作品情報/キャスト
MBC演技大賞5冠達成したナムグン・ミン主演の韓国サスペンススパイアクション
任務遂行中に姿を消した国家情報院のエリート要員ジヒョクが1年後に記憶を失った状態で発見される。裏切り者の正体を突き止めるため職務復帰、巨大な闇の組織の存在、記憶の中で閉ざされた自身の過去の秘密とは?全編を貫く緊迫感とともに二転三転するストーリー、張り巡らされた伏線の数々、ガンファイトからカーチェイス、スリルと興奮を掻き立てる!!
韓国ドラマ「黒い太陽~コードネーム:アムネシア~」全話あらすじ一覧
全14話で紹介します
ネタバレ感想/黒い太陽
6話・パートナーの目的
スヨンが目の前で銃撃され、ジヒョクは参考人として聴取を受け目撃した人物を話しすぐに監視カメラを確認しろと告げます。
しかし、監視カメラの映像を見せられると自分が銃で撃っていたので困惑します。
海外部カン局長はジヒョクの状態を知りつつ黙殺していたなら理由は何だと院長に聞かれ言葉に詰まると自分に有利な記憶が戻るのを待っていたんじゃないかと国内部次長イナンは言います。
海外部次長ジンスクは捜査についてすべてが納得いかないから再調査が必要だと訴えると事件後3時間以内に防犯カメラをチェックしたから細工は無理だとカン局長は言い、精神状態がおかしいのに放置していたことを責められます。
ジヒョクは移送されるが「カン局長を信じないで」とスヨンに言われていたので車の中で暴れカン局長が乗る車に衝突します。事件の事を何で聞かないのだと訴え、次会う時に自分を信じられないなら撃てと銃を渡し立ち去るが銃声が響き渡ります。
ジンスクはカン局長がジヒョクに撃たれて肩に重傷を負ったと海外部チーム長ドンギュンから連絡を受け、すぐに科捜研に行き依頼した件の結果が出たか聞いてくれと命じます。
すると事件直後のジヒョクに硝煙反応がなく銃弾の線上痕はジヒョクの銃と不一致だと分かります。
ジヒョクを匿うジェイは中学生の時に要員だった父親が任務遂行中に瀋陽で失踪したから真相を突き止めるために組織に入ったのだと告げます。
職場の席に着きメモを目にすると内部プロジェクト番号だと気付きます。確認するとAIを使って画像の人物を合成するディープフェイク技術資料でした。誰が情報をくれたのかは分からいがジヒョクに報告すると現場で目撃していた男の身元照会を頼まれ6年前に入国した脱北者チョン・フンシクだと教えます。
ジヒョクは捕まえると自死されてしまうが彼が持っていたスマホにチョン記者の写真があったので送り主がチョヌである事から次のターゲットだと察します。
カン局長に電話し自首するからその前にチョン記者と会わせてほしいとお願いします。監視されるのは百も承知でありディープフェイク技術を使って会いに行くと配備された狙撃手にはジヒョクに見えるがカメラをチェックする情報院たちにはスヨンに見えていました。
カン局長が発砲命令を出せずに動揺するなか、ジヒョクはチョン記者を連れて逃走すると国情院内に私的組織・サンム会があり軍や情報機関出身の脱北者に汚れ仕事をさせていると知らされます。
1年前の名簿流出事件もサンム会であり現場にいた情報提供者がいなくなった時期を確認し、チョン記者に会いたかったら一人で来いとチョヌを呼び出します。
「サンム会にいながら何で密告したんだ?バレそうだから記者を狙うのか?情報公開を阻止する方法は俺が映った原本映像だ」
ジェイに原本映像を送るとスヨンの意識が戻ったと聞かされ会いに行くが彼女は数時間前に亡くなっており待ち構えていた局長に逮捕されます。
7話・分散型組織
ペク謀士に捕まるチョヌは命を無駄にせず私の手を取れと言われるが拒否して殺害されます。
ジヒョクの無罪を示す原本映像が国情院に送られるが第三国経由なので調査が難航し送り主が分かりません。ジヒョクは無罪になったのに面会を拒否しているのでジンスクは何のつもりだと苛立つが院長に呼ばれるとビルの屋上から首を吊らされるチョヌの画像を見せられます。
挑発行為にしか思えず殺されたスヨンの件も関係がありそうだから黒幕を捕まえるべきと訴え2週間の猶予をもらいます。
ジヒョクのもとにドンギュンがやってくるがやたら挑発してくるので「暴れさせて閉じ込めろとカン局長に命じられたのか」と言い当てます。
ジヒョクはジェイを訪ねカン局長の指示かと聞くと中国で失踪した父が生きている可能性があるらしくその情報と引き換えに指示に従ったのだと言われます。
チョヌの件は自分が担当するから引き続きパートナーになるよう告げると信じてくれるのかと言われ手が欲しいだけだと告げます。ジンスクから資料を受け取るとチョヌは酷い暴行を受けてから首を吊るされたことが分かります。
チョヌと一緒に映る写真で1人は北の保衛部のリ・ドンチョル副部長だと分かるがもう一人は後姿で分かりませんでした。サンム会の実態を突き止めるためにジヒョクはディープフェイク技術を担当していたペ・ジョンスを誘ったキム室長という人物を尾行し背中に銃を当てて家の中に入ります。
元首席秘書官だと分かりサンム会との橋渡しでもしているのかと詰めると上層部とは繋がっていないと言われるが古いPDAを使っていたので没収します。100メートル以内ではないと交信できない仕組みでサンム会は分散型でお互いを知らないようだと思います。
チョヌは内部プロジェクトで治験に参加しておりそれはジヒョクが記憶を消すために用いたものだったので誰が率いていたのか調べるようお願いすると心理相談室キム・ヨジンでした。
チョヌの検視に向かうとジェイは家にブルーライトがあった事を思い出し電気を消して照らして見ると体にQRコードが浮かび上がります。解読した結果、中央情報部(現在の国情院)の創立メンバーのチョン・ピョンイルの名が浮かびます。
ジヒョク心理相談室キム・ヨジンを訪ねるジヒョクはZIPを外部に持ち出したな、だれの指示だと訴えます。そしてZIPを入手した目的は何だとドンギュンを問い詰めるとすべてお前からの指示だと言われます。
ジェイはチョン・ピョンイルの居場所を突き止め連れ出そうとしたが背中に銃を突き付けられ身柄を奪われてしまいます。駆け付けたジヒョクの車に乗り追跡すると「我々を追えば命はない」とPDAにメッセージが届きます。
8話・父親の面影
中央情報部(現在の国情院)の創立メンバーのチョン・ピョンイルがペク謀士に銃殺されてしまいます。
爆弾を投げられジヒョクとジェイは何とか車から降りて離れるが爆風によりジヒョクは気を失ってしまいます。ジェイは防弾チョッキを着ていたために撃たれても助かったが間近でペク謀士を見たときに父親の面影を感じました。
ジヒョクから父親なのかと聞かれるが顔は違うし娘を撃つはずないから父親ではないと言います。ジヒョクはチョヌを殺したのはペク謀士、遺体に残された手がかりを意図的に教えてピョンイルを捜すよう仕向けた、チョヌのPDAで送信してきたのもペクだろうと推察します。
2人を殺したのはサンム会に対する警告ではないかと思います。
海外部次長ジンスクは辞職しカン局長が次長に昇進します。ジンスクは国内部が中心となり集めた情報を権力者のために使っているので本来の姿に戻るため、主導権を握るために圧倒的な成果をあげようと頑張ってきました。
ジヒョクは何で今身を引くのかと聞くと「責任取ると約束した以上仕方ない、これからは私に変わりカンを見張って」と言われます。
記憶が戻りつつあるジヒョクはモスルを追って瀋陽へ行った時に現場を監視しておりチョヌがペク謀士にUSBを渡したのは要員の情報だろうと思います。ペク謀士から得た写真でチョヌはドンチョルを脅していたがどんな写真かは分からないでいました。
しかし、高官の子女に麻薬を供給した件でドンチョルの息子も含まれているとリンウィ(中国国家安全部要員)から知らされ繋がります。
ジヒョクとジェイはPDAの中身を調べプラネットの会社を訪ねると会長はコードを作った事は認めたが依頼してきた人は覚えていないと言います。外には個人情報流出の件でいたるところにデモが行われており常に監視されているようだと察します。
するとプラネットで勤務するジェイの先輩が交通事故に遭い彼女の夫から上司の命で個人情報を流出させたと言っていた事を知ります。通話記録がすべて消去されており何かの役に立てばと先輩の手帳を渡されます。
情報院の組織改編があり現場チームは消滅しジヒョクとジェイは国内部への転属が決まります。ジヒョクは念願の椅子に座った気分はどうだとカンに聞くと「あまりにも犠牲者が多かった、お前たちを守るために傍観できなかった」と言われます。
「守るとは誰からだ?スヨンを守っていないじゃないか、なぜ見殺しにした?」と責めスヨンの遺品にあった写真を置いて出て行きます。
ジヒョクはジンスクが中国から戻った要員たちを使って動き、カンはプラネットを調べているようだとドンチョルから知らされます。
ジェイは先輩の手帳に書かれていた社会心理研究所を訪ねると倒産しており教授たちの銀行口座を調べると怪しい出どころがありました。ケイオテック(ディープフェイク技術開発の幽霊会社)の事実上の管理者はキム室長でありジヒョクは訪ねると10年前にサンム会に誘ったと分かり、サンム会とプラネットがつながります。
入金が1年もしくは4年の間隔だとジヒョクに言われるジェイは選挙の年だと気付き、サンム会はプラネットから個人情報を得て人々の投票行動を変えようとしたんだと言います。
リンウィの言葉を思い出すジヒョクはヒントをくれていたのかと気付いて会いに行きます。すると選挙の年にリ・ドンチョルを韓国に亡命させようとしていた事を知るが彼はチームが襲撃された日に殺され北朝鮮に送られたと聞かされます。
リ・ドンチョルを殺しサンム会の亡命計画を潰した人物とギョンソク達を殺した人物は同じなのかと考えているとジェイから電話があり彼女の先輩が最後に話した番号は追跡不可能で要員が使う回線だと知らされます。
ジヒョクは電話を掛けて「すべて知っている、暴露される前に殺しに来い」と呼び出し待機します。車で突っ込んできたので返り討ちにするが確認しに行くとカンだったので驚き急いで病院に連れて行きます。
ジェイはペク謀士は父親に似ていたのかと国内部次長イナンに聞かれるが意味が分からないので父の失踪の件を知っているのかと聞きます。すると失踪ではなく仲間に北に売られたんだと聞かされ資料を観覧できるパスワードを教えられます。
プロジェクトの担当者がジンスクだと知り・・・