作品概要/キャスト
チャン・ジャーハン&ジュー・ジンイー共演による宮廷ラブロマンス時代劇
大虞国、恒京令の次女・傅容は街で人気の仮面の文人・掬水農夫が開く文芸評論会での不吉な夢を見て屋敷を見張ると護衛に追われるが軍部の横領事件の真相を探る粛王・徐晋に救われる。傅容は掬水農夫の屋敷に書生として置いてもらうことになるが彼の正体は安王・徐平だった。会うたびに厄災が降りかかる粛王との悪縁を断ち切りたい傅容は占い師の助言を受け粛王の軍営に潜り込むが・・・
「如意芳霏(にょいほうひ)~夢紡ぐ恋の道~」全話あらすじ一覧はこちら
全40話で紹介します
ネタバレ感想/如意芳霏
33話・如意楼の実態
傅容は如意楼は装飾品を売るだけでなく情報を集めて売ることもしていて各地に密偵がいるのだと小七から知らされます。
柳如意から贈られた腕輪にある紋は何かと聞くと危険な時にそれを目にした如意楼の者が必ず救ってくれるのだと教えられます。如意楼は大事な情報を握っていて柳如意を殺害した者が全部持ち去ったのだと言われ自害ではなく偽の遺書だったのかと気付きます。
如意楼は互いに顔を知らず令牌を目にして行動するが、柳如意の死後、謎の勢力が現れたのでそれが狙いのはずだと小七は言います。
令牌が敵の手に渡ったら大変なことになるため捜して黒幕を突き止めねばと傅容は思います。粛王(徐晋)から関わらないでほしいとお願いされるが如意楼をほっとくわけにはいかないのだと言い聞かせます。
嶂陽城が玄翰に攻め込まれ鎮北将軍が投降したと知る皇帝は激怒し家族を捕らえよと命じます。師匠を理解している徐晋は投降するぐらいなら戦死を選ぶはずだと訴えると皇帝は付近の軍隊を集結させ玄翰に対抗するよう命じます。
徐晋は自ら出征を望むと暴走する恐れがあると断られ、名乗り出た弟で戦経験のない懐王が兵を率いて出征することになります。
小五と名乗る如意楼の者が粛王府を訪ね、楼主は酔春閣の女将・秦卿を媒介とし斉策に加担していたと言います。秦卿の亡きあと信都侯や成王と手を組み硫黄を輸送させるために董方礼に目を付け、日食に合わせて吉昌城の尚開陽へ運んだが粛王に暴かれたので爆破して証拠を消したのだと言います。
傅容は師匠はそんな人ではないと信じないが柳如意は帳簿を盗もうとしていたと徐晋に言われます。しかし支離滅裂な証言より見てきた師匠を信じる傅容は何か理由があるはずと思います。
34話・鎮北将軍の策略
掬水農夫が安王だと知る徐晋は黙っていた傅容に隠し事はしないと約束したはずだと怒ります。
如意楼に関わるな、叔父上に会うなと言えば従うのか言い放ち妻にしたことを後悔していると口にします。
安王は粛王に身分がバレようとも夫婦の間に亀裂が出来れば問題ないと言い小五を始末しろと文刑に命じます。
実家に戻る傅容は如意楼に向かう途中に小七に声をかけられ、三おじ、小十を紹介されます。三おじの声を聞いて衛陽城の亡霊主にいた店主だと気付きます。
傅容は柳如意が泰山を爆破させたのかと聞くと腕輪を授けられたのに師匠も如意楼も信用していないのかと呆れられます。
小五から聞いたと告げると買収されたのかと七と十は驚くが、徐晋に密かに守るよう託されていた呉白起が拉致されたと勘違いし剣を抜いてやってきたので慌てて止めます。
傅容は自分を守るための徐晋は離縁を命じたのかと把握し、小七たちが玄翰の内通者を探そうとしていたので協力すると告げます。
徐晋は鎮北将軍の策を見抜き懐王に密書で知らせます。しかし鎮北将軍の矢により懐王が負傷したと連絡を受けた皇帝は策略だと知らずに激怒し禁衛軍を率いて鎮北将軍の家族を捕らえて斬首しろと安王に命じます。
安王は家族を捕らえようとしたが身代わりの者だったので鎮北将軍のために命を懸けて守るのは1人しかいないと皇帝を誘導し粛王府を捜索します。
城外で家族を匿っていた徐晋は陛下が自分に疑いの目を向けたのだと察知し時間がないと焦るが戦に勝利したと報告が入り安堵します。
35話・如意楼の新如楼主
内通者は禁足中の成王だと突き止めた傅容は策を講じます。
淑妃がお参りに皇帝を誘い呉白起が護衛としてお供します。途中、淑妃が休憩を促して店に誘うと話し声を耳にした皇帝は成王がいる事に気付きます。
親不孝者と玄翰の密偵を捕らえよと命じられた呉白起は部屋に突入して捕らえると、成功した三おじから報告を受けた傅容は如意楼に戻ります。
徐晋は傅容だけの策なのかと聞くと手練れが数人助けていると呉白起から知らされ如意楼の者たちかと思います。
傅容は柳如意から贈られた鳳冠に蓮の花が描かれた文が隠されている事に気付きます。蘭香に出かけると告げて三おじのところに向かうが顧沅に尾行されます。
蓮の花は蓮花山荘のことだと三おじから聞かされた傅容は令牌の在処ではないかと思い小七と小十を連れて訪ねます。傅容が身に着ける腕輪を目にした荘主から箱を渡されると腕輪がカギとなっている事に気付き開けます。
「如意楼は正義を助け世直しをするために設けた、巻き込みたくはなかったけど箱を開ける時が来たら如意楼の存亡の機を意味している。如意楼を継いでも令牌を捨てても選択を尊重する」
師匠の意志を継ぐことにした傅容は尾行されている事に気付いていたが捕らえると顧沅だったので驚きます。顧沅は煙をまいて逃走し傅容が如意楼の楼主になったと安王に報告します。
傅家の令嬢が姚家に嫁ぐと知らされた呉白起は婚儀に駆け付け嫁ぐなと訴えます。愛の告白をするが傅宣が祝いの席にいたので驚きます。勘違いだったのかと気付くが気持ちを受け止めてくれた傅宣に手を握られ二人で出て行きます。
互いの気持ちを確かめ合い将来を誓って口づけを交わします。
呉白起は成王府を調べると見覚えのある仮面を目にし傅宣を拉致したのは成王の腰巾着の鍾瑞だったのかと気付きます。また徐晋は鍾瑞が逃走中だと知り何か重要なものを持ち去ったはずだと疑います。
傅宣は呉白起の誕生日を祝うために鳳来儀を訪ねると鏡を通して鍾瑞が侵入している事に気付きます。長寿面を投げつけて逃げ出すとちょうどやってきた呉白起は鍾瑞を捕らえます。
36話・拒絶される粛王
如意楼の討伐を拝命してしまった徐晋は「安王が陛下に報告した事と小五が消息を絶った事は関りがあるはず」と葛川に進言されます。
勅命に逆らうことは出来ないので如意楼を調査するなか、成王は母親は無実だと訴えて毒を賜ります。しかし飲んでも何も起こらないので困惑すると皇陵の建設へ向かえと勅命を受けます。
傅容は仲間が金翊衛に捕らわれたと小七から聞かされるが粛王が皆殺しを命じたと知り驚きます。
粛王府に押し掛け、如意楼は悪の組織ではないし今は楼主なんだと訴えます。
傅品言は如意楼に傅容が捕らわれたと子供から文を渡され急いで向かいます。徐晋は如意楼で傅容が倒れたと顧沅から報告を受けるが誘き出す目的はなんだと捕らえます。
顧沅は悪人に使われているが傅容を傷つけたりはしない、悪人の名前を白状すれば家族が危険なんだと訴えます。
徐晋は許嘉に見張るよう命じ如意楼に向かうが許嘉は手刀を受け気を失います。
如意楼に到着すると二階で傅品言が拘束されていたので救い出すが一階を放火した章晏が姿を現します。
隙を付いて攻撃し逃げ出そうとするが矢を受けた傅品言は燃えた柱が落下してくるのを目にし命に変えて徐晋を突き飛ばして救います。
葬儀に向かう徐晋だが如意楼に火を放ったのかと傅容に疑われます。許嘉や葛川は顧沅に騙されたこと、そして火を放ったのは章晏であると告げるが、傅容は章晏は東山で死んだし顧沅を城東の市で目撃していたので手を引かせるために如意楼を燃やしたんだろうと言い放ちます。