作品概要/キャスト
チャオ・リーイン主演・女スパイと身分を超えた2人の公子との劇的な愛の物語
諜紙天眼を率いる宇文玥は貴族の子息たちによる人狩りから生き残った記憶喪失の娘・小六に武芸の才を感じ星児と名を与えて厳しい訓練を課していく。彼女は、自分を楚喬と呼ぶ女の記憶を頼りに自身の出自を求めながら宇文玥から与えられる過酷な任務を遂行していく。楚喬は宇文玥と彼の親友・燕洵との間で揺れ動く思いを抱えながら国を揺るがす大乱へ身を投じていく。
楚喬/星児/荊小六(チャオ・リーイン)宇文玥(ケニー・リン)燕洵(ショーン・ドウ)元淳/淳公主(リー・チン)蕭策(ダン・ルン)元嵩/裕王(ニウ・ジュンフェン)月七(シン・ジャオリン)宇文壊(ワン・ヤンリン)など
全58話で紹介
ネタバレ感想/楚喬伝
11話・灯籠祭り
紅山院が池の水を抜くと耳にした星児は宗の死体が発見されるのも時間の問題だと思い宇文玥が出かけたら北門の茶牢に行くよう小七と小八に告げます。
後から行くと告げ奴婢解放書を偽造するが新しい衣が届き宇文玥から灯籠祭りに連れ出されてしまいます。
時間を気にしながら楽しむと謎かけに正解して商品を取りに宇文玥が離れたのでその隙に抜け出します。男女(梁の公主と隠心)から灯籠はどこで買えるのかと聞かれ宇文玥に買ってもらった兎の灯籠を渡し先を急ぐと失礼します。
風雲令主と同じ目をしていると隠心が話すと「宇文昊を殺しお前に重傷を負わせた奴か、追わないのか」と公主に聞かれます。
星児に追いつき攻撃するが腕はたつが風雲令主とは雲泥の差だと思い、更に燕北世子・燕洵が現れたため姿を消します。
星児と燕洵は刺客の襲撃に遭い逃走すると落とし穴にはまってしまいます。瘴気が漂っているため長時間いれば命はありません。踏み台にして助けを呼びに行けと言われた星児は貴族なのに奴婢に踏み台にされても何も思わない人もいるのだと困惑しながら脱出します。
妹のところに急がねばと思うが燕洵を無視することはできないので長くて太い枝を斬り落とし穴に落として登らせます。
足を負傷していた星児は燕洵に背負ってもらうが魏一族の魏舒游の流民虐殺を目撃します。目に涙を浮かべる星児だが妹も見つかったら殺されてしまうと思い燕洵を別れ急いで向かいます。
12話・3つの死体
妹たちのもとに駆け付ける星児は貴族に弄ばれそうになっていたところを助けるが小八が顔に傷を負っていました。
早く治療しなければ顔に一生傷が残ってしまうと小八は動揺します。早く逃げなければと小七は口にするが脱走した奴婢が殺されているのを目にしていたので星児は青山院に戻ると告げます。
宇文玥の部屋を訪ねようとしたが目の前で電気が消えたので引きさがります。どうしても寝れないので夜中に出て行くと足を踏み外し落下してしまうが宇文玥に抱きかかえられます。
灯籠祭りのあと何者かに命を狙われたところ燕洵に助けられたと告げるが聞きたい話と違うと鋭い眼差しを向けられます。
妹たちを逃がそうとしたことだけでなく宗を殺したことまで知っていたので驚くが家族を殺した者には必ず命で償わせたいと訴えます。
遺体が見つかれば庇いきれないと宇文玥に言われ、星児は不利益なことはしたことはないし忠誠心は本物なのに見殺しにするのかと涙ながらに訴えます。
朱執事たちは庭の湖の水を抜いて3体の遺体を引き上げます。星児たち3姉妹を呼びつけ遺体を前に真相を問い詰めようとするが遺体は医官と極楽閣に行くのを嫌がり心中した奴婢2人だったため罪に問われることはありませんでした。
星児は自分は荊家の者ではないと妹に言われ木珠が身元の手掛かりになるらしいと知らされるが文字が消えていて何も書かれていませんでした。
宇文玥から指間刃という珍しい武器を贈られ御恩は忘れないと告げます。
13話・燕北を狙う罠
辺境兵力図を間諜に奪われてしまい宇文懐は燕洵の関与は否定できないと魏皇帝に告げます。
陛下に呼ばれた宇文玥は逆心の名を告げよと命じられ存じませんと答えると宇文家の若主で宇文灼が選んだ諜紙天眼の継承者である自覚はあるのかと叱咤されます。
追及の矛先を燕洵に向けたい者の狙いは陛下と我らの信頼を絶たせることではないかと訴えます。
陛下から信頼されていないと悟った宇文灼は梁の間者を始末するのに星児を使えと告げます。
宇文玥はまだ使い者にならないと告げるとそんなものを側に置くなと言われ試してみるとこたえるが母親が正気を失い乱心した理由を教えてほしいと頼みます。
星児が任務を果たせたら16年前のことを教えると言われ彼女が命を落とさないように厳しく訓練を開始します。
燕洵がやってきて星児を売ってくれるまで居座ると言い出します。陛下に疑われている事を伝えた方がいいのではと月七に報告されるが少しでも疑わしい行動を起こせば燕北を攻め込むかも知らないのでそっと帰郷させろと宇文玥は命じます。
元嵩と出かけた星児が宇文懐に捕らわれ牢にいると月七から報告を受けた宇文玥は修練をサボった自業自得だとして無視するが燕洵はすぐに向かいます。
星児は何で自分を目の敵にするのかと宇文懐に訴え宇文玥は兄を殺した奴だぞと告げます。それに指間刃を授かるほど信頼を得たので諜紙天眼のことを知る日も近い、その時は協力できるのではと訴えます。
剣を手に押し掛けてきた燕洵はここにくるのは二度目だが三度目の時は容赦なしないと宇文懐に言い放ち星児を連れ出します。
星児は青山院に戻る途中に刺客に襲われ返り討ちにしていくと次から次へと敵が出現するが宇文玥に救われたのだと気付きます。
宇文席は女たちと遊んでいたが急に隠心が現れ南朝秘府の諜者令を見せられます。呉の周瑜が設立し江南に300年続く秘密機関であり諜紙楼の隠し通路図を差し出せと言われます。
14話・燃える想い
皇太后の聖旨を借りて燕洵を燕北に帰らせるつもりだと知った魏皇帝は手を出させないつもりかと怒りをあらわにします。
息子を迎えにやってきた白笙(皇太后の養女、燕洵の母)は魏皇帝は息子を帰郷させることに反対なんだと悟り自分が長安に残ると願い出ます。すると10日後に燕洵が帰ると知った厳淳公主がやってきて先延ばしにしてほしいとお願いされます。
裳着の儀式があるのだと公主が言い出したため魏皇帝はそれに乗っかりふたりを引き止めます。
何かと口実を作って足止めされるが裳着の儀式が終わる一か月後には必ず帰るのだと燕洵は母に言われます。
連れて帰りたい人はいるかと聞かれ星児のことを想いながら相談すると柱の陰に隠れて盗み聞きしていた元淳公主は自分の事だと勘違いして喜びます。
燕洵は公主ではなく奴婢である星児のために残ったのだと悟る宇文灼は無用な駒は捨てろと宇文玥に告げるが梁の間者を始末させるのに重要だと言われます。
宴の踊り子が目の前を通ると星児は兎の灯籠をあげた者と同じ香りだと気付きます。すると宇文玥と目が合ったため頷いて踊り子を尾行すると黒服に着替え出て行くのを目にします。
席に着く宇文玥は踊り子を目にし内功があり武芸にも慣れているはずだと鋭い眼差しを向けます。星児が心配になり捜すと諜紙天眼の本部まで侵入されていたので驚き加勢すると刺客は逃げて行きました。
よそ者が入った場合は抹殺して秘密を守る掟があるが青山院の諜者になれば助かると言われ、星児は残虹剣を受け取り諜者となります。