作品情報とキャストの紹介
優秀な者だけが在籍する大学で書科学科で学ぶカンフー女子とツンデレ御曹司が織りなす中国学園ラブストーリ。
スポーツや芸術・文化面で優秀者のみが在籍を許される雲起大学。武術、書画の達人である祖父に育てられた風飄飄は文系を専攻とする書画学科への入学を果たすと、衛式太極拳の継承者にして学院の王子である学生会長・衛楚が怪我による1年半の休学から復学した。衛楚は風飄飄の才能を見抜き弟子として育てながらも互いに惹かれ合っていく。そして旧態依然とした伝統を打ち破り太極拳の未来を築くという夢を叶えるため流派を越えて手を組み全国武道大会の優勝を目指す。
ネタバレあらすじ
第15話/祖母の猛反対
衛楚は風飄飄の献身的な介護のかいもあって奇跡的な回復を見せ始め担当医は驚くが改善させるために武術はダメだと言われます。
指導する事は出来るのですぐに始めると風並行の孫に教えるのは辞めなさいと祖母の衛敏がやってきます。
風並行は衛敏の指導を受けていたが四大流派の3流派から技を盗んだ事がバレてしまいました。出て行こうとすると恋仲となっていた衛敏に結婚を申し込まれたが既に既婚者だったので妻子を捨てられずに断りました。
衛敏はその事で長く傷付き武術も極めることが出来なかったのです。
衛楚は和解のために風並行にお願いして衛敏に会わせるが心の傷は深く謝罪は受け入れられませんでした。
「若者の成長を拒む事だけはやめてほしい、自分だけを恨んでくれ」とお願いすると衛敏は去ってしまうが衛楚には引き続き指導するよう伝え稽古はした方が経路の流れが良くなり回復に向かうと助言します。
衛楚は夢を実現するためには飄飄は必要なので特訓を開始します。
飄飄が流派を盗んだ風並行の孫だと知った楊凝雪は衛楚は騙されているのだと怒ります。衛楚は騙されるような奴じゃないし飄飄は男をたぶらかすような人じゃないと陳冰は訴えるが・・・
第16話/掟破りの代償
風飄飄が風並行の孫だと知った楊凝雪は衛楚は騙されていると思い陳冰の制止を振り切って楊家一族に報告します。
流派を盗んで太極拳を欺き侮辱した罪人だと楊家の長老は怒り孫まで同じ罪を重ねていると知り成敗するしかないと言います。陳冰は2人の仲を引き裂くような真似をしたら衛楚は困るし白海洋にも相談するべきだと告げるが楊凝雪は風並行の住所を教えてしまいます。
衛楚と飄飄は訓練の休憩中に「風並行が危険」と陳冰から連絡をもらい急いで向かいます。
取り囲まれた風並行は確かに流派を盗んだが極めるためであり誰にも見せていないと訴えると陳冰も元代の中国は法事国家であり死罪にはあたらないと味方します。
しかし、死罪にはならなくとも先祖代々門外不出の掟を貫いてきたので内攻を廃してもらうと要求されます。
衛楚と一緒に駆け付けた飄飄は自ら内功を廃して倒れる祖父の姿を見て「武術界の名家で正統派らしいがお年寄りを苛めるために使うものなのか」と激怒します。
怒った飄飄は自分が相手になると構えるが衛楚に止められます。
「大勢で1人を囲むとは太極拳も落ちぶれたものだ。飄飄は婚約者なんでボクが代わりに対応します」
まだ追求するなら衛家も敵になると告げると手討ちは済んだからいいと皆引き下がっていきました。飄飄は内心喜んでいたが婚約者と言ったのは事態を収めるための方便だと言われてしまいます。
八岐門の門主は「計画は衛楚に邪魔されて失敗したからお前が太極学科の者達に飄飄の素性をバラせ」と談臨に告げます
第17話/一門会議
風家との関係について説明を求められた衛楚は一門会議に風飄飄を連れて行こうとするがパジャマみたいな服装しかなさそうなので相応しい服を買いに行きます。
風飄飄を連れて出席した衛楚は四大流派の垣根を取り払い門外不出のくだらない掟をやめれば偏見はなくなるし太極拳を発展させる事が出来ると伝えます。
猛反対されるので衛楚は飄飄を弟子にして全国武道大会で優勝したら彼女を衛式の門下と認めるよう要求しました。
負けたら掌門の地位を退くし門外不出にも反対しないと告げると一門は小娘が勝てるわけないだろうと罵るので「決まりですね。拝師式の立会人になってください」と告げ出て行きます。
衛楚と飄飄の婚約のニュースは大学中に伝わり何も知らなかった蕭笑は親友なのに話してくれなかったと怒ります。
飄飄は婚約を宣言したせいで親友との関係が悪くなったと怒るが衛楚が結納品を届けに訪れ「真剣なんだ」と言われます。その時、黒装束が現われたので飄飄は衛楚を守るために前に出て構えると引き下がっていきました。
寮に忘れものをしたので戻ると「全国武道大会の出場枠を手に入れても太極拳の全流派に関わる問題だから試合に出るな」と楊凝雪に言われます。
衛楚に迷惑かけないから信じてと伝えると「だったら実力を見せろ」と向かってきました。
第18話/誕生日の光と影
楊凝雪の攻撃を受け止める風飄飄は全国武道大会で優賞すると衛楚と約束したんだと言い放つと陳冰がその場に駆け付けた事で治まります。
拝師式の儀式が複雑で覚えるのが大変だと飄飄は思っているとそれを見抜いた衛楚は「事の重さを皆に実感させるためだ」と告げます。
緊張の中、無事に儀式を終えて正式に衛楚の弟子となり太極学科と他学科との試合に向けて特訓が始まります。また衛楚は「太極拳を学ぶ者は懐が深くなくてはいけない、単なる弟子ではなく大切な人だから傷付ける者は許さない」と楊凝雪に忠告します。
試合前日、蕭笑がいつも通り訪れるだろうと思った白海洋率いる太極学科は彼女の誕生日をサプライズで祝います。
みんなに祝ってもらい、その後好きな白海洋に食事に誘われた蕭笑は喜ぶがこのままでは目的を果たせないと決意し彼が席を外した隙に「鐘が鳴った、カボチャの馬車は消えるもの」とメガネを外し姿を消します。
試合当日、太極学科の者が全員腹痛を起こしていたので白海洋は驚きます。病院に行ったら試合放棄となってしまうため迷っていると転部が認められたことで衛楚が飄飄を連れてきました。