作品情報/キャスト
20年前の未解決連続殺人事件と現在の転落事故、すべてが繋がっていくキム・ソヒョン主演の韓国ミステリーサスペンス
実績のみで上り詰めた有能なソウル地方検察庁のチャ・ヨンジン刑事。
彼女が捜査を担当していた聖痕殺人事件は20年前から新たな被害が発生していなかったが8人目の被害者が高校時代の親友だったので事件に執着していました。真犯人が投身自殺を図ったことで事件の真相が闇に入りかけるが友達のウノがホテルの屋上から墜落する事故が起きる。
ホテルのオーナーであるペク・サンホの取り計らいでウノは助かるが事故ではなく事件だと判断したヨンジンはウノの担任イ・ソヌの協力を得て探り始める
全16話で紹介
ネタバレ感想/誰も知らない
第14話/共犯者
ウノの記憶が戻り喜ぶヨンジンとソノは身を守るために記憶が戻ったことを隠すことにしてサンホを捕まえたら家に帰ろうと告げます。
本を手に入れたソノだがウノを一人にできないので病室に残りソヨン(ウノの母親)が来たら交代して届けるとヨンジンに告げます。
ファン係長が庇ってくれたおかげで1か月減給の処分となったヨンジンは聖痕連続殺人事件の共犯者は一生命財団理事長でミレニアムホテル代表サンホだと仲間たちに告げます。
クォン創立者に拾われたサンホはサンウォンに洗脳されて育ち、イム・ヒジョンと債務関係がありチャン・ギホの本を奪う過程でウノが巻き添えを食らい、麻薬取引の二人とデフンは警察の目をそらす餌に使われたと話します。
疑われていると把握するサンホはむやみに近付けないのでテヒョンにソヌを尾行させると荷物を持って出て行ったと言われます。
病院に行くときには何も持っていなかったので学校を訪ね、わざと貸していた本を返してもらう予定だったと告げると封筒に入れて持ち帰ったから行き違いではないかと目撃していた先生から教えられます。
自分の秘密が隠された本をソヌが持っていると確信し電話をかけて30分以内に入らなければ教室に入るぞと脅します。
ソヌはテヒョンの車が尾行しているのに気付き彼を信用して頼むからヨンジンに届けてくれと封筒を渡します。
ウノの警護をしていたジェホンとジャヨンはサンホの秘書ドゥソクが勝手に入ってきたので事件の関係者が忍び込むとは何か意図でもあるのかと話しかけ追い返します。
ソヌは学校に戻りサンホの方から鞄をチェックさせ本を発見させます。何で持っているんだと聞かれウノの鞄を生徒が盗んでいたらしいと告げると自分がクォン牧師に貸した本だと持っていきました。
ヨンジンはテヒョンから封筒を渡され「ソノを信じてありがとう、早く和解してね」と告げ受け取ります。
山小屋に匿っているチャン・ギホに会いに行き書き写しを渡して本はサンホの手に渡ってしまったことを伝えます。
ユ・パンスルを捜すキム・ビョンヒ達はチャン・ギホを匿っていた小屋にいるのではと思い訪ねると一か所だけ新しい土が広がっているのに気付き急いでスコップで彫り上げるとパンスルの死体を発見します。
第15話/最後の手
21個の数字をもとにヨンジンは車を走らせるがチャン・ギホだが解読に失敗し写しが間違っていたんじゃないかと喚きます。
「父(クォン牧師)が私を騙すはずない。サンホの罪を暴く地図だと言っていたのに・・・」
20年前、サンホは聖痕連続殺人事件の犯人はサンウォンであるとクォン牧師に告げ自分が止めるから祈祷院の土地を譲ってくれと話を持ち込みました。
人生を差し出すなら話に乗ると言われスジョンを殺害しそれをカメラで撮って証拠としてクォン牧師に渡しました。
チャン・ギホからウノの病室に仕掛けられたレコーダーを受け取ったヨンジンはパンスルの死体が発見されたと報告を受け重要参考人としてチャン・ギホをそのまま署に連れて行きます。
死亡時刻にはヨンジンが一緒だったので犯人ではないが決まりなので陳述書にサインしてもらいます。これからは自分の人生なのだから主役として生きてと告げると自分を餌にしてサンホを捕まえたらどうかと言われます。
「あなたが危険であるためできません。それにウノが救った命を大事にしてください」
パンスルの事件現場でドゥソクが買った靴の足跡が発見されると、バイクの塗装業者の証言によりウノの鞄をひったくったバイカーもドゥソクだと判明します。
ヨンジンはチャン・ギホを匿うよう告げホテルに急行すると改装工事をしていました。ソナからディソクは連絡が付かないと聞かされるがチャン・ギホを捜す彼の携帯を追いヨンジンは逮捕しました。
ドゥシクはサンホのおかげで移植手術により生かされ恩義を感じているので一人ですべての罪をかぶる気でいました。
ホテルも改装工事で証拠が消されてしまうと焦るなか、病室のレコーダーから検出されたDNAがサンウォンの自殺現場と最初の事件の証拠品と一致しました。
サンホはスジョンだけでなくやはりサンウォンの共犯だったのだと分かります。
匿っていたはずのチャン・ギホから新生命教会にいると連絡を受けたヨンジンは急いで向かいます。チャン・ギホが現れたことで礼拝に足を運んでいたヒソブやソノは驚き、知らせを受けたサンホも急行します。
壇上にあがるチャン・ギホは自分が復活して最初に見たのは安心した少年の顔だったと言います。見返りを求めず喜ぶ少年の姿を見て肉体の復活は無意味であり魂の復活だけが生きる苦しみを喜びに変えられるのだと学んだと信者たちに訴えます。
牧師室にいるとサンホが押し掛けてきて人が多いから手を出せないと思っているのかと詰められます。サンホが欲しいものは頭の中にあるから怖くもなんともないとチャン・ギホは言い放ちウノの安全を保障するなら秘密は闇の中だと告げます。
サンホは車で帰ろうとするが危険を察知し急いで戻ると今まで飲んでいたコーヒーカップがありませんでした。
最終話・第16話/事件の全容
チャン・ギホは罪滅ぼしのためにクォン牧師とサンホの罪の証拠を捜しに出かけます。
サンホは病室に押し掛け母親がどうなってもしらないとスマホの映像を見せます。ヒドンがウノの母ソヨンを尾行している映像であり、更に見舞いに来ていたソヌが止めようとして半殺しにされたのでウノは従うからと止めます。
ウノがサンホに連れ出されたとソヌから連絡を受けたヨンジンはすぐに署に戻ろうとするとスジョンの番号で電話がかかってきます。
20年前と同じように「チャ・ヨンジンか?」とサンホから電話がありウノは生きていると思うかと聞かれます。殺すだけでは物足りないだろうから生きているはずだと告げるとホテルの10階に一人で来るよう言われます。
ドアの前にヒドンが立ちふさがり邪魔されるが返り討ちにして手錠を掛けます。ドアはロックがかかっており開かなかったので拳銃を発砲して破壊するが中にいたソナが撃たれていました。
ヒドンの手錠を外し彼女を助けるよう伝えると屋上にいると知らされ階段を駆け上ります。
サンウォンから「復活の証人が必要、スジョンの友達はどうだ」と言われたサンホは適任だと告げ復活を完成させてほしいと願いました。
サンウォンは復活の奇跡は自分の手で始め自分の体で完成させると言いました。チャン・ギホを捜すと心臓発作で病院に運ばれたと知るが助けたウノを知らべるとヨンジンと同じアパートに住んでいたので面白い偶然だと思いました。
動画を準備するとヨンジンが自らたどり着いたのでさすがだと褒め、復活の証人になってもらうため送信しました。
そして自ら身を投げるサンウォンは見届け「もう俺に命令はするな」とつぶやき現場を去りました。
ヨンジンは何で自分ではなくスジョンを選んだのだと聞くと「教えなければ永遠に俺を思い続けるだろう」とサンホに言われます。
「生かしておいて正解だった」
ヨンジンは「自分の家に侵入して写真を盗み翌日にスジョンを殺害したが、その一日のおかげでスジョンの事件は時効が無効になり追われる結果となったんだ」と言い放ちます。
サンホはヨンジンには友達がスジョンしかいなかったので彼女の方が長く苦しみ続けると思ったから生かしたのだと言います。ヨンジンが電話に出たら助けると告げるとスジョンの目は希望に輝いたが顔も名前を知られた人間を生かすはずない、より絶望した顔を見られたとサンホは笑います。
家族への謝罪、そしてヨンジンと過ごした楽しい時間を最期に考えることにする
スジョンの遺言を聞かされたヨンジンは彼女の携帯を奪おうと外に放り投げられ頭にきて胸ぐらを掴みます。
「復讐すればむなしい人生が報われるぞ」
突き落としてやると一瞬頭をよぎったヨンジンだがウノに足を掴まれ我に返り「帰ろう」と告げヨンジンにサンホに手錠をかけました。
母親に閉じ込められただ死を待っていた時にサンウォンに発見され育てられたがヨンジンが発見してくれたら違っていたのだろうかと思います。
ヒドンは財団と教会を分離させ大学設立も白紙にします。不正のない財団にして譲り渡すと言われたソヌは自分は教師に向いていると告げます。そしてウノが戻り全員集まる生徒を見回し朝礼を始めます。
ソノはテヒョンと和解して引っ越しを手伝い、ウノからお腹すいたと電話を受けた休職中のヨンジンは学校に迎えに行くとドンミョンとミンソンを見かけたので誘います。
そして「不幸な側面だけを見ず、希望を探すのが警察の仕事」というファンの言葉を思い出し復帰を決意して署に向かいました。
チャン・ギホからの小包を受け取るとサンホがスジョンの事件を撮影したビデオカメラが入っていました。
イ・ユリ主演の韓国サスペンスメロドラマ