作品情報・キャスト
推理小説家の妻と離婚専門弁護士の夫が繰り広げる韓国ブラックコメディ
ウソンは浮気したら死ぬと念書を書いてプロポーズし結婚する。5年後、離婚弁護士として活躍するウソンはメディアにも取り上げられるほど人気だったが実は複数の女性と浮気を重ねていた。犯罪小説家の妻の目を欺くため証拠を消す毎日だったが、ある日妻が浮気相手のスジョンを食事に招待したので驚く。スジョンが行方不明になると妻が犯罪専門家として失踪事件の捜査に加わることになった。
全16話で紹介
ネタバレ感想/浮気したら死ぬ
第14話
夜中にウソンを共同墓地へ連れて行くヨジュはチェーンソーを片手に何か秘密はあるかと聞きます。
国家情報院からヨジュの疑わしい痕跡を消すよう命じられていたスホは背後に大統領候補パク議員がいると知り政界進出を目指すウソンも監視するよう言われます。チェーンソーを手に迫っている彼女を目にしドンギュン課長に危険を冒した場合は介入してもいいのかと電話します。
拳銃を手にスホが様子を伺うなかヨジュは今日こそ秘密を話そうと決意していたが苦しくなって倒れてしまいます。
落ち着いてからカン・ヨノクのお墓の前に行き25年も来なかったことを謝罪します。そして25年前に自分が学生だった頃に転落死した母親だとウソンに告げます。
やっと会わせてくれたねとヨジュに伝えるウソンだが実は5年前からお墓の手入れをしており、家政婦から聞かされヨジュを幸せにして嫌な記憶を忘れさせると約束したことを想いだします。
病院で目を覚ますミレは夫の暴力に耐えられず母親にも虐げられているため屋上から飛び降りようとしたがウソンからの電話で思いとどまります。
ウソンの携帯に出るヨジュはジノからコ・ビョンヒの件で裁判所から書面の催促がきていると言われます。妻に浮気されたと主張するコ・ビョンヒは二面性があり離婚を阻止する側のウソンに悪質なDV夫だから離婚させるよう告げます。
パク議員はウソンを新国党に連れて行ったかつての仲間ナム・ギリョンに後悔させてやると訴えます。
テレビ局PDから出演依頼を受けたヨジュはスジョンの事件についてと言われ受け入れます。刑事や専門家、法律顧問の弁護士との会議があるために出て行くがウソンは弁護士がかつての浮気相手パク・ヘギョンだったので余計なことを言わせないために協力を買って勝手に参加します。
ヨジュは興信所社長で元刑事クァク・チョンムンを推薦し、パク議員から命じられたドンギュンは番組にスホの後輩オム・ジウンを潜入させます。
みんなでスジョンの足取りを追う中、香水瓶の破片が遺体の衣服から発見されたことを知るが、そのころ、家政婦は庭から割れた香水瓶を掘り起こしていました。
第15話
9年前、スンチョルは検問中にトランクに押し込められているスジョンを救出したことで当時刑事だったクァクに協力班に誘われました。
汚職の中心人物がパク・チェグンでロビー活動に女優を使っており、事務所代表ユン・ヒョンスクがパクの妻で共謀して軍幹部を脅迫し武器の売買を契約を結んでいました。
ロビー活動はパクの通う教会ではないかと疑って作戦を考えコードネーム「秘密の礼拝室」とし、その記事を書いたのがヨジュと車爆破で亡くなったチュ・ミンジェでした。
スジョンがアメリカに行く羽目になったのはこの記事が原因でした。
スジョンの遺体の衣服から発見され香水にヨジュは何も知らないと告げます。ウソンは警察に嘘をついた妻の意図がわからずジノに秘密ばっかりだと相談すると「まさか知ったのか」と驚かれます。
どうゆう意味かと訴えると夫婦関係は信頼が命だから妻を疑うなと意味深なことを言われます。追及すると「もしかしたら助手と・・・」と言われ、まさかと思いながら帰宅すると地下室で一緒にいたので妻とスホの関係を疑い始めます。
スホは地下室で「秘密の礼拝室」の記事とボイスレコーダーを発見します。ボイスレコーダーを確認するとヨジュとチュ・ミンジェが結婚の約束をしていたのは10年絶縁状態の父パクに会いに行く口実で偽装結婚だと知ります。
ミンジェはその時にパクの部屋に盗聴器を仕掛け隠し扉の暗証番号を読み取りクァクに届けに行こうとしたところ車が爆破し婚約者ともども命を落としてしまったのです。
ヨジュはヤン代表とミンジェの納骨堂へ行くと「もう終わりにしないか」と言われます。そのつもりだったがスジョンが殺害されたので見過ごせないと告げ近いうちに犯人が訪ねてくるはずと告げます。
ヨジュは事務所代表ユン・ヒョンスクに捜査協力を求めると自分を同席させることが条件だと刑事に頼まれスホを一緒に連れて行きます。
ヨジュは学生の時に母親の転落を目のあたりにし見上げるとヒョンスクが見下ろしていたので当時のことを思い出し息苦しくなります。母親の死後しばらく声が出なくなり精神科に通っていました。
スホは日光が刺激していると察知し自分は日光アレルギーなんだと日傘をさすと落ち着きを取り戻すヨジュは助手のために場所を変えようと席を立ちます。
スジョンは失踪前日に放送人賞を受賞し会見でファンが恋しくて戻ってきたと発言していました。ドッキが自分を監視して代表に報告していたのだと疑いトロフィーを投げつけると鏡が割れてしまいトロフィーを拾うとしたドッキが指を切って出血してしまいます。
トロフィーにドッキの血痕が付着していたのはそのためでした。
ヨジュはスジョンと会った時にファンとは誰の事かと聞いていました。秘密の礼拝室で密会していた人物だろうと追及すると大統領だと言われました。
スギョンは9年前に殺されかけたのに大統領を離婚させるために戻ってきたと知りヨジュは目を覚ませと水をぶっかけました。
もし大統領とのスキャンダルが報道されれば民進党は次の大統領に勝てないから夫のために行動した・・・可能性はあるとヒョンスクに言います。
すると刑事のもとに自首してきた者がいると電話が来ます。
第16話(最終話)
スンチョル刑事のもとに犯人が自首したと電話が入り解散となるがヨジュは自首したのは家政婦ジノクだろうが犯人ではないと告げます。
スジョンのマンションの防犯カメラの映像を見せ彼女の部屋から確かに家政婦が慌てた様子で出てきたが服が奇麗で返り血を浴びていないと告げます。
家政婦は犯人がスジョンだと勘違いし凶器を回収して冷蔵庫にひとまず隠していたから血痕が付着していたのです。
そのころ、ミレが訪ねてきて離婚したいと依頼を受けたウソンは彼女が財閥令嬢だと知って驚きます。
家政婦が警察署にいると知らされ面会に行き犯人じゃないでしょうと訴えるが、あなたが浮気していたのが原因だと言われ困惑します。
ヨジュは平凡な家政婦が犯人なら証拠がたくさん出てくるはずと告げ、刑事さんもスジョン殺害が10年前の事件と関係があると疑っているでしょうと訴えます。
そのころ、パクとヒョンスク、ドンジギュンは先手を打たなければ危険だと話し合っていました。ヒョンスクはそもそも何で掘り起こして遺体を移したんだとドンギュンに八つ当たりします。
ヨジュは決定的な証拠を手に入れるため家政婦と面会し香水瓶を見て自分が殺したと勘違いしたんだろうと告げます。真犯人を突き止めるためには凶器が必要だと訴え隠し場所を教えてもらいます。
警察はすぐに回収して調べるとヒョンスクの指紋と一致し逮捕しに行きます。
スジョンを止めようとしたヒョンスクはどうせ愛人止まりになるんだからやめておけと説得したが「あなたと同じように殺して後妻になる」と言われ激怒し刺し殺したのです。
警察署でヒョンスクとすれ違うヨジュは娘は母親と同じ道をたどるはずと挑発されます。
ヨジュは刑事からも家政婦からも犯人だと疑われたが殺す動機がないので不思議に思っていました。
ヨジュが監視カメラのUSBを警察に渡しあと知ったウソンはバレたかもしれないと不安に襲われ歩いていると上空から看板が落下してきてぎりぎりでかわします。
ヨジュは「浮気したら死ぬ」の新作を書き上げ出版社に届けます。回収したドンギュンはパクに渡しに行き秘密の礼拝室とも無関係だったと告げると無駄骨だったなと言われます。
しかし本が出版されるとすべて実名で書かれておりドンギュンは偽の出版社であることが最初から見抜かれていたんだと本を読んで知ります。
パクは選挙目前にして性接待事件で拘束されます。スホは自分の正体をいつ知ったのか聞くとデモ隊から投げられた生卵をキャッチした時だと知らされ助手になる前からだったのかとお手上げ状態となります。
ミレは麻薬を売った罪で逮捕されたジェハの面会に行き離婚してと訴えるとここを出たら殺すと脅迫されます。しかし麻薬依存症だし薬を買った客をどんどん作り出すから出られないしマスコミにも流すと言い放ちます。
ウソンはジノを呼び出しスホが特殊部隊出身で興信所にもいたから事故に見せかけて殺されそうになったと相談します。妻が15億ウォンの生命保険をかけていたから共謀しているかもしれない言います。
酔っ払って帰るときにミレに離婚請求されたジェハが激怒して痛い目に遭わせろと命じたために拉致され暴行を受けます。
翌朝、家で目を覚ますと5千万ウォンを誰かに送金していました。うっすらとスホの事を思い出すウソンは君が指示したのかと聞くとヨジュは認めたので「僕が浮気したから」と訴えます。
しかし、ヨジュが指示したのは夫のボディーガードであり浮気したの?と聞かれ慌てて「浮気を疑ってから」と弁明します。ヨジュが政界進出を認めたのも国会議員になれば向こうも手出しできないと思ったからでした。
国家情報院を辞めたスホに口説かれたヨジュは一瞬躊躇するが忙しいから駄目だと告げます。
するとクァクから「ヨジュを殺すよう依頼された二人の男から依頼されたから用心しろ」と電話があります。便利屋の二人の男は激しく酔っ払っているウソンから妻の殺害を依頼されたが怖くてできないのでクァクのもとを訪ねたのです。
夫は浮気して自分が邪魔になったのだと思い、ヨジュは帰宅した夫にナイフを突き刺しました。
「パラサイト半地下の家族」や「浮気したら死ぬ」のチョ・ヨジョン主演の愛憎サスペンス