作品情報/キャスト
グアン・シャオトンとホウ・ミンハオ共演の中国宮廷ロマンスラブ史劇
何不自由なく暮らす班家の長女・班婳は家族が不幸に見舞われる予知夢を見る。武術が得意で正義感強い班婳は悲劇を回避するため行動を起こすと名声高い貴公子・容瑕と出会う。自分にまったくなびかない彼に興味を持つが容瑕は両親の仇を討つために復讐計画を進めていた。班婳は皇帝や高官に対しても物怖じせず発言しライバルであっても冤罪と分かれば無実の証拠を探し出し自身が間違っていた時には潔く謝る強さも持つ。次第に宮廷の覇権争いに巻き込まれていくが運命を切り開いて生きる姿に共感すること間違いなし。
完全版で紹介しています
ネタバレ感想/夢織姫
第21話/望まない婚礼
謝婉瑜は本当に2皇子・蒋洛は自分の事を心から好きなのだろうかと悩みを打ち明けると一瞬言葉に詰まる謝重錦から「好きなら娶るわけないだろう」と言われます。
結婚にまったく乗り気でない謝婉瑜は花嫁衣装に身を包むと石飛仙がお祝いに訪れるが皇后がやってきたため悩みを伝えることが出来ませんでした。
婚礼が皇族らの臨席のもと行われるが蒋洛の態度が不貞腐れて目も合わせないので謝婉瑜は自分への想いはないのだと悟ります。
容瑕と班婳は仲良い皇太子夫妻の真似をして同じように周囲に見せつけると雲慶帝は才人と美女でお似合いだと笑みを浮かべます。
息子を惑わす石飛仙を疎ましく思っている皇后は謝啓臨を勧めると謝家の家族は感謝を伝えるが、謝啓臨は最愛の女子との婚姻を逃してしまったばかりで気持ちの整理がつかず命に従えないと頭を下げました。
大業一の才女と評される石飛仙は恥をかかされ芝居仕掛けで詰め寄るが班婳は誰も見ていないのだから猿芝居はやめてくれ、猫かぶりには吐き気がすると言い放ちます。
初夜の日、謝婉瑜は石飛仙の肖像画を発見し蒋洛に投げつけると謝家に押し付けられた婚礼に過ぎないと言われ、さっさと離縁してくれと言い放ちます。
容瑕は大長公主を刺した刺客の黒幕はまったく手がかりがない事を告げ、あれだけ鍛えられた刺客を育てたということは過去の報復ではないかとそれとなく陛下に伝える
第22話/無償提供
容瑕と班婳は斉州から飢饉を逃れた被災民が都にやってくるのを目にし、祖母を亡くしたばかりの幼い子に食事を与えます。
石晋は斉州の長官・趙氏は祖父上の知己で役人の多数が石家の者なので飢饉に関わっていないですよねと念のため父・石崇海(右相国)に訪ねると天災だから操れるわけないだろうと言われます。
石崇海は死に追いやった長官夫婦が汚職を訴える血書を遺していた報告を受け行方が分からない息子が被災民に紛れているのではと思います。
石飛仙は班婳は被災民に食事を配っているのを見て琴を奏で被災民の心を慰めようとしたが皆から無視されます。食事を与えればいいのだろうと金持ちであるため豪華な食事を用意し被災民をひきつけます。
班婳はより多くの民に渡るべきなのに騒ぎの種になるだけだと訴えると金持ちのくせに粥しか配らないと言われ頭に来るが駆け付けた容瑕に手を握られ心を落ち着かせます。
容瑕は斉州の飢饉は天災ではなく人災だと雲慶帝に告げ長官府の帳簿と任命書を渡します。雲慶帝は班婳が石家に関する上奏文をよこしてきたと告げると女子が政に関与するのは言語道断だと言われます。
「班婳は被災民に焼き鳥を配っている石家に褒美を与えるべきと言っているだけなのに何をそんなに恐れているのだ」
雲慶帝は一月の間私費で被災民に焼き鳥を与えよと命じると容瑕は笑みを浮かべます。石崇海は焼き鶏の無償提供を通じて趙氏の息子・順子を捜すよう命じます。
班婳は匿っていた順子が長官夫婦の息子だと知り行方が分からなくなって捜索するが石晋が善堂に集め面倒を見ていました。斉州の件を調査するよう命じられていた容瑕は何者かが監視していることに気付き順子を連れて帰ろうと班婳に告げます。
第23話/刺客が持つ真珠
班婳は父・班淮が襲われる夢を見て心配するころ、参内した班淮は雲慶帝から左相国の就任について打診されていました。
欲のない人間であり大役を担ぐのは荷が重すぎると断るが変わりに謝成炎が打診を受けたので「よく考えましたが己を変える良い機会であるためお受けします」と頭を下げます。
二人が言い争いを始めたので陛下は再考することを決めてしまいます。
もうすぐ左相国になると浮かれる父を見て班婳はこの任官は災いとなる、不測の事態に備え外出しないよう言い聞かせます。
班淮がいなくなり班恒と一緒に捜しに行く班婳は夢と同じ光景だったので救出し刺客を捕らえます。容瑕は話術でうまく誘導すると「石飛仙が私を売るはずない」という言葉を引き出させます。
褒美の真珠を調べると確かに石家に売った事が分かり班婳は石家に押し入ります。石崇海に阻まれるが容瑕が大理事の兵を率いて捜査にやってきます。
石飛仙がやってきて真珠は確かに自分の物だが殺人は指示していない、翌朝大理事を訪ねると言います。
大理寺での審理に現れた石飛仙は証拠の真珠は容瑕の誘いに応じて出かけた時に落としたものだと証言しました。
容瑕は文など書いていないと訴えるが確かめると自分の筆跡だったので驚きます。雲慶帝が関係者を残らず捕らえよと命じていたことで真相が分かるまで石飛仙と容瑕は勾留されます。
第24話/孫を騙す
班婳は不自然だと思い容瑕を訪ねると石飛仙は関係ないと思うと言われます。
文の偽造も刺客の雇い主の仕業で、自分たちと石家の離間を謀った可能性もあると推測します。
皇太子妃の実家が国公暗殺を謀ったと噂が広がり、皇太子妃が謝罪に訪ねてきます。班家は門まで出迎えることはせず通すと謝罪の品を多く持ってきたので流言など気にしていないし受け取れないと断ります。
謝罪の品なんかで班淮の傷を水に流せない班婳は訴状の取り下げを請いに来たのだろうが刺客の黒幕が分かるまで誰が謝罪しても無駄だと言い放ちます。
無礼だ、跪けと命じられるが、ここで威張っても無駄だと告げ帰らせます。
侮辱された皇太子妃は石家が倒れたら帝位につくのは難しくなると皇太子に訴えるが皇帝の間者がいて皇太子妃の言葉は報告されます。
石飛仙を釈放させてほしいとやってきた皇太子は皇帝にひっぱたかれ、狙われたのは大長公主の一人息子なのに犯人も分からず見逃せとは何事だと叱咤されます。
跪き必死に許しを請う皇太子だったが皇帝が倒れたので陳太医を急いで呼びます。
容瑕は自分の字を模写し石飛仙を呼び出したうえ班国公を襲わせ、手がかりを残して班婳を石府に行かせるような策を思い付くのは謝重錦しかいないと思っていました。
石晋は看守によって尋問を行う者を殺されてしまうが投げつけられた武器を目にし江湖一の暗殺組織・浮徳楼が使う物だと気付きます。
謝婉瑜を説得し謝重錦の偽筆を入手してもらった班婳は石晋と共に牢へ行き法廷の場で謝重錦を糾弾するよう石飛仙を説得します。
しかし祖父・石崇海から孫たち害が及ばないよう陛下に掛け合うから証拠を渡してくれと言われ石晋は渡してしまいます。
石飛仙は冤罪を晴らすと意気込んでいたが浮かない顔して石崇海が牢に訪れます。
自分のせいで姉が皇太子妃から廃されてしまうこと、そして何故か自分が皇子を誘拐したことで死罪にされてしまう事を聞かされます。死罪を阻止するためには罪を認めれば流刑で済むと言われ・・・