韓国ドラマ「悪の花」作品概要
イ・ジュンギ主演の韓国サスペンス・ラブストーリー
全話鑑賞し、ネタバレあらすじを感想を交え最終話の結末まで詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
家事や子育てを完璧にこなす家庭的な男ペク・ヒソンの過去には連続殺人事件の容疑者ト・ヒョンスという顔があった。
刑事として愛する夫の過去を追うことになる妻チャ・ジウォン。
夫の過去を知った時、刑事の妻はどのような決断をするのか?
あまりにも切なく残酷な真実に涙が止まらないサスペンスラブストーリー
ペク・ヒソン/ト・ヒョンス(イ・ジュンギ)チャ・ジウォン(ムン・チェウォン)キム・ムジン(ソ・ヒョヌ)ト・ヘス(チャン・ヒジン)
ネタバレ感想/悪の花
1話・予期せぬ訪問者
金属工芸作家のペク・ヒソンは39歳の誕生日に愛する妻ジウォンと娘ウナを連れて家族の食事会に向かいます。ウナが挨拶もしないことを両親から責められるヒソンは去年の正月に冷たくされたからだと告げます。
妻子がトイレに行った際に「人生を手に入れた気分はどうだ」と母親に聞かれちょっとした口論となるが仲間割れしたら全員崩壊するから止めろと父親は言います。
カンス警察署に所属するジウォンが急用ができて席を外すと「あなたの妻は鈍いわね、お前が家族円満とは人間らしくなったもんだ」とグチグチ言われます。
ジウォンは署に到着すると被害者である少年の父親サングンが逮捕され取り調べを受けていました。病院で目覚めた少年がパパにやられたと口にした事で容疑者として逮捕したがジウォンは父親がスーツ姿にサンダルだった事で報せを受けて店から急いで駆け付けたのではないかと言います。
班長に命じられジウォンはサングンの妻ヘヨンに話を聞きに行くと知り合いである記者キム・ムジンが取材していました。
18年前の連続殺人事件の真相を追っているムジンが犯人ト・ヒョンスが金属工芸作家である事から話を聞きたいと言っていたので犯人が分かったら教えてくれることを条件に夫ヒソンの店の名刺を渡します。
ウナを幼稚園に送った帰りヒソンは母親の薬局を訪ね「ジウォンは努力すれば仲良くなれると思っているから電話して断ち切ってください。あなたには欺けません」とお願いします。
ジウォンはサングンが不倫をしていた証拠を掴むが精神を病む妻ヘヨンが家族なしでは生きられないと言っていたので証言を取ることは控えます。不倫と事件は関係ないので調べを続けると防犯カメラの映像に同じマンションに住む少年がイヌを抱えて慌てた様子が映っていました。
住んでいる階ではなく被害者が発見された階からエレベーターに乗ってきたので訪ねると被害者は犬が怖くて後ずさりして階段から落下したことが分かります。前にも犬が嚙んでしまったことがあり「今度息子を嚙んだら安楽死させる」とヘソンに言われていた事で少年は黙っていたのです。
被害者の少年は減量するために食事制限と運動をさせられていたことでストレスから嘘を言っていた事が分かり別の課に引き継ぎます。
しかしジウォンはヘヨンが飲んでいた薬箱に黄色い錠剤と書かれているのを目にします。前に訪ねたときにゴキブリが入っていたと驚いてヘヨンが床にばらまいた錠剤は白色でした。頭の中ですべてが繋がり急いで被害者が入院する病院を訪ね「薬を飲ませないようにゴキブリを入れたのはあなたね」と少年に聞きます。
「パパは自分にとっては優しいが離婚したがっており不倫相手の医師から神経を鈍らせる薬を受け取っているのを見たから・・・・」、証言を取ったジウォンはヘヨンへの傷害罪でサングンを逮捕しました。
ヒソンは仕事をしていると修理して欲しいと客が訪ねてくるが顔を合わせた瞬間に相手ムジンが驚いた様子を見せ「ト・ヒョンスだろう?」と聞かれます。ムジンがジウォンの旦那に会いたいだけだと震えだしたのでお茶を差し出し何か質問はないのかと聞きます。
「18年前、お前が姿を消した日に自治会長が殺された。お前と関連が?凶器はお前の鞄から見付かってるし・・・」
2話・微笑みの裏側
ヒソンはいつものように朝食を作っていると娘ウナが起きてきてママは工房の掃除をしていると知らされます。
急いで向かうとジウォンが割れた茶器を拾っていたので中学時代の同級生が来ていたんだと話し朝食が冷めてしまうからと手を繋いで戻ります。
用件だけでは冷たい物、話したいときは温かい物だから訪問者と会えて嬉しかったのねと言われます。
ジウォンは殺人事件の現場に向かうと被害者の親指が剥ぎ取られており、それを目にした同僚は2002年の連続殺人事件と同じだと口にします。犯人ト・ミンソクは自殺しており模倣犯なのかと考えていると被害者の息子ジョングが駆け込んできました。
ナイフで刺されたのは8箇所で出血多量が死因だが死後、骨折させ爪も剥がしたことが解剖で分かります。第一発見者の社会福祉士ソヨンは高額の寄付を被害者からうけていた事でとくに気を使っていたのにと嘆いていました。
ジウォンはト・ミンソクの事件はあまり報道されず他の連続殺人事件よりも有名ではないので模倣犯になるだろうかと考えるとムジンが記事にした事を思い出します。
首に巻かれたのは縄ではなく犬用のリード、足は骨折ではなくアキレス腱を切断、相違点があるので模倣犯ではないことが分かるがウナが通う幼稚園からすぐに来てくれと電話が入ります。
ヒソンは店を閉め地下に監禁している記者ムジンのもとに向かいます。18年前、同級生であるムジンに拘束され「父親ト・ミンソクの殺人を見ていたくせに黙っていたのか?父親に似て奇妙な子だと自治会長が行ってたぞ」と暴行されたことがありました。
「あの頃と逆の立場だな」と言い放つと「次はお前の番だ」と18年前に言われた事を思い出すムジンは怯えます。
「俺はヒソンに会いに来たんだ、彼の妻は刑事だぞ。ここはヒソンの工房だろう。バレるのは時間の問題だ」と言われ「18年間俺が捕まらない理由はなんだと思う」と告げ、自分がヒソンであると気付かせてやります。
自治会長を殺した奴を知っていると告げると真相を知って代償を払うのが怖いムジンは何も知りたくないと言い張ります。
「そうだ、俺が殺したんだ」
ヘソンは幼稚園に向かうと既にジウォンが迎えに来ていました。ウナは叩かれて鼻血を出していたがジウォンは謝って仲直りすればいいと告げ謝罪を要求すると加害者の母親が「治療費は払うが謝りません。娘の人形をそちらが奪ったのが原因」と言われます。
ジウォンは頭にきて言い返そうとしたがヘソンは人の心は理解出来ないし解決するのが先決だと思い謝罪しました。娘がショックを受けふて腐れジウォンに責められたヘソンは機嫌直してもらうためお菓子を食べに行きます。
ウナをジウォンの実家で遊ばせている間にヘソンはムジンの手帳を読むとナム・スンギルと書かれていたので地下に降りていきます。
「なぜ会うんだ?」と脅すと「お前のタレコミがあったからだ。今日会う約束をしていたので俺が行かないとまずい」と言われます。
ヘソンは場所を聞いて向かい離れた場所からムジンの携帯で電話をかけ「仕事から離れられないので電話でインタビューしていいですか」とスンギルに聞きます。
「姿を消した2002年から3年間一緒に働いていました。ト・ミンソクの息子だったのか、どうりで変な奴だった」と言われ、それだけかと電話を切ろうとしたが「ヒョンスに脅迫されているから助けてください」と言われます。
毎朝かかってくるイタズラ電話をむかし金に困って山中で殺そうとした事がるので復讐だと勝手に思い込んでいるだけだと分かり「ヒョンスは死んだから大丈夫だ」と電話を切ろうとするが・・・
被害者は遺言状「法事を行なう事を条件に全財産を福祉施設に寄付する」を残しており賭博にはまる一人息子ジョングは悔しがります。
いつも読み間違いをするジェソプ刑事は息子が犯人だと言い張るがジウォンは被害者は口紅をしていないのに付着していた事で爪を剥がしたのはDNAを検出されるのを防ぐためだと思います。
遺言状を目にしたジウォンは拇印が口紅で押されているのに気付き爪を剥がした理由はこれだと確信するとジェソプに遺言状の事を話したのがソヨンであったため疑います。
「流れ星を見た」と言っていた事で屋上を調べると爪と凶器を発見したので容疑者として逮捕しに行きます。何で殺したのか聞くと毎日階段を上がるのが面倒だったからと言われ困惑します。
「サイコパスは割合は3%ほど、刑事さんの回りにもいるかもしれませんよ」といきなりカミソリで頬を切られたジウォンはボコボコに殴り付け「取っ組み合いで犯人が死ぬこともある」と脅します。
全16話あらすじ一覧を最終話まで
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1話~2話
3話~7話
8話~13話
8話・愛はどこに/9話・愛と憎しみの間で/10話・ペク・ヒソンの人生
14話~最終話(16話)