作品情報/キャスト
グアン・シャオトンとホウ・ミンハオ共演の中国宮廷ロマンスラブ史劇
何不自由なく暮らす班家の長女・班婳は家族が不幸に見舞われる予知夢を見る。武術が得意で正義感強い班婳は悲劇を回避するため行動を起こすと名声高い貴公子・容瑕と出会う。自分にまったくなびかない彼に興味を持つが容瑕は両親の仇を討つために復讐計画を進めていた。班婳は皇帝や高官に対しても物怖じせず発言しライバルであっても冤罪と分かれば無実の証拠を探し出し自身が間違っていた時には潔く謝る強さも持つ。次第に宮廷の覇権争いに巻き込まれていくが運命を切り開いて生きる姿に共感すること間違いなし。
完全版で紹介しています
ネタバレ感想/夢織姫
第9話/哀れな二皇子
大長公主の生誕宴を皇太子が全権を委ねられたと知った石崇海は寧寿府の配置図を手に入れ虎符を探し出せと命じます。
班婳は大長公主の生誕宴の仕切り役を名乗り出ると容瑕と共に任されることになります。宮中の廊下で2皇子・蒋洛と遭遇した班婳は何でこんな奴が生まれてきたのかと思うが夢に出てきた新帝なのか確かめるため襲って衣を剥がします。
胸の傷を確かめようとしたが容瑕が無礼だと駆け付けたために失敗に終わります。皇子を侮辱したと訴えられたので班婳は陛下に裁定してもらうと告げ、わざと帯をほどき陛下の前に倒れこみます。
蒋洛に殴られたと泣きつくと蒋洛の服装を目にした陛下は激怒し郡主を侮辱した罪で書写と禁足を命じます。その横で容瑕はなかなかやるなと笑みを見せます。
第10話/罠を回避
大長公主の位牌を夢で見た班婳は1人で寝れないと駆け付け甘えます。
大長公主の病は深刻のようだと部下から報告を受ける容瑕は生誕宴の指揮を拝命したことで挨拶しに訪ねます。班恒が陥れられた時も班婳が沈鈺ともめたときも尽力した事で班家に近付こうと画策するとは何が目的なんだと訴えられます。
虎符の行方を問うた直後に父は殺され死因を調べ始めると兄が急死して母も屋敷で首を吊ったので班将軍が襲われたときに何があったのかと容瑕は訴えるが班家は関係ないと言われてしまいます。
生誕宴の時刻となったが大長公主が姿を現さないので班婳は公主府へ様子を伺いに行くと床に伏していました。
以前から病を得ていたが他勢力が班家打倒に動くために隠していたのだと容瑕から聞かされます。急いで主治医の薬を飲ませようとすると容瑕に奪われ何をするのだと怒るが毒が混入されていると知らされます。
容瑕はおそらく毒を盛ったのは主治医ではないので今は事を荒立てるべきではないと進言します。
容瑕が取り寄せた薬で危機を逃れた大長公主は陛下が迎えに来たので「下心ある者に惑わされぬように、我々の仲がこじれてしまう」と告げ生誕宴に向かいます。
容瑕は衛兵の中に隠密が潜んでいると報告を受け班家に害が及ばないように警戒させろと告げます。
すると班家の金箔のせいで顔が腫れたと難癖を付ける民が押し寄せます。陛下は生誕宴の途中だから追い出せと命じると班婳が莫大な資金を宴のために準備したので民が怒っているのだと梅昇観が訴えます。
しかし、宴の支出はすべて記録してあると容瑕が帳簿を差し出したため、梅昇観は杖刑100回に処されたあと庶民に落とされました。
第11話/口封じ
大長公主の生誕宴の最中に泥棒が入ったと軟綿綿から報告を受けた班婳は手下まで用意し班家を陥れようとした2皇子・蒋洛の仕業に違いないと思います。
懲らしめるために使用人を総動員させて水をぶっかけて衣を剥がすと胸に傷がなかったので夢に出てきた新帝ではないことが確認できます。
訪ねてきた謝重錦(平州刺史)から「当時の件に謝家は関わっていない、黒幕は厳家だ」と告げられる容瑕はそんな言葉で疑いは晴れないと訴えます。
これを見れば分かると文を渡されたころ、班婳は「容瑕は何か隠しているから用心しろ」と大長公主から忠告されます。
班婳は唯一無二の存在だと容瑕に伝えたばっかりだったので戸惑います。
大長公主の主治医が郊外に隠れていると知った班婳は駆け付けると毒を調べていた容瑕とばったり出くわします。
多くの刺客が現れるなか容瑕は守りながら逃げ2皇子はなぜ大長公主を狙ったのかと聞くが謝重錦によって口封じされてしまいます。班婳がやってくるのを目にした謝重錦は無念を晴らせるのは2皇子だけだから付くべきと言い残し去っていきました。
班婳は夢で祖母の位牌を見たので蒋洛を懲らしめなければと家族に伝えるが助けてくれた容瑕に贈り物をしなければと言われ訪ねます。
すると班婳に一目惚れした息子・厳甄のために厳相国夫人が婚姻の申し込みにやってきたと報告を受け戻り、相思相愛で気の合う相手にしか嫁ぐつもりはないと言い放ち容瑕に目をやります。
第12話/しつこい求婚
皇太子夫妻は容瑕の縁談相手に石飛仙を勧めようとします。班婳は同じ席に着くと邪魔だったようだと雰囲気で分かるがお見合いさせたいのだと分かり容瑕に嫁ぎたいのかと石飛仙に聞きます。
なんだか遠回しな答えだったので面倒になり石飛仙を娶りたいのかと半分怒りながら訴えると容瑕は公務優先で婚姻は考えられないと言いました。
満足する班婳はお茶を口にすると左相国(厳暉)の息子・厳甄がやってきていきなりプロポーズするのできっぱりと断ります。
息子に代わって縁談を申し込もうと相国夫人が派手に班家に押しかけてきます。班婳は出て行き大量のカエルを投げつけて嫁ぐつもりはないと言い放ちます。
強引な申し入れに大長公主が激怒すると、相国に謝罪された雲慶帝は大長公主の怒りを静めたいなら自分で詫びに行けと告げます。すると皇太子が後を継いだ場合、官吏の多くが石家に追従するので勢力を偏らせないためだと言われ雲慶帝は悩みます。
「班婳を娶るために厳甄は絶食している」と噂が広がります。くだらない策だと呆れる班婳は父・班淮に頼んで金をばらまき「大業国に欠かせないのは左相国だ」と噂を広めます。
噂は厳家の強引な求婚が原因であり大長公主を怒らせるのは当然だと容瑕は進言すると惚れたのかと陛下に聞かれ「郡主は高嶺の花でございます」と口にしてしまいます。