作品情報/キャスト
マオ・シャオフイとカイ・シュエン共演、乱世に生きる双子姉妹の愛憎渦巻く激動のラブ史劇
原家と竇家が皇位の座をめぐって争う時代。原家の当主・原青江は聖人から6人の子供たちが国を守るという予言を聞き子供たちを集めるとその中に頭脳派・花木槿と武術派・花錦繍の双子姉妹がいました。原青江の息子で足が不自由な三番目の公子・原非白に姉妹は惹かれていくと、原非白の双子の兄で身を隠して暗宮を管理する司馬遽は花錦繍に想いを募らせる。天下と皇位をめぐる権力争いに巻き込まれ恋も立場も行き違っていく姉妹の運命は?
全60話で紹介
ネタバレ感想/双花伝
第21話・流言
敵兵に弄ばれてしまった原非白は隣で気を失っている宗明磊の言葉から想人が花木槿で間違いなかったと確信し音ていた剣を手にします。
自害しようすると意識が戻った宗明磊に原家のためにも生きるんだと止められます。
西庭皇帝の妻・王皇后は出産を控える連夫人に滋養効果の薬をおくります。浮かない顔して何か心配事でもあるのかと聞くと男が生まれたら命を狙われるのではないかと言われます。
王府や皇宮でも同じで母親は心が休まらないと告げ、更に心配させる言葉を投げかけます。
西庭皇妃・麗貴妃は2皇子・軒本緒に本孝(皇子)はどこに行ったのかと聞くと父杖が遣わした馬車に乗ったと言われます。汴城から逃げ出すときに行方が分からなくなり全員が言っていることが異なるため泣き崩れます。
竇英華に捕らわれた花木槿は頭の弱い演技を見せつけると宣姜は花斌の娘ではないようだと思います。
南国世子・段月容と一緒に返してやるが花木槿は段月容に贈与したと天下に広めました。原非白は精神的に追い詰めることができ、原青江が豫王家と対立すれば南国と共倒れになるはずと企みます。
原非煙は意識朦朧とする宗明磊を必死に村まで運び持っていた全財産をすべて医官に渡し何としても救ってほしいと頭を下げます。
少しずつ回復する宗明磊から紫園に戻れと言われるが自分の事が好きでないのは分かっていても離れるつもりはありません。
第22話・断ち切る想い
牢に閉じ込められた原非白は花木槿を捨てたのだから段月容の妻になろうと関係ないと訴えるが原青江が命を撤回することはありませんでした。
原非煙は宗明磊が復活するまで必死に働き食事代や食べ物を調達します。どんなに苦しくても愛する宗明磊と一緒にいられるので幸せでした。
花錦繍は牢にいる原非白に会いに行き愛しているのは誰だと聞くと花木槿ただ一人だと言われます。仲を引き裂いたのは自分だったのだと思い原非白を逃がし花木槿を探すよう告げます。
陳玉嬌は姉を想っての行動なので花錦繍を許すよう願うが原青江は想定内で罰するつもりはないと言います。どれだけ原家が恥をかいているか自分の耳で聞くべきと思ったのです。
原非白への想いを断ち切るように花錦繍は原青江に身を捧げます。
また宗明磊も花木槿への想いを断ち切り原非煙に結婚しようと告げ二人で一生離れないと誓い合います。
出産して戻ってきた連夫人を出迎える花錦繍は挨拶がなっていないと叱責されます。
第23話・生生不離
花木槿は段月容に連れられ南国へと向かっていたが胡勇が軍を率いて立ち塞がります。
原非白の妾を連れて歩き回る理由を話しながら隙を伺い胡勇の件を引っこ抜き首に突き付けます。人質に取りながら逃走すると隠し持っていた短剣で刺され負傷するが蹴っ飛ばして山を転げ落とします。
花木槿を探す原非白は胡勇を発見し彼女の居場所を問うと敵兵に囲まれてしまうが守るよう原青江に命じられていた陳玉嬌が駆け付けます。
そうせ何か企てているのだろうと分かる原非白は付いてくるなと言い放ちます。
逃走する胡勇は緑水に南国までの道を教え段月容が現れたら誘導して連れてこいと命じます。
行方知れずだった姚碧瑩は砂漠で自分を庇って負傷してしまった原非珏を連れて何とか肱月に到着します。肱月国女皇・阿史那古麗雅は看病すると原非珏は目を覚ますが記憶喪失になっていました。
お気に入りの花木槿だけのことは思い出し姚碧瑩を彼女と勘違いして抱き着きます。原非珏のために花木槿になってくれと頼まれ断るが今まで毒を盛っていたのは花木槿だと言われ困惑します。
一方、宗明磊と結婚した原非煙は変わらず看病を続けていると原非清に発見されます。宗明磊は彼女を紫園に連れて帰ってほしいと願うが原非煙はもう結婚したから一人残して帰るわけにはいかないと言います。
原非清は皇帝から玉璽と遺詔の回収を命じられたから先に入手すれば原青江は許してくれるはずだと言います。
いきなり緑水が現れ花木槿が拘束されてしまいます。自分と北方に行ってくれるなら傷付けたりはしないと訴えられた段月容だが皇帝の密偵だと知らないとでも思っているのかと言い放ちます。
2人は決闘するが緑水が崖から落下してしまい、そこまで悪い人じゃないと把握していたので動揺します。花木槿を助けようとすると生生不離のせいで段月容は全身の体に力が入らなくなり、花木槿も発作を起こします。
第24話・仇討ちの好機
花木槿のフリをして原非珏と過ごす姚碧瑩は肱月の皇太子妃となります。
原非白は史慶陪から「貞操を失った花木槿を必ず捕殺せよ」と原青江の命を聞かされ、監視役として青媚(かつて東営を率いていた者)まで現れます。
原青江と花錦繍は玉璽と遺詔の回収のため牙川に来ていたが立ち寄った店の食事には毒が底まれており襲撃されます。また別の場所では陳玉嬌と宣姜がやりあっていたが二人とも毒針に倒れていました。
原非煙と宗明磊は原青江を救出するが結婚したと知ってもまだお怒りのようなので立ち去ります。
陳玉嬌の足跡を追っていた原青江は途中休んで井戸の水を飲もうとしたが「水には毒が」という矢文が足元に突き刺さります。
先に進むと「伏兵あり、回り道を」と矢文が飛んできます。宗明磊と原非煙は同行できないならと遠くから援護します。
原青江は陳玉嬌と宣姜がそれぞれ玉璽と遺詔を持たされ拘束されているのを目にすると竇英華もやってきます。
原青江と竇英華は互いに仲間を助けて仕掛けられた爆薬を犯人(先帝のお付きの者)に投げつけ殺害します。腹家と竇家はぶつかり遺詔は争いの中で切られたので効力をなくし玉璽は何とか原家が手に入れます。
宗明磊は原青江を救い出してから立ち去ろうとすると娘の名前を着やすく呼ぶなと言われます。保身のために娘を年寄りに嫁がせようとしたのに親子の情に訴えるとは笑止千万だと言い放ちます。
すると明家の残党率いる明鳳卿が現れ「陽児やれ」と命じてきました。原青江は青舞の息子だったのかと驚き命はくれてやるが青舞を殺したのはお前の父・明風揚だと告げます。
原家の隠密がやってきたことで明家は去っていき、原青江は陽児が生きていたことを内心喜んでおり原非煙を頼むと言いました。
花錦繡はせっかく玉璽を奪還しても手柄を横取りされた気分となります。