作品情報/キャスト
バイ・ルーとライ・イー共演・相性最悪の2人が事件解決のためにタッグを組むラブ史劇
節度使が統治する地方都市・銀城は万華楼を境に上流階級の住む北城と庶民が暮らす南城に分かれていました。南城の覇権を争う竜竹帮の帮主・竜傲一は北城最大の絹織物商家から貴重な金糸が盗まれ当主の李清流に犯人だと疑われる。濡れ衣を晴らすため新絲路で働くことになり李清流から商売の神髄を学び始める。出生の秘密を知った李清流は竜傲一を残して都に戻る決断をするが、謎の陰謀に巻き込まれた竜傲一はある目的を胸に李清流の側室として宮中に入り込む。
全40話で紹介
ネタバレ感想/万華楼
第19話・
長安から戻った杜長風は杜小仙を呼び、新絲路から手を引き節度使の娘として過ごせと告げます。
東女国への贈り物を作る任務を任され国家間の贈り物は夫婦の秘事が描かれ嫁入り道具にもする女児図と決まりました。
引き受けてほしいと杜長風に頼まれた新絲路の李清流は工芸品とは無縁だから役不足だと告げるが、朝廷で名を挙げられるぞと昭王がやってきました。
夫婦の情交を描いた絵であるが下品になってはいけないので困惑する李清流は絵師を捜しに出かけるが見つかりません。
最初から脳裏には浮かんでいたがやはり竜傲一に相談するしかないと思い連絡を入れます。
街中の噂を耳にしていた竜傲一は告白されると想いモゾモゾしていたが女児図の事で相談があると言われ酒を吹き出します。
新しく店を構えて女児図を作り4割寄越せ、絵師のみ手配するから後は勝手にやれと告げます。
商店・青竜号を設立し女児図を作ることになったが告白がなかったことで竜傲一の心は荒れます。成立したことを祝い乾杯の準備をしていた所へ杜小仙が女児紅を持って現れました。
創業時の努力に敬意を表し盃を手にする小仙だが、「5月の大雨の日じぶんは職人に給金を出す準備をして無情な人と事業を築き上げた」と抑えきれない胸の内を皆の前で吐露し、涙をこぼし去ります。
李清流は追いかけると「一緒に築き上げてきたのに何の相談もなく店を開かれ自分を遠ざけるなんて・・・」と言われ、女児図の事で追い詰められた結果であり妹同然と思っているのは変わらないと告げます。
第20話・
女児図の製作が進む中で竜傲一たちは影絵で表現し、それを見てデザインします。
昭王は進んで竜傲一を手伝おうとやってきたが竜傲一と李清流が抱き合っている影絵を目にし嫉妬して出て行きます。
腹ごしらえしていると元気なさそうに小仙が歩いていたので酒に誘います。
小仙が朝まで昭王と飲んでいたと炎彬から報告を受けた李清流は昭王を訪ね恋の相手と考えているのかと聞きます。
小仙と会っていたのが気に食わないようだが唯一惚れているのは竜傲一だけと言われ小仙を傷付けて何も思わないのかと逆に問われます。
生糸が足りない問題が勃発し役人がすべて買い取ったと知った昭王は県令を問い詰めるとダメになってすべて捨てたと言われます。
新絲路を陥れようとしたのだと察知し納得するフリをして闇の銭荘を調べると生糸を発見します。竜傲一も元手になる種繭を農家から出してもらったことで生糸は手に入り女児図は無事に仕上がります。
小仙は新絲路を出て行く準備もしていないのに先に長安へ行って住まいを整えるよう杜長風に言われます。
第21話・
女児図が完成し李清流は感謝のしるしに宴を開きます。
みんな気持ちよく酔い楽しむと、李清流は女らしさに欠けるからもったいないと竜傲一に告げます。
竜傲一は五雲閣にでも行けばいいと話を流し新絲路には遠く及ばないが竜竹帮だけでもやっていけると思い青竜号を解散すると告げます。李清流はこれを機に事業拡大するものと思っていたので納得できず深酔いして想いをぶつけると竜傲一は卑劣な悪徳商人をやっつけるかと口にし改めて乾杯します。
酔いつぶれた李清流を副幇主・呂乗雲は新絲路の寝室まで送るがドアを閉めて李清流の体にある傷を確認します。
翌朝、杜長風の任官に同行するため小仙が長安へ向かったと文で知った李清流は極上の布を準備するよう炎彬に告げます。
長安には杜長風を訴える密書が届いており、銀城で受けた賄についての内容だと知った杜長風は内情の仕業かと思います。私的に4000万両を受領したことが書かれておりバレたら一族取り潰しだが「気を付けろ」との知らせだったので命拾いし、盾突くものは誰なのかと考えます。
杜長風から公文書を渡された李清流は商人が外交使節など分不相応だと告げます。
すると東女国の公主に献上する際に詳しく説明できるのは新絲路の者しかいないと言われてしまいます。李清流は東女国への贈り物を届ける役目を朝廷から任されたから腕の立つ者はいないかと竜傲一に相談します。
李清流、竜傲一、炎彬、小芹の4人が出発することになり、昭王も行こうとするが杜長風に止められすぐに長安へ戻るよう徳妃からに文を渡されます。
昭王はすぐに長安に戻ると杜長風の汚職はもう調べるなと言われ徳妃に言われ困惑します。
第22話・
飢きんによる避難民に何回も出くわす李清流と竜傲一は災害時に朝廷は水運を使って遠方の物資を求めるので今後国全体で水運が主流になると気付きます。
荷揚げ地を買い占めれば銀城の外の業者が欲しがるはずです。運送業である漕運は長江を中心に動く翁大有が牛耳っており前に命を助けたことがあるので銀城での準備のため炎彬と小芹を帰らせ、李清流と竜傲一は翁大有に会いに行きます。
李清流と竜傲一は交渉の結果、全国の水運の関所に号令することができる通行証(の役割みたいな物)を渡され感謝します。
徳妃に呼ばれた昭王は科挙の主任試験官の梁宏図が合格者の枠を豪富の子弟に売ったとして趙晋が弾劾したと知ります。
梁宏図は皇太子派で朝廷では対立しているので趙晋を丸めこむべきと龐と話し合っていたので何であんなケダモノなんかと思うが進言が許されません。
杜長風は汚職の後始末に追われるが自分を潔白にするのではなく周囲を黒にするため商家から2倍の税を取り逆らうものは財産を募集し封鎖するよう命じます。
第23話・
李清流と竜傲一が関所に現れず哲羅集落に入ったと報告を受けた杜長風は、このままでは武器製造の図解書を密輸した罪で捕らわれてしまうので哲羅に向かいます。
女が主導権を握る異民族の集落に泊まった李清流と竜傲一だが、李清流はダバルに気に入られ夜這いをかけられたので竜傲一の部屋に逃げ込みます。
「お前は仲間にいい暮らしをさせたい。私は新絲路の商いを大きくしたい。天賦の商いの才があり私はその方面に通じている。これからも協力すれば互いの夢が叶えられるのでは?」
内心喜ぶ竜傲一はそれもそうだなとさらっと流し眠いと言って横になります。
都にいる昭王は宴を欠席すると徳妃が叱責しにやってきます。
幼いころに謎解きをして入手した灯篭の穂を母上が剣穂に編みなおし褒美にくれて宝物として大事に持っていたが、あの日を境に母親は変わってしまったと告げます。
それでもすべてに従っていたが、祖父を陥れて龐家滅亡を目論んだ趙晋に媚びることはできないと訴えます。龐家が着せられた罪は一族斬首に値するが趙晋が無実の証拠を持っていると知り守るためには操を破るしかなかったのだと徳妃は言います。
東女国へ行く道が半月前の鉄砲水で塞がれたとダバルに知らされた李清流は関所は通れないと思います。半月前に道が塞がれているのなら役所は知っているはずであり何か魂胆があると思ったのです。
竜傲一は贈物を開けて中身を確認しようとするが掟に反します。すると野狼湖の道なら関所を通らず行けると知り案内を頼みます。