作品情報/キャスト
マオ・シャオフイとカイ・シュエン共演、乱世に生きる双子姉妹の愛憎渦巻く激動のラブ史劇
原家と竇家が皇位の座をめぐって争う時代。原家の当主・原青江は聖人から6人の子供たちが国を守るという予言を聞き子供たちを集めるとその中に頭脳派・花木槿と武術派・花錦繍の双子姉妹がいました。原青江の息子で足が不自由な三番目の公子・原非白に姉妹は惹かれていくと、原非白の双子の兄で身を隠して暗宮を管理する司馬遽は花錦繍に想いを募らせる。天下と皇位をめぐる権力争いに巻き込まれ恋も立場も行き違っていく姉妹の運命は?
全60話で紹介
ネタバレ感想/双花伝
第13話・天下が必要とする者
連夫人のお腹の子を害そうとしたと濡れ衣を着せられる花木槿は原青江の偉業中に家中で忠臣を陥れるとは鼻で笑います。
杖刑をくらう花木槿を見て姚碧瑩は許しを求めると柳言生に蹴っ飛ばされます。それでも立ち上がり自らの命で花木槿の潔白を証明すると訴え柱に突進していくと原非珏に助けを求められた果璽仁が間一髪のところで助けます。
果璽仁は柳言生とやり合うと毒針を刺されるが韓修竹が指に二本だけで柳言生を抑えつけ同行していた林医師が毒針を抜き治療します。
林医師は自分が姚碧瑩を診察した時に鬱血の症状があり花木槿が薬を受け取っているのを確認していると訴え、胎内状態を診察しましょうかと挑発し花木槿と姚碧瑩を連れて帰ります。
原青江は帰還すると連夫人に毒を盛った原武が処刑されたと報告を受けます。なにやらしでかして口封じしたんだろうと読む原青江は無事に産めるよう東都に送るから3皇子を頼れと連夫人に告げます。
そして紫園のすべてを史慶陪に任せ養生せよと言い捨て出て行きます。
韓修竹と果璽仁は1人ずつ連れて行くことで話がまとまったため花木槿を待っていた原非珏は姚碧瑩が治療を受けていたのでこの子じゃないと駄々こねます。
功を立てた宗明磊は4皇子との縁談は破談になっても近付かないから原非煙を許してほしいと願うと受け入れられます。
幼いころに小五義と離れ金谷真人に連れていかれた斉放は民の命を弄ぶ悪人を斬っていたが目先の者を殺しても世の中的に何も変わらないと叱咤されます。
五子も転じる時と呼んだ金谷真人はもう弟子ではないと追い出すが天下がお前を必要としているんだと心で訴えます。
西楓苑で復活した花木槿は原非白と韓修竹に感謝すると西楓苑に移ることを原青江が承諾したと告げられます。
第14話・想人
花木槿は原非白の脚は治るのかと韓修竹に聞くと金天麻という花が必要だと知ります。
山深い林の岩の隙間に咲いて取るのが難しく、また10年に一度しか咲かない貴重な花ではあるが恩返しのためにも懸命に探し続けます。
原非白は風呂に浸かっていると足が動いたので驚き立ってみるが花木槿に見られてしまいます。
姚碧瑩は宗明磊のことが好きだったが花木槿を慕っているのだと気付き涙を流します。すると金谷真人に「生きていくためには己を強くして自立しなければ、浮雲が視界を遮っているだけかもしれん」と言われ驚くが振り返るともういませんでした。
花木槿は謝梅香の命日に墓参りに行く原非白と韓修竹に同行すると朝廷を裏切った張世顕の残党に襲撃されます。
花木槿は原非白を連れて馬車に逃げ込むが馬がはずれて動き出し崖から転落してしまいます。二人で力を合わせてなんとか追手を始末すると、原非白は張世顕の残党ではなく明家の残党の仕業だと韓修竹に告げます。
連夫人から嫌がらせを受ける花錦繍は柳言生につかわれそうになるが原青江に何度も栄宝堂を離れたいと要求していたため紫辰閣に配属となります。
第15話・心の灯篭
花木槿は詩会に向かう原非白に匂い袋を渡し活躍を祈願していると告げます。
トップの成績で帰った原非白から美しい詩が書かれた灯籠を贈られると自分に宛てた詩だと言われ顔が火照ってしまいます。
原非白の兄・司馬遽との約束の場所にやってきた花錦繍は柳言生に服に仕掛けをされたことで大量の毒蛇に囲まれるが原非白に救われます。
韓修竹から一緒にいたい気持ちは分かるが柳言生の一件があり紫園の者や連夫人が黙っていると思うのかと問われます。自分の感情に従う資格もないのかと嘆くと原非白よりも紫辰閣の主人の方が似合っていると言われ驚きます。
「原青江から寵愛を受け跡継ぎで争う原非白に協力すれば一緒にいられなくても感謝されるだろう」
花斌の娘が原家にいるらしいと報告を受けた竇英華は原青江が気付いているのか調べるよう命じると斉放にいきなり襲撃されます。
斉放は親と村人の仇を取ろうとすると「原青江が二聖を手に入れるべきと陛下に告げたから花斌を捜索せよと勅命を受けたのだ。原青江は最初から花斌は下山を拒否して必ず自害すると分かっていたのだ」と言われます。
斉放が原青江を最初に始末することを決め嘘だったら竇家を皆殺しにすると宣告します。
花木槿は花錦繍が原青江の妾になると噂を耳にし本当なのかと聞きに行くと死んでも栄宝堂に戻りたくないのだと言われます。
柳言生の一件を聞かされ、身を守るためには嫁ぐのだと知り気付いてあげられなかったことを後悔し涙を流します。妹を苦しめた柳言生を殺すために暗器を作って襲撃するが失敗に終わります。
第16話・側室になる条件
原青江の屋敷に侵入した斉放だが陳玉嬌たちに囲まれてしまい一旦退きます。
花木槿は庭を歩いているといきなりナイフを突きつけられるが幼いころに自分が作ってあげたネックレスをしていたので斉放だと気付きます。
思わぬ再会に笑みを見せるが追手がやってきたので花木槿は斉放を連れて隠れます。
「10年前に花斌を陥れた黒幕は原青江だから共に敵を討とう」
花木槿は原青江と竇英華は対立しているから騙されないでと告げるが姉妹が原家で汚い手でのし上がっていると噂があったことで刀を突きつけられます。
「原青江を始末すれば西都は侵略され庶民は路頭に迷うし善良な官吏を誤って殺したでは許されない、いつか一緒に人々のために力を尽くしましょう」
追手に囲まれたので花木槿はわざと人質になり斉放を逃がします。遠くから様子を伺っていた原青江は「斉放を飼いならせるのは六子の長のみ」という金谷真人の言葉を思い出します。
すべてを見抜いていた原非白から説明を求められた花木槿は幼馴染だと正直に告げ、幼いころに目の前で両親を殺され村を潰されたので理由があるのだと話します。
原非白は司馬遽のために花木槿の本心を聞きに行き必ず守ると告げるが、それを目にしていた花木槿は自分の事が好きなわけではないのかと勘違います。原青江がやってきたので原非白は1人で出て行くと花錦繍と密会していたのを暴露したい柳言生が誘導しようとします。
それを耳にしていた花木槿は妹を守るために出て行くと花錦繍じゃなかったので柳言生は動揺します。内心なんで花木槿がいるんだと驚く原非白は密会していたと謝罪すると原青江は問題ないと告げ花木槿を原非白の側室とすると命じました。
裏に隠れていた花錦繍は泣き崩れます。
花斌の娘だと知られていることに驚く花木槿は原青江から忠誠が重要だと言われます。不貞を働いたら毒が動き出す秘伝の薬を飲むよう要求され、花錦繍を大事にすること、原非白が覇者となったら自分を解放すること、竇英華を殺すときには譲ること、柳言生を今すぐ始末することが条件だと告げます。
柳言生に限ってはまだ使い道があるためいずれという事になるがすべての条件が受け入れられます。