作品情報/キャスト
グアン・シャオトンとホウ・ミンハオ共演の中国宮廷ロマンスラブ史劇
何不自由なく暮らす班家の長女・班婳は家族が不幸に見舞われる予知夢を見る。武術が得意で正義感強い班婳は悲劇を回避するため行動を起こすと名声高い貴公子・容瑕と出会う。自分にまったくなびかない彼に興味を持つが容瑕は両親の仇を討つために復讐計画を進めていた。班婳は皇帝や高官に対しても物怖じせず発言しライバルであっても冤罪と分かれば無実の証拠を探し出し自身が間違っていた時には潔く謝る強さも持つ。次第に宮廷の覇権争いに巻き込まれていくが運命を切り開いて生きる姿に共感すること間違いなし。
完全版で紹介しています
ネタバレ感想/夢織姫
第25話・
祖父・石崇海から班淮を襲った無実の罪を着せられた石飛仙は署名しようとします。
駆け付けた班婳は何で無実の罪を認めるんだと訴えると彼女が認めるので石晋に証拠となる文を出すようお願いします。
石晋の様子を見て石崇海が奪ったのだと察知し保身のために孫を罪人に仕立て上げて恥ずかしくないのかと言い放ちます。
勾留を解かれた容瑕は石崇海がどんな人間か忘れないと告げ班婳を連れて出て行きます。
容瑕は石崇海の行いはおそらく雲慶帝の意を受けたはずだと告げます。
皇帝は左右2相国制を廃止し石崇海が相国として百官を束ねると告げ、石晋を禁衛軍の正統領に任じます。
石晋は石飛仙の西州へ流刑を解くよう皇帝に謁見を願って跪きます。すると無断で朝議を休んだ上に直訴を試みるとは何を考えているんだと石崇海に叱咤されます。
班婳と容瑕は西州に護送される石飛仙を見送ります。謝婉瑜は無実なんだから石飛仙を救ってと謝重錦にお願いするが謝家が栄えるために犠牲はつきものと言われます。
班婳は2皇子・蒋洛の屋敷に侵入して刀を突き付けると殺すつもりはないと知った蒋洛は急に強がるが石飛仙の命が危ないと言われ動揺します。
「妹を嫁がせたのに石飛仙の想いは消えていないのだから謝重錦が黙っているとでも思っているのか」
班婳は密かに石飛仙を守るよう艾頗国の王子・阿克斉に頼んであり班家の者に危害を加えないこと、帝位を狙わないこと、反省文に署名することを条件に石飛仙を助けてやると告げます。
容瑕は謝重錦を捕らえ石飛仙に刺客をおくったことまでは蒋洛に伝えていないのだろうと告げます。
「謝重錦の所業だと知ったら蒋洛は謝婉瑜をどうするかな?」
そのころ、石飛仙は賊に襲われて崖に追い詰められ辱めをうけるぐらいならと身を投げるが班婳が依頼した阿克斉に助けられます。
第26話・
宴に招待された班家は皇后に強いられた蒋洛から謝罪されます。
蒋洛は謝重錦から石飛仙は賊に襲われたらしいと報告を受けるが口封じに刺客を送ったのはお前だろうと胸蔵を掴みます。
皇太子と今後争うのなら石家は決裂させるのがベストだと思ったと弁明されると忠誠心を見せる機会をお願いされたので彼女を無事に連れて帰れと命じます。
容家職が命を落としたのは事故ではないと確信して調べていた容瑕は謝重錦を通して趙賢才を紹介してもらい、銀300で事故に装い始末するよう石家が依頼していたことが分かります。
班婳が趙順子を連れて皇帝に謁見すると報告を受けた石崇海は激しく動揺し謝重錦の策とは知らずにさっさと趙順子を始末しろと命じます。
趙順子を殺された班婳は石崇海に対して強い恨みを抱き、容瑕は朝議の場で飢饉を招き斉州の民を見殺しにした石崇海を罰するべきと皇帝に訴えます。
官職を売り趙長官を死に追いやったと言い放つと皇帝は最後の機会を与えたつもりだったが残念だと血書を投げつけます。
容瑕は火事で隠蔽を試みたが趙順子と老母は逃げ出しており血書が陛下の手に渡らないように焼き鳥で趙順子をおびき寄せ、善堂で孤児を受け入れていたのは誰にも悟られずに趙順子を始末するのが目的だったからだと言い放ちます。
血書は趙順子の衣の中に縫い付けられており殺害しなければ気付かれなかった、証拠を前に言い逃れするなと容瑕は言い放つと血書を読む石晋は祖父に愕然とします。
皇帝は斉州で買官し趙氏を殺した者、賄を受け法を曲げた呉幕僚を処刑せよと命じます。石崇海はすべての官職から罷免されて投獄され、蒋洛はよくやったと謝重錦の肩を叩きます。
石飛仙の居場所を知り蒋洛はすぐに迎えに行くが謝重錦は口封じを再度命じていました。
第27話・
目を覚ます石飛仙は農村に住む夫婦に預けられており世話を任されたが名乗らずに銭だけ置いていったと聞かされます。
眉目奇麗で礼儀正しい人ではないかと聞くと男前だったと言われ実際は阿克斉だったが容瑕に違いないと思い込みます。
石崇海を糾弾した容瑕は酒を手に石府を訪れます。両親と兄が命を落としたのは何故なのかと訴えると石崇海は当時の事を語り始めます。
班将軍が虎符を失うと即位した雲慶帝は捜させたが見つからず容瑕の父親を通じても分かりませんでした。厳暉に呼び出された石崇海と謝成炎は毒が入った酒を容家に届けるよう命じられました。
皇帝は厳暉が手にかけたと知り激怒すると「虎符のためです。容家になかったので大長公主のもとにあると思われる」と言われます。盗み聞きしていた石崇海は厳暉が大長公主も殺めようとしているのだと知って駆け付け毒入りだからお菓子を口にしてはダメだと叫びました。
容家でただ1人生き残った容瑕は皇太子の学友として宮中に送りこまれたのです・・・
容瑕は孫娘を皇太子妃に据えるという条件を飲んだはずだし大長公主に接近したのは虎符のためだと言い放ち酒を差し出します。覚悟を決めて石崇海は飲むと容瑕は父や班大将軍に遭う資格はないと告げ去ります。
農家で過ごしていた石飛仙だったが男は自分の体目当て、女は金目当てで面倒を見ていたのだと知り放火して去ります。
石飛仙を迎えに来た蒋洛は燃えている小屋の中で石飛仙の簪を見つけ愕然とします
第28話・
蒋洛は放火して石飛仙を消したのはお前かと謝重錦に詰め寄ると否定され皇位につきたいのなら自分が必要だと言われます。
石崇海が失脚したいま容瑕さえ始末すれば皇太子は孤立無援になると言われ誰がやるのかと聞くと陛下だと言われます。
石飛仙はわざと蒋洛の馬車の前に飛び出て偶然の再会を装い蒋洛の屋敷の離れで世話になります。謝婉瑜は石飛仙の無事を知って涙を流して再会を喜びます。
容瑕は蒋洛と謝重錦に呼び出され雲慶帝への恨みを晴らす時だと復讐をけしかけられます。雲慶帝の寝殿に参内した容瑕はなんで父と班大将軍は命を落とすことになったのかと聞きます。
石崇海と厳暉の仕業だと後から分かったが国の安定を考えると耐えるしかなかったのだと言われます。そばに置いたのは魔の手から守るためだけではなく容に対する慚愧の念からであり育て上げることで償おうとしたのです。
納得できない容瑕は朝廷での横暴を許し大業の民に危害を与えたと詰め寄り匕首を取りだして陛下とは袂を分かつと宣言します。
陛下が倒れたと報告を受けた班婳は容瑕に去られることを悩んでいるのだと知り時間が必要だと告げます。
容瑕は預かっていた班大将軍の虎符を皇太子に託し、班婳と共に朝廷を離れて暮らしたいのだと告げます。しかし皇后から容瑕という名前は皇帝が授けたもので瑕は美しい者が持つきずという意味だと知らされます。
どんなに過ちを犯しても皆に受け容れられるようにと願いが込められていると知り容瑕は涙を浮かべます。
容瑕が皇太子に虎符をたくしたと知った皇帝は宮中で容瑕の婚礼を行いあわせて皇子に封じると決め異議を唱えることは許さないと蒋洛と皇太子に告げます。