作品情報/御史とジョイ
美食家の暗行御史とバツイチ女性の韓国ラブコメ時代劇
あらすじ
出世に関心がない美食家の官吏イオンは暗行御史に任命され従者のユクチルとクパルを連れて派遣先に向かう。不可解な事件の調査をする過程で借金まみれのマザコン夫と義母との生活に納得がいかず離婚しようと決意する女性キム・ジョイと出会う。事件解明をきっかけに2人は行動をともにするようになるのだが・・・
キャスト テギョン主演
キム・ジョイ(キム・ヘユン)
ユクチル(ミン・ジヌン)
クパル(パク・ガンソプ)
ポリ/ビリョン(チェ・ウォンビン)
ドクボン(ペ・ジョンオク)
カン・ハンギ(パク・シナ)など
全16話
ネタバレ感想/御史とジョイ
5話・秘密の帳簿
マルチョンの屋敷に侵入したイオン達は身分を怪しまれて捕らわれてしまいます。暗行御史のイオンはジョイ達を守るために今は亡き世子に習った剣術を信じてテソと対決します。
危険な状況だったが応援を要請していた官軍が駆け付けます。マルチョンとテソから尋問を行なうイオンは訴え通り確かに証拠がないため真偽は不明であるが釈放はできぬと訴え義禁府への移送を命じます。
今すぐ投獄した方がいいとクパルとユクチルに勧められるが終わらせるために始める、大物を釣るためには雑魚は泳がせるのだと告げます。
解放された商団の使用人たちは江華島に行くというのでイオンは官の保護も受けられないと告げるが自由になれる機会を失いたくないと言われ選択を尊重します。
ビリョンに誘われたジョイは還郷女がいると知り気になっていたので快諾します。イオンは勘が鋭く賢いと思ってたので自分の下で働かせたかったと残念に思います。
領議政パク・スンは庶子であるテソが暗行御史に捕らわれたと知って嫡男ドスを呼び義禁府判事は派閥が違い手を回せないので漢陽へ来るのを阻止せねばと告げます。阻止出来なければ邪魔だからテスを始末しようと言われるが手を汚したくないなら生かしておけと念を押します。
ドスは向かうが既に仲間のメンスに救出されており、江華島に向かう商団を目にしたテソは暗行御史の弱点でもあるジョイを捕えよとマルチョンに命じます。
ジョイはボリの遺品を持っているとそれを目にしたビリョンから秘密の帳簿だと言われます。しかしマルチョンがやってくるのを目し子供達を江華島に行かせるために誘き寄せて逃げると見送りに行こうとしていたイオンと出くわし筏に乗り込みます。
溺れそうな者を助けてやり尋問を行なうと役人どもと結託し横領した税殻を集め品々や密造酒を売りさばいた金でペッキ峰の製錬所を動かしていると言われます。
根城は位置が漏れるのを防ぐために手下の家族を人質にしているとグァンスンに教えられます。ジョイが持っていた帳簿を目にすると横領に関わった者の受領書だったのでボリは事故ではなく殺害されたのだろうと思います。
6話・お水
暗行御史が旅芸人と遊んでいるのが見えると霊力者ビリョンが言いだし根城の頭領が誕生日である事から旅芸人に扮して行けばいいのだとイオンとジョイは意見が一致します。
イオンは帳簿に記されていた海運判官を捕え証拠を隠蔽し殺人を教唆しただけでなく事件そのものを葬ろうとした者は誰だと訴えます。黙っているので税殻の横領と証拠隠滅の疑いで連行します。
イオンたちは芸人を探しに行くとあっさり見付けます。一緒になって踊っていると帳簿は何処だとケファ村の吏房に掴まれるがビリョンが駆け付けると死んだはずのボリだと勘違いして恐れだしたので捕えます。
イオンは海運判官を連れて戻るとジョイが帳簿を探していたケファ村の吏房を捕えていました。
メンスから海運判官が捕らわれたとしたとテソは帳簿を手にしていたようだと気付きます。暗行御史を自ら捕えると告げると「領議政のためか、使用人としか思われていないから表に出るな」と言われます。
宴会のあと銀を持って江華島へ行く、烏頭の取り引きは計画を早めるためにハンギに任せず自分ででやる」
イオンやジョイ達は旅芸人に扮して潜入に成功するとテソ達に包囲されてしまうがそれを読んでおり、科挙に受かった者が判断を誤ると思うかと告げ「かかれ」と叫ぶと翊衛司(世子の護衛を務める官庁)が姿を現します。
翊衛司の実力には歯が立たず逃げていくテソは烏頭の取り引きは延期するとマルチョンに告げます。
7話・烏頭
領議政の嫡子・ドスは海軍判官ソッキを探すと暗行御史に連行されたと知り、ちょうど脱走しようとしていたソッキを口封じのために刺殺します。
見張っていたビリョンは突然のことで驚き小窓から抜け出し逃げ出します。
江華島にいる頭領(ドクボン)は取り引きを五日後に延期したいと言われ密貿易を取り仕切る行首ハンギのもとに押し掛けます。明日までに払わなければ取り引きは中止するとライフルで脅すと大量の烏頭を仕入れる商団はうちしかいないと言われます。
ドクボンは大量に供給できるのは自分がしかいないと言い放ち三日だけ待ってやると告げ去ります。
イオンは援軍として駆け付けてくれた翊衛司に復職はしないのかと聞くと世子様を死なせた身でそんな事でできないと言います。命ある限り世子様の命に従って守ると言われたイオンは感謝するが調査を依頼していた件で内医院の記録は消えていたことを知らされます。
女官を通じて処方箋を入手したが不自然に烏頭が処方されていました。
ジョイは義母パッスンがいるのを目にし追いかけると、それを目にしたイオンも追いかけるが大量の森を抜けると大量の烏頭が生えていました。パッスンを捕まえるとチュハンが借金のせいで江華島に送られテソの根城で働かされていることを知ります。
借金があろうと人を連れ去るのは違法であるため今すぐ息子を連れて帰れとイオンは告げるとジョイは気を付けて帰ってくれと路銀を渡します。すると母親に会ったら必要になるから持っとけと返されます。
ドスに捕らわれ井戸に沈められそうになったビリョンは彼を見ているとテソの顔と重なり、テソの命で見張っていたんだと訴えます。根城を知っているかと聞かれ、そこにはイオンたちがいるので言葉に詰まると沈められそうになったのでテソの鉱山に案内すると告げます。
パッスンから詳しく話を聞いたイオンは場所を確認するために1人で向かい、ビリョンはドス達を按際するために険しい道のりを選びます。また銀が固まるのを待つテソ達は暗行御史がいるので至る所に罠を仕掛けます。
8話・討伐
帳簿を調べるジョイは急に人が入ってきたので驚くと道に迷い何とか戻ってきたイオンでした。
イオンは奉事がいる広鉱倉(役人の禄を担当する官庁))ならテソたちと結託していないはずだと思い向かおうとするがまた迷子になったらどうしようかと思います。場所を知っているグァンスンに案内を頼みクパルとユクチルに付いてこいと命じます。
イオンは到着するとちょうどソッキの死体が運ばれており犯人の目撃情報と一致していたために犯人だと疑われてしまいます。ビリョンが危ないと思い暗行御史の馬牌を見せるが偽物だと疑われ投獄されてしまいます。
テソの仕掛けを踏んでしまったビリョンは驚いて隠れると何とか無事に済んだドスはテソに殺されそうになったと勘違いします。
ジョイは任命書を持って駆け付け本当の暗行御史だと照明しイオンを釈放させます。イオンは山頂までの道のりを尋ねると盲目の人の話を聞いてどうやらビリョンが数人を連れて山頂に向かったようだと把握します。
ドスは「鉱山は何処だ?お前の女に道案内を頼んだから言い逃れは出来ないぞ」とテソに訴えると、ビリョンは「神様は全部見ている、真面目に生きろ、天罰が下るぞ」と巫女らしく言い放ちます。
商団の一味で逃げた奴じゃないかとマルチョンが覚えていたのでバレてしまうがテソとドスが争いを始めたので逃げ出します。
逃げてきたビリョンと合流するイオンだが追い詰められたテソが仕掛けていた火薬に火を付けたので皆に逃げるよう告げます。
戻ってきたドスから暗行御史が吹っ飛んで死んだしソッキは口を封じたから解決だと言われ領議政はよくやったと称え喜ぶが鉱山を吹き飛ばしたと聞かされ何やってんだと舌打ちします。するとドスに父親の命だと殺されそうになったテソが押し掛けてきて殺すよう命を下したのは本当かと家系図に剣を突き刺されます。
「その気になればお前などいつでも消せるし一族に何の影響もない、後ろ盾をなくしたお前は生きずらくなるぞ」
忠実に従っても認めて貰えないのは自分が至らぬせいだと思い一族に迷惑にならぬよう隠れ住んでいたがそんな努力は無駄だったようだと決心したテソはお体を大切にと告げ去ります。
領議政は葬儀が行なわれ悲しみに包まれていたとドスから聞かされ間違いないようだと笑みを浮かべます。そしてこれまでも暗行御史が生きて戻ってこないので弘文館大提学の責任は大きいと皇帝に訴えるがそこに死んだはずのイオンが謁見しに来たので驚きます。