作品情報・キャスト
逆境を乗り越えていくヒロインと記憶を失った溺愛殿下の一途な愛を描くロマンス時代劇
織物業を営む謝家の娘・謝小霓は宮中に生地や衣類を納める商家を決める錦繍大会が開かれると知って張り切が陥れられ家も家族もなくなってしまう。家族の恨みを晴らし商売を再開させようと決意する彼女は霓裳という偽名で技術を学ぶと昔助けた皇子・歐陽子虞と再会する。大ヒット作「花不棄」の制作会社が贈る勇敢なヒロインシリーズ第二弾!!
全40話で紹介します
ネタバレ感想/霓裳
第4話・すり替えられた真珠
錦繍大会で優勝した謝家は西州の使者に贈る衣装作りを命じられます。謝小霓は真珠粉で幻彩羅の輝きをさらに豪華にさせようと意見を述べるが陛下が真珠粉を下賜されたと知る高璇は蘇功銘を呼び出しすり替えろと命じます。
蘇功銘はさすがにそれは大罪だとおそれるが袁道成がついているし今後宮市局との関係が崩れてもいいのかと脅され仕方なく実行します。
西州の使者たちが下賜された衣を着て体中に湿疹が起こったと知り袁道成は陛下に報告します。
毒のある真珠粉を使ったと濡れ衣を着せられた謝家は捕らえられ大理寺に入れられます。陛下からの真珠粉を横領し粗悪品な真珠粉を使ったと報告を受けた洛王は謝家の者たちは品行方正でそのような者には見えなかったと首をかしげます。
大理寺で裁判が行われると謝林甫は後ろ暗いことは何もしていないと訴えます。謝家が隠していたと真珠粉が入った箱を見せられるが謝楓は使ったのだから封がされていることがおかしいと訴えます。
宮市局から頂戴した箱ではないのに責められたので宮市局の陰謀だと分かるが一家4人は流刑を命じられ財産を没収されてしまいます。
都から追放となってしまった謝小霓は見送りに来てくれた紅蕊や家職たちに必ず謝家を再興すると誓います。
普通の真珠で事足りるのに粗悪品をわざわざ使うとは下手したら巻き込まれていたと高璇から叱責を受けた蘇功銘は巻き返しを図るのを今のうちに阻止した方がいいのではと言われます。
護送中の謝小霓たちは蘇功銘に雇われた刺客・申藍に襲われます。両親は命を犠牲にして二人の子を逃がすが追い詰められた謝小霓は自分の命を犠牲して吊橋を切断した謝楓に逃がされます。
必ず謝家を再興させると誓う謝小霓だが家族を失ったショックで倒れてしまいます。目を覚ますと趙通紳と趙夫人に助けられており雲綿荘の主人・雲娘を紹介されます。
第5話・生きるための選択
衣装作りの工房・雲錦荘で目を覚ました謝小霓は家や両親はどこにいるのか聞かれ困惑し覚えていないと告げます。
名前は霓裳(げいしょう)と偽ると雲綿荘の主人・雲娘は覚えていないフリをしているだけだろうと部屋を出て行ってしまいます。
弟子に慣れたら幸運だと趙夫人にアドバイスをもらい追いかけて弟子入りを志願します。技能を身に着けて商売を成功させたいのだと訴えると何か思い出したかと聞かれ、家族を失って行き場がないと正直に伝えます。
不信感を抱く雲娘は追い出せと命じるが趙通紳と趙夫人が彼女を庇うので明朝までに庭に5つある水瓶に水を満たすことができれば弟子にしてやると言います。
雲娘の息子・承天に心配されるが必ず家族の敵を討って謝家を再興すると誓う霓裳(謝小霓)は誰の力も借りずに一晩中水を運びます。
恵みの雨が降った事で条件をクリアし雨水がダメだとは言われていないと訴えると残ることが許されます。下働きをしながら授業を盗み見していると承天が招いてくれるが雲娘に仕事に戻れと言われてしまいます。
しかし、霓裳は色あせてしまった染物を灰汁を使って元に戻すと遠くから様子を伺っていた雲娘を笑みを見せ授業参加を許可します。
申藍は謝家を襲うときに兄を失ってしまったので蘇功銘のもとに押し掛け報酬以外に500料払えと剣を突き付けます。
申藍には脅され宮市局からは上納金を増やせと追い詰められる蘇功銘はうんざりします。
第6話・師匠の厳しい指導
霓裳(謝小霓)は帳簿付けができない承天を手伝ってあげます。
霓裳は刺繍を完成させようと頑張るが師匠はなんだかんだいって霓裳を期待しているのだと察知した顔文秀たちに嫌がらせを受けます。
顔文秀は霓裳が皆と共に学ぶのはよいことだが不満に思う人もいると師匠に告げます。基礎がないため手が遅く夜も課題をやるので皆が眠れないと訴えるがそこに霓裳が刺繍を完成させてやってきます。
嫌がらせを受けて外で刺繍をやっていたのを知っていた雲娘は梅さんと住むよう告げるが三カ月で皆に追いつかなければ退学だと厳しくします。
これでみんな気にせず眠れるだろうと師匠に言われた顔文秀は仕方なく引きさがります。
皇帝に献上する磁器を探すため洛王(歐陽子虞)は弟子の小路を連れて淮州に向かいます。
治水は水路が頼りだが川と水路の間の流れが漂ると水害が起きてしまうと話していると雲娘の義兄で監察官の趙通紳に声をかけられます。
洛王は振り向くと追いでとは知らず失礼しましたと謝罪され、知恵を賜りたいからと屋敷に招かれます。
有名な刺繍の学院・雲錦荘があると知り都から来た商人のふりをして視察します。洛王は見覚えある霓裳を見て懐かしさを感じ彼女に案内を頼みたいと雲娘に願います。
第7話・引き寄せられた縁
どこかで会ったことはないかと洛王に聞かれる霓裳は俯きながら人違いだと思うと告げます。
案内係を務めることになってしまった霓裳は以前会ったことがあるだろうとしつこく聞かれ、高貴な方はお知り合いも多いからそう感じたのでしょうと告げます。
しかし、身分が高貴だとなぜ分かったのだと追及されてしまい物腰が優雅だったからと誤魔化します。
母・雲娘から身分を聞かされていた承天は何かあったら霓裳が危険だと思い急用だと呼び出して代わりに顔文秀を行かせます。案内係が変わってしまった洛王は懐かしみを感じる霓裳に興味があったので去っていく彼女の後姿を追います。
蘇家と旧知の仲である顔家は昔、顔文秀を蘇文宇の許嫁にしました。雲錦荘で学んでいる顔文秀がもうすぐ卒業を迎え都で商売を学ばせたいようだから迎えに行けと蘇功銘に言われた蘇文宇は受け入れるが謝小霓を今でも想っているため縁談については妹としか思っていないと断ります。
雲錦荘では梅おばさんに似合う衣装作りの課題を発表する日がやってきます。
力仕事や水汲みや床拭きをする梅おばさんにはあでやかな衣は合わず、実用性と斬新さを兼ね備えた衣装を作った霓裳だけが合格します。