作品情報/キャスト
チョン・イルとクォン・ユリ共演の韓国ロマンス時代劇
朝鮮王朝・光海君の時代。男手一つで子育てをするバウはポッサム(寡婦を連れ去り非合法的に再婚させる)で生計を立てていました。ある日、女性を取り違えてしまい光海君の娘・ファイン翁主スギョンを誘拐してしまい慌て帰そうとするがスギョンの亡き夫の父の計略によって彼女は亡き者とされていました。追われる身となった2人は激しい権力争いに巻き込まれながらも次第に惹かれ合う仲となり、バウは愛する王女を守るために両班の地位に返り咲き国の運命を変えていく
全20話で紹介
ネタバレ感想/ポッサム
第5話/進む者、取り残された者
いきなりデヨプが現われバウは斬られそうになるがスギョンが命の恩人だと立ち塞がります。
チャドルを連れて帰れとバウに告げるスギョンは「共に育ってきたことは忘れないが、かつての自分はいないから見逃して欲しい」とデヨプに告げます。
納得出来ないデヨプはお命を懸けて守ると連れて帰ろうとするのでスギョンを引き止めるバウと争います。しかし悲鳴が聞こえ振り返るとスギョンがイチョムの部下にさらわれていきました。
ジュンヨンから報告を受けた光海君はデヨプが怪我を負ったと報告を受け、スギョンを嫁がせる予定だったがイチョムに反対されたことを想いだし調べるよう命じます。またキム・ゲシに西人派で仕える人間が欲しいと告げ観象監の直帳キム・ジャジョムに翁主の移葬を進言させます。
棺の中身は当然空であり捜索を急がせるイチョムは間に合わなければチョ尚宮に犠牲になってもらうしかないと思います。
バウとデヨプは協力して戦いスギョンを救出するがデヨプは刀で斬られ意識を失ってしまいます。
医者に診せると治療には大金が必要だと言われ、バウは村一番の悪党で金持ちの屋敷にスジョンを案内し兵士を餓死させ残った家族を高利で苦しめたやつだと説明します。
スジョンは懲らしめなければと思い衣と偽物の馬牌を作らせ内需司の役人とキム・ゲシ尚宮の私邸の者と偽り訪ねます。
空名帖(財物をもらい官職を付与する任命状)の一種の夫人帖(高官の夫人と同じ地位を与える任命状で息子を官職に就かせることもできる)をチラつかせ金を入手します。
第6話/命をかけた約束
スギョンとバウは内需司の内侍に扮し悪徳な金持ちからお金をだまし取っっていたが本物の内侍と出くわし逃げ出します。
スギョンはデヨプが回復したら漢陽に帰らせ家を出るからもうしばらくいさせてくれと言います。
デヨプはスギョンが1人で去ろうとしている事を知り自分の家からある物を盗み出せばチュンベを救うとバウに協力を求めます。
スギョンのためでもあると言われバウは受け入れると免死鉄巻(謀反以外の罪なら1度のみ放免される)を盗み出せと言われ、そんな便利な物があるのかと思います。
スギョンに息子を託しチュンベの様子を見てくると伝えデヨプと共に向かいます。
上院寺にデヨプがいなかったので テチュル(忠臣)とウォンヨプ(長男)はイチョムに報告しに行くがデヨプがいたので驚きます。
デヨプは納屋を放火して火事だと騒ぎだてると屋敷の外にいたバウはこれが合図かと思い侵入するが免死鉄巻を盗もうとするとイチョムがやってきたので隠れます。デヨプはチョ尚宮とチュンベを逃がすがイチョムの顔を見たバウは家族を殺した敵の顔だと思い出します。
デヨプは免死鉄巻を持って王様に謁見し翁主は生きているから欺いた父をお許しくださいと願うと生きたまま連れてくれば望みは叶えると言われます。
チュンベはチャドルと、チョ尚宮は翁主と再会を喜びます。
第7話/燃え上がる復讐心
イチョムこそが父たちを殺した仇相手だと知ったバウは穏やかに暮らせとスギョンに別れを告げます。
チャドル、チュンベを連れて寺へと移るバウは永昌大君を擁立すべく謀反を企てたとまったく身に覚えのない冤罪で父親たちが処刑された場面を思いだし胸を痛めます。
必ず恨みを晴らすと決めていたが仇をとったらチャドルは物乞いでもして生きなければならない、信じて待っていれば必ず悪人は裁かれると住職に説得されたバウは復讐を諦めスギョンの元へ戻る事にします。
チョ尚宮から父である王・光海君に生きている事を知らせれば助かるはずと言われ「知っている」とスギョンは告げます。光海君と出くわしたときにはっきりと気付かないフリされたのを確認していました。
ここにいるとデヨプに居場所を知られているし迷惑が掛かると思い移動しようとするとジャジョムの差し向けた推奴師たちに捕まってしまいます。
デヨプは翁主を訪ねようとするとイチョムの側近テチュルがいたので隠れるが様子を伺っていると翁主がいないようだと分かります。
バウは渡し船の上で偶然スギョンと出くわすが異変を察知し声もかけずに同席します。バウは彼女の後を付けるとデヨプと出くわし「家族が父上に殺されたのか、だから翁主様を連れ去ったのか」と勘違いして責められたことで見失ってしまいます。
推奴師を雇うとはと言い放つと、それはイチョムではないと言われデヨプは私兵を追いバウは何かあればと落ち合う場所を指示します。
スギョンはイチョムの私兵は自分を殺そうとしたが生かそうとするので別の者の仕業だと気付きます。バウ達はジャジョムが推奴師を雇ったと知り背後にいるのは王でイチョムを始末するために捕らえさせたのだと推測します。
第8話/決死の脱出劇
デヨプは堂々と帰りイチョムの前に現われるといきなり納屋に閉じ込めろと命じられ物を投げ付けられます。
ヘイン堂イ氏はデヨプの額から流血していたので手当てをするとイチョムに殴られます。デヨプは自分が勝手な行動を起こしただけで叔母は関係ないと訴え翁主を見付けたから問題ないと訴えます。
「ジャジムの屋敷に捕らわれているが、おそらく背後に王様がいる」
免死鉄券を盗んで王に渡し翁主は生きていると告げたから間違いないと告げます。翁主を連れてくれば許すと言ったのに王様はジャジムを使って翁主を浚ったのだと訴え早く救出するべきと焦ります。
スギョンはジャジムに拉致されたのだと把握すると光海君は自分を利用して婚家を没落させようとしているのだと気付きます。
イチョムたちは兵を準備し救出しに行こうとすると光海君が訪ねてきたので足止めをくらいます。バウはデヨプが来ないので命を懸けて侵入して助けようとするが命を懸けて逃げだそうとしていたスギョンに間違えられて壺で叩きつけられます。
痛みをこらえながら「生きたいか?」と訴えると翁主は頷き生きたいと言います。
イチョム達は賊が逃げ込んだから捜索すると強引に押し掛けるが翁主の衣と輪になって吊された綱を目にしデヨプは愕然とします。
ジャジムは逃げられたと報告を受け安心して捜索させたがはやく翁主を探せと命じます。イチョムは自害したから遺体はないのだと報告を受けるがデヨプは首を吊った証拠はなく遺体もないので生きているはずだと訴えます。
自害したように装いスギョンとチョ尚宮を連れて逃走に成功したバウは自分の本名はキム・テシクだと名乗って王様やイチョムの味方ではない事をジャジムに告げ、遺書を王に渡すよう願います。そしてチョ尚宮は翁主が自害したとデヨプに告げ遺書を差し出します。