作品情報・キャスト
生まれ変わった3人の男女が再会する韓国ファンタジーラブロマンス
1988年、刑事ヒョンビンには古書店を営む恋人ハウンがいました。複雑な環境で育った孤独な青年ジチョルは教会で出会ったハウンに一目ぼれをするがハウンが重い心臓病をかかえていると知り事件を起こしてしまう。ハウンを想うジチョルのさらなる行動が3人を悲劇に導く。
時は流れ2020年、骨考古学者のサビンはある事件の担当検事スヒョクと出会う。スヒョクはサビンのことが気になる一方サビンが知り合った医大生ジョンボムの行動を怪しむ。やがてそれぞれに過去の記憶がよみがえり始め・・・
全16話で紹介しています。
ネタバレあらすじ/ボーンアゲイン
第5話・殺人犯の後ろ盾
書店に向かうサビンとスヒョクは前方を走っていたトラックのせいで事故に巻き込まれます。
運転席にいたスヒョンが頭から流血し呼びかけても反応がないのでサビンは急いで救急車を呼ぶと脳に異常は見られないと知らされ安堵します。
助手席の人が重傷を負うか死亡する場合が多いがハンドルを助手席側に切ったために助かったと知りスヒョンは自分を庇ってくれたのだと知ります。
意識が戻ったスヒョンにどうして自分を助けたのかと聞くが君じゃなくても同じ事をしたと言われます。
話を聞いていたスヒョンの婚約者サンアはなぜ彼女を庇うようなマネをしたのか気になります。
自首したトラックの運転手が財政界に癒着しているケネディ組の者であり、ピョンの口座には親分から何度も入金されていた事が分かります。
親分が刑務所に収監中だったのでピョンの背後にいるのはこいつかとスヒョンは察します。
スヒョンは容疑者として疑うジョンボムを調べるよう命じると父親が上司である検事長、母親はソヨン財団の理事長だと知ります。
報告を受けた検事長から欧米して静かに暮らせとジョンボムは言われるが「ほかの場所で静かに暮らす。今まで育ててくれてありがとう」と告げ出て行きます。
「ジョンボムを容疑者から外せ、誰かを犯人に仕立て上げるのは得意だろう」
検事長に命じられたスヒョクは被害者のファヨンは生後1ヶ月の子を殺して遺棄したこと、ジョンボムは死体と3日間過ごした過去をもつこと、ジチョルの事件を思い出させる黄色い傘が現場にあった事を書き留めます。
サビンはミイラの件を記事にして情報を求めると「ピョンが釈放されたらまた被害者が出るんだぞ」とスヒョクに言われるが「殺した分だけ罰を下せばいいのに遺骨まで捏造するなんてありえない」と言い返します。
そこに「捏造に荷担させる気か?それか個人的な用事でも?」とジョンボムが現われスヒョクと睨み合います。
スヒョクは刑務所にいるケネディ組の親分に会いに行き後ろ盾のペク会長に見放されたのにピョンをかばう気かと告げます。
ピョンと離れれば5年以内に出してやると取り引きしたスヒョクは親分の情報でピョンの被害者を次々と発見するが・・・
第6話・共感能力
スヒョクはピョンの被害者を次々と発見していくが聖堂で発見した乳児の遺骨と一緒にベビーソックスが入っていました。
神父に話を聞くと「復活を望んで埋めたのでしょう。ジョンボムから犬だと聞いていたが・・・」と言われます。
サビンとジョンボムが遺骨博物館にいると突き止め任意同行を求め検察に連れて行きます。取り調べを行うとジョンボムは「ファヨンの子だ。頼まれて山から掘り起こし遺骨を聖堂に埋めただけだ」と言います。
サビンは18年前に心臓移植をしており提供者は死刑囚でした。5千年前にアルゼンチンに落下した隕石のネックレスをジョンボムに贈られ喜ぶが「手術の後がある女性としか交際しない」という噂を思い出します。
遺骨の解剖を頼まれたサビンはファヨン殺害の容疑者だからジョンボムに近付いてはいけないとスヒョクに言われます。
「けだものは本能を隠して人間のフリをする。隙を絶対に見せてはいけない。隙を見せた瞬間に殺人が起こる」
ジョンボムは毎日母親が作るジュースに弟ジョンウが洗剤を混入しているのを知っていて飲んでいました。
偶然、兄弟の話を聞いてしまったサビンは「飲む必要ない、そんな奴の顔にかけてやるか他の家族に相談するべきでしょ」と怒ります。
「家しか居場所がなかったから家にいたくて飲んでいた。警告する、俺に近付くな」
サビンは「殺人を犯したサイコパスだから?怒りと悲しさと苦痛を感じなくても分析して予測できる。それを冷たい共感という。私はあなたの怒りや悲しさ苦痛を感じられる。それを温かい共感という」と心臓に胸を当てて言います。
スヒョクにミイラが握りしめていた指輪を返してもらったサビンは一緒に生きましょうと誘い書店を訪ねると今の店主は受け継いで30年経つと言います。スヒョクは「復活」という本を何気なく手に取り購入します。
雨宿りをしていたサビンは車を取りに行こうとしたスヒョクの腕を掴み「死刑囚に心臓移植を受けたので会う度に怖がって心臓が震えます。それが私の気持ちなのか提供者の感情なのか分からないので手を握っていいですか」と告げ、そのまま思わずキスしてしまいます。
一方、ジョンボムは闇を受け入れてくれたサビンに感情が芽生えます。
第7話・存在するケダモノ
スヒョクがケダモノを嫌い絶対に許せない理由は裁判官を務めていた父親が関係していました。
まだ幼かった頃、父親は牛乳配達の女性を殺した犯人パクを無期懲役ではなく人格障害とアルコール依存症だと信じて判断し懲役4年を求刑しました。
しかし、出所後パクは法廷で証言した者の家に押し掛けて殺害し己を責めた父親は自殺してしまったのです。
サビンのことをすべて知りたくなったジョンボムは彼女が落とした日記をすべて読みます。
スヒョクは出所したケネディ組親分テハの部下に襲われます。ジョンボムと電話していたサビンは襲われるスヒョクを見てスマホを手放し助けに行きます。
ジョンボムは駐車場にいると彼女が言っていたので駆け付けるとスヒョクが彼女を守りながら格闘していました。スヒョクがサビンを連れて逃げ出したのでジョンボムは立ち塞がって逃がすがボコボコに殴られ落ちていたナイフを掴んで突き刺しました。
サビンは自分の気持ちを確信し「好きな人が傷付くのは嫌だから怪我してほしくない」と告げるが婚約者がいると知らされます。
ジョンボムはソヨン大学のコミュニティに自分が人を殺したと弟ジョンウが書き込んだのを知ります。
サビンはジョンボムの家を訪ねようとするといきなり飛び出してきた男とぶつかります。ジョンボムは留守だったが慈善パーティーの招待状を目にすると弟と会話していたことを思い出し嫌な予感を抱いて会場に向かいます。
サビンはちょうど外で電話していたスヒョクに頼んで中に入れてもらいジョンボムを捜すとジョンウが溺れているのを目にします。ジョンボムが背を向けて歩き出したので駆け付けて引き上げようとするが湖に引き込まれてしまいます。
そこにサビンの様子を伺っていたスヒョクが走ってきて湖に飛び込みジョンボムも彼女を助けるために飛び込みます。サビンとジョンウは心肺停止だったが蘇生により助かります。
サビンはジョンボムを訪ね「弟を殺したくても行動に移したらダメでしょ」と訴えると何でジョンウを助けたんだと聞かれたので「殺人者にしたくないからよ。」と優しく抱き締めます。