作品情報とキャストの紹介
中国で動画再生回数80億回を超え2020年上半期視聴回数第1位を獲得したラブ史劇
ネタバレ感想/夢幻の桃花
第44話・愛の証
1人で心細くいる白鳳九のために東華帝君は夜遅く訪ね幻術で仏鈴花を降らせ安禅樹の花冠を渡します。
白鳳九は愛の証を意味する安禅樹の花冠を嬉しそうに頭に乗せ祭りでにぎわう街で楽しみます。
東華帝君は緲楽の化身に尾行されている事に気付きながらもうまく彼女をリードし阿蘭若の夢を出たら帝后に迎えると伝えキスします。
婺女星の女王が比翼鳥族の王子に愛の印を贈ったが王子は他族と婚姻できないため2人は結ばれず祭りの夜にだけ現われるようになりました。女子から殿方に求愛する場所になり好きな人が通りかかると香り袋を投げ殿方が受け取ったら一夜を共に過ごす風習になったので白鳳九は受け取ったらダメだと忠告します。
東華帝君は誰からも受け取らなかったが身体中に香り袋がひっついており白鳳九は東華帝君が女子を目にしないよう慌てて手で隠しました。
東華帝君が緲楽の化身を追っていたので置いてけぼりをくらった白鳳九はふて腐れながら帰宅すると泥酔した沈曄が暴れていると知らされます。
阿蘭若が好きなのだと知った白鳳九は「なぜ想いを告げなかったのか、なぜ冷たくしたのか」と聞くと守るためだったと言われます。
相愛だったら伝えるべきだったと伝えると沈曄は迫ってきたが駆け付けた東華帝君に昏倒させられました。
沈曄と阿蘭若は悲恋、阿蘭若を演じる自分が沈曄を目覚めさせることで沈曄は傷付くのだと白鳳九は思い知らされます。また緲楽の回復が予想よりずっと早いと感じた東華帝君は白鳳九の赤い印を奪われたら危険なので夢からはやくでるべきと考えていました。
第45話・待ち続ける悲劇
沈曄は阿蘭若に謝罪するため訪ねると息澤が住居を移してきていました。
二人の仲むつまじい姿を見て夢の世界が過去の現実とは大きく変わってきているので苛立ちを募らせ眠れなくなります。
息澤が住居を移すことが信じられずいったい何者なのかと気になります。
東華帝君の命で神器・妙華鏡を作っていた蘇陌葉は体を休めるために戻り二人が仲良くしているおかげで一人で作っていたのだと愚痴をこぼします。
沈曄の様子が気になる白鳳九は阿蘭若と沈曄の関係を教えてもらいます。
白鳳九は素直になれて想いを示せたのなら良かったと告げるが2年後に大王が崩御し太子の相里賀が即位すると七日後に戦死し、阿蘭若が即位するはずが平民から戻ってきた橘諾が王位を奪うことになったと知らされます。
そのあと阿蘭若は自害したとされたが大王を始末したことで沈曄が死罪を上奏したと知りすべてがおかしいと白鳳九は思います。
沈曄は救うはずだし大王を始末するような性格ではありません。
梵音谷では燕池悟に調べて欲しいとお願いされた潔緑が「東華帝君さえ出られない夢を作った目的は何なのか、阿蘭若とは何者なのか」と橘諾にしつこく聞いていました。
最初は話してくれなかったがずっと跪いて待っていると橘諾は口を開きはじめます。
第46話・二人の初夜
3日後に都を出る橘諾に阿蘭若は沈曄と会えるよう計らったと蘇陌葉から聞かされた白鳳九は同行はしなかったと知ります。
阿蘭若の運命を知っている白鳳九は胸が潰れる思いを抱いていたため二人の関係を確かめるためにも橘諾に会わせた上で様子を伺います。
「来世での契りを結びましょう」と橘諾に言われた沈曄は「愛ではなくお前に父親のために救っただけだ」と告げるといつも自分だけには優しかったのに冷たい態度は何なのかと訴えられます。
「お前の母親(傾画)はふしだらで汚らわしい」
橘諾が去ったのを見届けてから白鳳九は声をかけると息澤と仲良いのにどうして来たのかと聞かれます。
互いに意地を張っていたらすれ違うだけだと告げ、熱いお茶だと思わせて水を自分の手に溢すと沈曄はあわてて治療しようとしました。
「私はあなたからの言葉をずっと待っているのに、あなたが好きだった。知っていたでしょ」と打ち明けると沈曄に抱き締められます。
偽物には打ち明けて本物にはなぜ伝えなかったのか訴えるが東華帝君が演じる息澤が見ており嫉妬からいなくなってしまったので急いで後を追いかけます。
見付からないので家に帰り寝床につくと東華帝君がやってきたので「阿蘭若の一生を歩むために芝居しただけで沈曄に心が動くわけないでしょう」と白鳳九はキスし初めて二人で夜を過ごします。
第47話/過去の真実
阿蘭若を演じる白鳳九と息澤を演じる東華帝君は仲良く幸せな日々を送ります。
蛇陣を作った人を探し出せば謎が解けて夢から出られるだろうと告げられる白鳳九だが夢を壊さないため修為の9割を覗いて夢に入ってきた東華帝君の仙力が衰えていることを心配します。
蘇陌葉から「神器(妙華鏡)が完成間近だがそのためには協力が必要」と文が届き東華帝君はしばらく戻らない事を告げ向かいます。
阿蘭若と息澤が仲良いことで大王から喜ばれるが会いに行った阿蘭若は王后・傾画がまったく喜んでいないことに気付きます。
沈曄の剣作りはどうなっているのかと聞かれ知らないと答えると様子を見行くと言われ連れて戻ります。
昼寝していた阿蘭若は沈曄が呼んでいると茶茶に起こされます。
「夢を出たければそなたが変えたものを元に戻せ」と要求された白鳳九は阿蘭若のために、そして沈曄に想いを伝えさせるために受け入れるがそこに緲楽の化身が襲い阿蘭若の元神と記憶を集めていた琉璃盞が割れます。
白鳳九の体に阿蘭若の元神と記憶が入り込みます。また妙華鏡を完成させた東華帝君と蘇陌葉も阿蘭若の過去を覗き込みます。