中国時代劇「長歌行」作品情報
人気漫画を原作にしたディリラバ主演のアクションロマンス時代劇
あらすじ&キャスト
唐代初期、「玄武門の変」の暴乱から逃げ出す皇太子の娘・李長歌は朝廷から追われ、復讐を果たすために男装して救援を求め幽州へと向かう。秦準(阿詩勒隼)と名乗る男と出会い互いに相手の素性を疑いつつも助け合いを重ね次第に信頼し合う関係になる。
長歌の逮捕を命じられた禁軍頭領・皓都は苛烈な追跡を繰り広げていたが長歌の従妹・李楽嫣による必死の牽制によって計画が狂っていく
全49話で紹介
ネタバレあらすじ/長歌行
第35話/走り出す野心
洛陽で李長歌に会えたのかと聞かれた李楽嫣は言葉に詰まると追求したいわけではなく赦免をされたいかどうかだと言われます。
目の前の贅沢な料理を見ていると民の苦境を想い唐の民が飢えに苦しまないようにしてほしいと願います。そして紫女将の刺繍が宮廷のものに劣らないため手を差し伸べ、農桑を考察し民と接触する許可を得ます。
護衛を命じられた皓都がやたら遠くから見守っているので李長歌を逃がしてくれた事を感謝し、ちゃんと守るよう告げます。
皓都は内心喜び公主のために何でもしようと思うが彼女は魏叔玉に好意を抱いていると知り心を痛めます。
牙帳に紫草を求めに行った亜羅だったが可汗に取り次いでもらえず可敦の懐刀の雷蒙に殺されてしまいます。
息子の渉爾を草原の王にするため動き出す可敦は死体を処分しろを命じるが文が見えたので確認すると洛陽で赤鯢を率いる錦瑟夫人が自害したことを知り赤鯢を率いるよう雷蒙に告げます。
阿詩勒隼は牙帳から紫草の提供を断わられ亜羅が投獄されていると知るが救出に向かえば向こうの思うツボなので動けません。今は紫草を調達することに全力をあげるしかないと告げると救出を第一に考えていた蘇伊舎は必ず助けるという言葉を信じ従います。
李長歌は紫草を調達するため同行を願う弥弥古麗を連れて漠北へ向かいます。後からやってきた秦じい達と合流すると紫草の売買が禁じられたと聞かされ困惑します。
理由もなく売買は禁じられないので牙帳の仕業だと気付き、阿詩勒部が徴兵をしていたので唐に情報を流します。
第36話/砂漠の王たち
漠北にやってきた李長歌たちは腹ごしらえをしていると漠南から来た珍珠という少女がお金がなく高価な物だと言って手巾で払おうとしていました。
店主に聞かれた李長歌は首を振ると珍珠は連行されます。助けなくていいのかと聞かれるが言動や衣装から富貴な出の子のはずと読み誰かが助けるはずと言います。
李長歌は再び出くわした珍珠が官兵に追われていたので助けてやります。家出して追われていただけだと分かりやれやれと思うが紫草はお祓いでは禁じられていないと情報をえます。
乞草節では皆が紫草でお祓いするらしく、舞台で疫病神に扮した踊りを披露して大量の紫草を手に入れます。
漠北王に参内を命じられ一行は投獄されてしまうとそこに漠南王がやって来ます。
長歌と一緒に投獄された珍珠は漠南王の娘・図伽郡主であり彼女の懇願で再度漠北王の謁見を許されます。李長歌は謁見すると牙帳の死者がやってきて「定襄の守護軍に編入するから1万ずつ歩兵を徴集しろ、そして各部の婦女を牙帳に呼べ」と要求していました。
牙帳の使者は初めて見る顔なのに自分の顔を見て驚いて去っていったので李長歌は鷹師の軍師である証拠を見せ「手遅れになる前に先ほどの者を捕らえて」と訴えます。
疫病が広がって鷹師は紫草が必要なのに牙帳が売買を禁じたのは鷹師を捨てたからだと訴えます。
第37話/全権掌握
李長歌は漠北・漠南の両首領を説得し先ほど出て行った鷹師の軍師を帰すなと告げるが始末されてしまいます。
自分は残るから仲間を釈放して紫草を運ばせてくれれば鷹師の阿詩勒隼に結盟を説得すると告げます。弥弥古麗や秦じい達が紫草を運ぶと、李長歌は両首領にこれ以上仲間割れはしないよう言い聞かせ奪った領土は返すべきと勧めると受け入れられ2人は杯を交わします。
使者が殺され李長歌が漠北と漠南に手を組ませたと知った可敦は熊師を呼び戻せと命じそろそろ弥弥を使うときだと雷蒙に言います。
そしてやはり口が利けたら不安だと思い毒で可汗の病状を悪化させ牙帳を掌握します。鷹師の幕営へと急ぐ弥弥古麗は「紫草をすべて燃やせば歩真は死なない」と文が届けられ困惑します。しかし牙帳からの襲撃を受けると秦じい達から「お前を信じる、届けてくれ」と馬車で1人逃がされたので穆金を救わなければと先を急ぎます。
弥弥古麗が帰還し穆金は一命を取り留めます。阿詩勒隼は遅れて戻ってきた秦じいから李長歌が結盟して戦うべきと説得し漠北に残っていると知らされます。
阿詩勒隼は阿詩勒部を裏切ることになってしまうので直接会って相談せねばと思います。
口の利けなくなった可汗の代理と称して熊師の土喀設に鷹師と出征することを命じます。
第38話/第三の道
李長歌は漠北に熊師と鷹師が出征すると知り密かに阿詩勒隼に連絡を取ります。
再会を喜ぶが阿詩勒隼は育てられた以上の恩があるから阿詩勒部と可汗を裏切るなんて無理だと言います。
裏切りと忍耐以外に第三の道があると李長歌に問われた阿詩勒隼は一睡もせずに考えていると熊師から協議したいと連絡がきます。
向かおうとすると熊師は危険だと弥弥古麗がやってきて穆金は調べると彼女の言う通り熊師の弩と投石器の狙う方角が漠北ではなく鷹師を向いていました。以前の土喀設にこんな勇気はないため阿詩勒隼は背後に何者かがいると考え込みます。
弥弥古麗は自分は牙帳の内偵で弟の歩真が人質に取られていることを告げると穆金は必ず助け出してやると約束します。
漠北攻めを翌日に控え阿詩勒隼は夜に襲撃を掛けると宣言します。戻ってきた捗爾は可汗の見舞いに訪ねようとすると可敦が出てきたので勝手にあってはいけない決まりがあるので帰ろうとします。
しかし命令は撤回されたと知って驚きます。熊師と鷹師に出征の命が下ったと知り狼師には挽回の好機なので手柄を得るために出征したいと訴えます。
辺境行きを命じられたあと今度は牙帳を移し砂漠を攻めるなんて可汗らしくないと訴えると可敦が印を手にしており牙帳を掌握したのだと知って困惑します。
鷹師は夜襲を決行するが漠北にいる李長歌は弥弥古麗から既に全滅を装うと知らされていました。熊師は夜襲を確認したあと攻め込むが漠南と漠北の伏兵に挟み撃ちにされすぐに撤退命令を出します。
熊師は壊滅状態だが土喀設が突破して逃げたと報告を受けた阿詩勒隼は追いかけ始末しました。
李長歌は弥弥が帰ろうとしたので「どこに戻るの?鷹師か、それとも牙帳か」と聞きます。善良でなければ熊師の策を教えてくれなかっただろうと思い何か困っている事があるのかと聞くと弟が人質に取られていることを知ります。
穆金は弥弥に必ず戻ると約束し阿詩勒隼の冠を手に1人で牙帳に戻ると天幕を壊していたので不審に思います。
李長歌は阿詩勒隼と再会し無事を喜ぶが刺客が放った矢が阿詩勒隼の胸に突き刺さります。