。