韓国ドラマ「医師ヨハン」
チソン&イ・セヨン共演の韓国ドラマ
原作は久坂部羊の小説「神の手」で医師たちの活躍を描いた本格メディカルドラマ。
見所&キャスト
事故に遭った父を救えず医師としての自信を失くしたシヨンは韓国を離れようとすると知人の頼みで矯正医官としてバイトを始める。
3年前に患者を安楽死させた罪で服役するヨハンと出会うが10秒以内に患者の状態を把握でき天才的な腕を持つ彼の指示で患者を救い再び医師の道を歩むことを決意する。
レジデントとして復帰したシヨンは出所後に教授として白衣をまとったヨハンとの再会を果たす。さまざまな難病に立ち向かう中、ヨハンの前に検事が現れる。ヨハンがひた隠しにする秘密の真相や、ヨハンに感化されたクリニックの若手医師たちが成長していく姿など見どころ満載
ネタバレ感想/医師ヨハン
1話・天才医師との出会い
チョンイル刑務所で急患が出ると役立たずの矯正医官はどうしていいか分からず逃げ出してしまいます。刑務官が駆け付けると急患の呼吸は落ち着いており「胸部外科へ移送、医官の交代を」とメモが残されていました。
まさか6238が?
服役中の6238ことヨハンは元医師で刑務所では一目置かれる存在でした。
病院をやめていたシヨンは父の友人である刑務所所長ジョンナムから連絡を受け矯正医官がどんどん辞めていってしまうからアルバイトしろと言われます。軽い気持ちでバイトをはじめ受刑者たちの挑発にも乗らずさっさと済ましていくが、ある日急患が出て駆け付けると父を救えなかった事で自信を失っていたシヨンは慌ててしまいます。
「クリコサイロイドトミー」という声を耳にし機材がないので考え込むと再び「ディープネックインフェクション」と声が聞こえてきます。
ヨハンから何もしなければ心臓停止になるぞと言われ指示通りに行うと酸素を送り込むことに成功し、救急車に同乗して医師に深頸部感染だと告げます。
ハンセ病院ペインクリニック科長のテギョンは娘が人を救ったとジョンナムから連絡を受け見守りましょうと告げます。
シヨンは受刑者ジョンボの診察を行います。腹痛と下痢で何度も仮病を使うと聞かされていたが手の平に赤い湿疹があり熱を測ると微熱もありました。しかし記録を見るといろいろと検査を受けていたので薬で様子を見るよう告げます。
すると掃除当番のヨハンがやってきて「腎臓内科の来院を要望と書け、レジデント2年目だろう、逃げる前に書け」と言われます。持ち物だけでレジデント2年目、しかも今夜逃げようとしていた事までバレたので洞察力に驚きます。
戻る資格はないのだと思うシヨンはタクシーに乗り込もうとするとジョンボが急変しヨハンが呼んでいると刑務官に呼び止められます。駆け付けると救急車に同乗し指示をおくるから助けろと言われます。
2話・希望と絶望の間
ジョンボが急変し救急車に同乗しろとヨハンに言われたシヨンは従います。ペインクリニック科フェローのユジュンに腎臓を調べてほしいとお願いすると理由を聞かれ言葉に詰まります。
もしかして6238の指示かと聞かれ認めると受刑者の言葉を信用するなと言われるが検査結果に目を通すユジュンから診断名は何なのかと聞かれます。ジョンナムからの電話に出ると相手はヨハンであり「すぐに腎生検だ、急げ」と電話を切られそうになったので診断名を聞くと説明されている途中で0.00001%しかいないファブリー病だと気付きます。
韓国に100人しかいないファブリー病かと信じられないユジュンから念のため家族歴を調べるようシヨンは言われます。
発注すると一週間以上かかるから腎臓内科のある病院を探しERTの薬を入手しろとヨハンに指示られ借りにいくが、事故後はじめての患者が死んだら立ち直れないと心配するテギョンは娘を帰らせるよう指示します。
ジャンボが出所したら数年ぶりに会う姉にプレゼントしたいと言っていた事を思い出しブレスレットを買って戻るシヨンは帰ろうとジョンナムに誘われるが「辞めた自分が病院に来る可能性は0.00001%もなかったから患者が助かったら戻れる気がする」と告げます。
ファブリー病ではないとユジュンに言われたシヨンだが「殺人を犯した6238の事は信じるな」と言われ驚きます。3年前に世間を騒がせた事件の主人公だったのかと驚きチョンイル刑務所に戻って殺害したのか聞くと「安楽死させたのかと普通聞くだろう」と言われます。
しかし父親を救えなかったことを思い出し責める資格もないと涙を流します。
ジョンボが病室からいなくなったと連絡を受けシヨンは向かおうとすると「確信している。ゼブラ体が見えない時もある、最後に酵素検査を」とヨハンに言われます。
駆け付けるシヨンはユジュンと共に屋上から身を乗り出すジョンボを発見し間一髪のところで助けます。
シヨンはジョンボがおかしな事をつぶやいていたので幻聴ではないかと思います。すると母親は40年前に他界し最近亡くなった姉には透析歴があったのでファブリー病で間違いないのではと訴えます。
病名を知っていたら母親も姉も助かったはず、最後に酵素検査してほしいとお願いするとユジュンから家族の要望で転院させると言われます。シヨンはせめて転院先で必要になるかもしれないからERTの薬を準備するよう訴えると満期出所したヨハンが現れたので驚きます。
「ヨハンはゼブラ体が見えないケースもある、治療法があるのに手遅れになってからでは遅い、担当医としてファブリー病ではないと確信できるのか?」
ユジュンが転院させると言い出したので「医師が何もしないから患者は苦しむ一方」というヨハンの言葉を思い出しシヨンはERTの薬を勝手に投与し責任はとると言います。
すると再検査でゼブラ体がはっきり確認できファブリー病だと断定します。ハンセ病院ペインクリニック科に復帰するシヨンは教授となったヨハンに「また会ったな」と言われ驚きます。
3話・患者の意向
ペインクリニック科のレジデントとして復帰したシヨンはハンセ病院のペインクリニック科の教授として着任したヨハンと再会します。
受刑者を復帰させるとは何を考えているんだと反対する教授もいたがペインクリニック科長テギョンは医師免許はあるし医学界でどれだけ有名だったか知っているだろうと訴えます。納得できない教授は院長を訪ねるが保健福祉のウォンギル元大臣の推薦だから断れないと言われます。
ヨハンは試合観戦している時に格闘家ヒョンウが試合中に倒れ外眼角切開術を施すが数日後に目の異常を訴えて病院を訪れます。
シヨンは会議の場でユジュンと再会すると遅れてやってきたヨハンはいきなりヒョンウの症状について話しだし、教授でもフェローでもレジデントでも専門でなくても患者を診るべきと意見を求めます。
ヒョンウが退院手続き中だったのでヨハンは病室に向かい何か隠しているのではと訴えるが試合が近いからと出て行ってしまいます。
しかし高級時計があったので戻ってくると直感しレジデントとフェローに意見を求めます。シヨンはホ・ジュンと共に病室に向かうとヨハンが言ってた通り戻ってきてたので神経内科で脳を検査するべきと告げます。
延命治療はしないと検査をする前に言われたのでどんな診断結果がでるか怖いのだと気付き退院したらダメだと後を射かけるが、彼は眩暈を起こして階段から転げ落ち足を骨折してしまいます。
ヒョンウは多発性硬化症や視神経脊髄炎ではないかと疑いを持つヨハンだが科長と院長から事を大きくするなと言われます。3年前と同じことが起きると院長が言い出したので「だったら何で雇ったのか、今から倫理委員会にかけては?そこまでして病院には残りませんが」と告げ出て行きます。
シヨンはヨハンの雇用に反対するデモを率先していたホスピスセンター看護師ウンジョンから「ヨハンは生きようとしていた患者を安楽死させたんだ」と言われ驚きます。
ヨハンはヒョンウを説得しに行くが「自発呼吸できないなら、手足が動かないなら死んだほうがマシ、安楽死を選ぶ」と言われ、取り除きたいのは命ではなく患者の苦痛であるので困惑します。
急変して意識不明になったヒョンウの気道を確保し人工呼吸に切り替えたヨハンは徹夜で考え、脊髄の検査も正常、髄液ケインでも炎症がないので最も疑わしいのは重症筋無力症だとレジデント達に告げます。
全16話あらすじ一覧
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14話~16話(最終話)