作品情報キャスト
イ・ユリ主演の韓国サスペンスメロドラマ
身に覚えのない夫殺しの罪で収監された財閥の嫁ウンス。
獄中出産した赤ちゃんは元姑に渡ってしまい、10年後に出所したウンスは実の娘を取り返すために継母になろうと人生を懸けた嘘をつき始める。
歴代ドラマ視聴率を抜き最終話でテレビ局channelAの最高視聴率をマークし高い話題性と口コミで人気を集めた作品
ネタバレあらすじ/嘘の嘘
第7話・ライバル
ホラン会長はウンスが記者ジミンと恋仲ではないかと思われる調査記録を見せられるが娘ウジュの年齢を知り気になります。
絵画の家庭教師をして幸せな日々を送っているウンスはコンクールへの付き添いをウジュに頼まれ喜んで引き受けます。
しかし、到着した先がD.Oコスメで本社でありD.O主催の絵画コンクールだったのかと初めて気付き動揺します。会長が娘に話しかけているので何か気付かれたのではと疑うウンスは具合が悪くなり娘のために頑張るが倒れてしまいます。
取材で来ていたジミンに介抱されるウンスは元夫に暴力を振るわれていて事を思い出し倒れてしまったと告げます。
ウンスはジミンを見送ろうとすると急に駆寄ってきた男に抱き締められ驚いて突き放します。最初誰だか分からなかったが昔隣の家に住んでいたヨンジュンだと言われ再会を喜びます。
ジミンはプロゴルファーのヨンジュンだとすぐに気付き捜したい人がいると会見で話していたのでそれがウンスなんだと気付きます。
ウンスはウジュの家庭教師に復帰してネックレスを贈り赤ちゃんから現在にいたるまでの写真を見せてもらい笑みを浮かべます。
ジミンはヨンジュンの取材担当となるがウンスと恋仲ではないかと思われており楯突くような言い方をされます。「将来ぼくが守る人」とウンスの話をしだしたので「あなたは有名人なのにそんな事を話したら彼女にも影響がある。聞かなかったことにする」と告げ席を立ちます。
記者だったら食いつくはずだと言われるが「将来守る人ではないのですか?守り方を知らないようなので助言したまで」とジミンは告げ去ります。
セミに話しかけられたジミンはヨンジュンのマネージャーなんだと知り、だから担当記者に選ばれたのだと分かります。
「会いたかった、2度と過ちはしない」と訴えられるが体調悪い娘をほっぽり出して出掛け火事に巻き込まれそうになったのでジミンは許す事はできません。ウンスから電話が掛かってきたので彼女の前で応答し会う約束をします。
娘と一緒に住むのが目的であるウンスから「この前会った人は弟のような存在です、誤解しているかなと・・」と言われたジミンは内心喜びます。
第8話・実母vs養母
ウンスはウジュを迎えに行くとホラン会長に連れて行かれそうになっていたので「汚い手で触るな」と駆け付けて引き離します。
ウジュが同級生の母親に意地悪されているのを目撃したウンスは「未熟な大人が子供を叱るな」と言い放ち娘を助けます。
その様子を見ていたセミに声をかけられ喫茶店に行くと「ジミンに気があるんでしょ、子供をだしにして近付かないで。私はいずれヨリを戻す」と言われるが、母親を名乗る資格はないと言い放ち相手にしません。
ジミンに誘われ屋上で映画を見たウンスはセミに挑発された事で焦ってしまい想いを伝えると断られてしまいます。
「不安なのは分かっているし急ぎません、ただ想いを伝えたくて」
ジミンが去ってしまい落ち込んでいるとヨンジュンが訪ねてきてあいつは止めとけと言われます。ジミンは引き返していたが二人の会話を聞いて自分では幸せにさせられないと思い帰ります。
家の前でセミが待っていたので「関係は終わったんだ、母親を憎むような娘にもなってほしくないから2度と会いに来るな」と言い放ちます。
ウジュから電話をもらい訪ねるとコンクールで1位になったと知りウンスは喜びます。ウジュを寝かしつけて帰ろうとするとジミンが帰ってきたので「自分に想いがあると思っていたのは誤解でしょうか」と聞くと「誤解じゃない、あなたといると楽しいです」と言ってもらえます。
3人が家族のように仲良く授賞式にやってきたのでセミは悔しがっていると「ヨリを戻したいのに実母が現われるとはね」と親子鑑定書を会長に見せられ驚きます。
第9話・破綻
ジミンはポストを確認すると赤子を抱っこするウンスの写真が入れられていたので困惑します。
こんな事するのはセミしかいないと思い押しかけると嫌な予感は的中しウンスはウジュの実母なんだと知ります。
「ウジュを取り返したくてあなたに近付いただけ」と訴えられるが卑怯なやり方に頭にきて「彼女を悪く言うな、これ以上近付くな」と言い放ち部屋を出て行きます。
ジミンは自分への愛を確かめるためにディナーに誘いウジュが大事にしている古い人形を見せます。ウンスから話してくれるのを待ったが何も言ってくれないので彼女を送っていき肉体関係を迫ります。
無理している様子が見て取れたので写真を差し出し「ウジュが実の娘だと知らなかったと言えば信じます」と告げるがウンスは白状しました。
ウンスはすべて話そうとしたが「もう関わりたくない、ウジュの前にも現われないでください」とジミンに言われ出て行かれます。
頭にきたウンスはホラン会長の仕業だと思い押しかけると「来ると思ったわ」と言われ確信します。
「泣いてすがると思ったら大間違い、奪われた母親の座を必ず取り返す」と言い放ち出て行こうとすると写真を投げ付けられサンギュが自分を見張り会長に報告していたんだと知らされます。
ジミンはホラン会長は資金洗浄しているとずっと疑っていたが「恩人を疑うな」と上司に言われ、10年前に自分を特派員に推薦したのはホラン会長だと知らされます。力添えをされる覚えはなく10年前の事件を思い出すジミンは何かあると疑います。
また直接質問されたホラン会長はまったく覚えていなかったが事件を調べていたあの時の記者だったのかと思い出します。
会長に息子を人質に取られ「10年前に出来なかったことをやれ」と脅迫されたサンギュは「会長について情報提供する、あなたならウンスを守れる」とジミンに電話します。
第10話・口封じ
サンギュと待ち合わせをしていたウンスは彼に呼び出されていたジミンとばったり会いすべて話そうとしたが凄まじい衝撃音を耳にして驚くと屋上にいたはずのサンギュが車の上に落下していました。
通報者のジミンはただの目撃者だと伝えるが通話記録があると知らされホラン会長の情報提供をしてくれるはずだった人なんだと初めて知ります。
サンギュが自殺で処理されたのでジミンは警察署に押しかけるとウンスが絶対に違うと訴えていました。
ウンスはサンギュがジミンに情報提供する約束をしていたと知り「罪のない人の人生を奪ってまで隠したいこととは何だ?何の関係もない娘に手を出せばあんたは死ぬことになる」と警告します。
ジミンはサンギュがいた屋上で考え事をしていると離れた場所に停まっている一台の車に目を付けます。お願いして車載カメラを見せてもらうとサンギュが落下したあと屋上のセンサーライトが点いたので何者かがいたんだと分かります。
またサンギュはホラン会長の元秘書だと知りウンスがD.Oコスメ主催の絵画コンクールで倒れたことを思い出し、殺人事件の犯人を調べるとウンスだったので予感が的中します。
確か「殺していない」と手紙を貰ったはずだと思い出し資料を取り出して確認します。
ウンスはウジュが喘息で呼吸困難に陥り病院に運ばれたと知ります。ジミンに刑務所にいたこと、ホラン会長が育てると言っていたから信じたこと、養子に出されたのは知らなかったこと、ウジュは会長に殺されそうになったがサンギュが助けてくれたことなどすべて話し、「ウジュのそばにいさせてください」とお願いします。
ジミンは尚更危険だと断るがヨンジュンからの情報提供でウンスはずっと自分宛に手紙を書いていたがすべて返送されていた事を知ります。手紙を読むと無実を必死で訴えていたこと、そして娘をどれだけ愛しているのかが分かります。
当時、ウンス自ら通報をしてきたと知ったミジンは知り合いのクォン刑事に提供してもらうと音声が捏造されている事を知ります。
ジミンは会長が絵画展にいると知りギャラリー達の前で「息子さんを殺したのは本当に妻だと思っているのですか」と質問します。
「夫の暴力から守るための正当防衛だと自分が疑っているときに特派員に推薦してくれたのは事件と引き離すためでは?僕宛に無実を訴える手紙がすべて返送されていたのは妨害するためでは?その人は元秘書サンギュの仕業だと疑っていたんですけど僕に情報提供してくれるはずが自殺したんですよ、口封じかも知れませんね」と言い残し去ります。