韓国ドラマ「太宗イ・バンウォン」作品情報
主演チュ・サンウクが2022KBS演技大賞を受賞しパク・ジニが最優秀女優賞を受賞した第3代王・太宗となるイ・バンウォンの生涯を描いた本格時代劇
あらすじは?
遼東征伐に向かった高麗のイ・ソンゲ将軍は勝手に開京に引き返すと高麗王は逆賊として一族を捕らえるよう命じる。
五男バンウォンは家族を連れて逃げ迅速に高麗朝廷の手の内から逃げたおかげで家門は生き残ったがソンゲが開京を陥落させ戻ると戦に連れて行くつもりはないと突き放される。
高麗末期から朝鮮建国と激動の時代に尽力し朝鮮王朝の基礎を築いたバンウォンは家族を思い葛藤しながらも朝鮮を開国した初代王・父との対立や兄弟の殺害など冷酷な顔を持ち信念を貫く
全32話で紹介
キャストは?
イ・バンウォン(チュ・サンウク)
イ・ソンゲ(キム・ヨンチョル)
ミン氏(パク・ジニ)
イ・バンウ(オム・ヒョソプ)
カン氏(イェ・ジウォン)など
ネタバレ感想/太宗イ・バンウォン龍の国
17話・第一次王子の乱
バンウォンはドジョンの死を知ったイ・ソンゲがやってきたのでお目覚めですかと告げると剣を抜かれます。
生きるためなら何でもするから父上と同じようにもう引き止められませんと告げ兵士たちに包囲させ、危険だから絶対に宮殿から出ないよう忠告し監禁します。
イ・ソンゲは愕然とし戻ると世子バンソクに声をかけられ目に涙を浮かべ抱きしめます。
イ・ソンゲと義兄弟であるジランは狩りから戻るとバンウォンの妻ミン氏からバンウォンが挙兵したことを知らされ激怒するが息子ファサンが関与していると知り叱責します。
バンウォンは王世子に祭り上げられた次男バングァが押し寄せてきて勝手に巻き込むなと殴られます。後に引けないバンウォンは兄上が父上と私の懸け橋となりしばらく世子に座に就いたあとお譲りくださいと告げます、
じゃないと父上を守れない、これ以上罪を犯したくないと訴えます。すると兄上を世子に擁立するのだろうと三軍府に奪われた私兵を取り返して3男バンウィ4男バンガンがやってきます。
庶民に降格し流刑となる元世子バンソクから理由は何だと責められるバンウォンは私が王になるためだ、気を付けて行けと告げます。しかし民を蹂躙する殺人鬼となると訴えられると斬りつけられる音を確認し歩みを進めます。
7男バンボンは命を助けるつもりでいたが4男バンガンが勝手に始末を命じてしまったために殺されてしまいます。脅威にならない弟を何で殺したんだと責め立ててると王妃の子は殺すべき、大層な言葉で飾っても逆賊だと言われ衝突し3男バンウィが慌てて止めに入ります。
18話・誤算
次男バングァはイ・ソンゲに会いに行くが従わない者は首を斬れとバンウォンが命じていたために怒りを抑え引き返します。
妻から暴挙の盾になる世子なんてならないでほしいと頼まれるが父上とバンウォンの争いを止めるには仕方ないと思います。
イ・ソンゲは大臣たちに強いられ仕方なく次男バングァを新しい世子に冊封する中、4男バンガンはバンウォンは危険人物、王様と兄弟のために何とかせねばと3男バンウィに訴えます。イ・ソンゲは一人残ったキョンスン宮主を助けるために出家させ涙を流します。
世子となったバングァは王様に謁見すると「お前が私に変わってバンウォンを罰してくれ」と頼まれます。
変事に困るとお前はバンウォンの操り人形としてきたのかと責められ、これからはお前が王だと玉璽を渡されます。
新しい君王を補佐せよと突然教書を渡された大臣たちは世子のもとに向かうと王命を受け入れたと言われ困惑します。
報告を受けたバンウォンは王は自分への恨みからそんな言葉を発したのだろうと思ったがバングァが息子プルロを世子にするため宮殿に呼び寄せたと聞かされます。
急いで向かうとプルロが世子の衣を着ており、何としても王座に就く、阻止する者は誰でも斬るつもりだから宮殿を去ってほしいと頼むがバングァと政敵になってしまいます。
19話・第二次王子の乱
父上の息子であることを放棄するなら兄にはなれないとバングァに言われたバンウォンは身内という重荷が消えて肩が軽くなったと言い放ちます。
これからは政敵だということを忘れるなと言い放ちその場を離れるが今度は兄に刀を向けなければならず苛立ちます。
異母兄弟を殺し父に刀を向けた者が何をためらうのだとミン氏に言われ、あまりにも辛い罰だと嘆きます。
バンウォンは本気で兄を憎む前に王位を諦めさせるため同志を集め相談します。
上王になるイ・ソンゲはすべての権限を即位したバングァに引き継がせるがすべての権力はすでにバンウォンの手中にありました。
定宗(バングァ)は父に味方となる大臣を教えられ一つ一つ政事を行い徐々に周りの信頼を得ていき、たまに狩りに出て民に王を認識させます。
私兵を取り戻した4男バンガンはバンウォンを倒して王位に就くことを企て兄である3男バンウィに協力をせがみ、バンウォンにお払い箱にされた者にも声をかけます。
ミン氏からバンガンに狙われていると知らされたバンウォンは皆殺しにしなければ王位につけないのかと感情がおかしくなり笑ってしまいます。翌朝、バンガンの息子が訪ねてきて狩りの場所を聞いてきたので「まだ決まっていない、それより止めてくれと伝えろ」と告げます。
もうバンウォンは知っているようだと知らせを受けたバンガンは急がねばと思い後方から攻めてくれとバンウィに伝えさせます。
バンウォンはバンガンが立ち塞がったので戻るようお願いするが矢を放たれたためにヨンムが攻撃命令を下します。衝突するなか後方から攻める予定だった3男バンウィは動きませんでした。
20話・王への道のり
バンガンとの戦いで圧勝したバンウォンは血だらけの刀を持ったまま宮殿に押し掛けます。
そして定宗に剣を振り上げるが受け止められてしまい刀を奪われてしまいます。何があっても最後まで人として残れと叱責されるが刀を手放す定宗から「これ以上兄弟の争いを見てられない、お前が王座に就け」と言われます。
バンウォンは兄弟を殺したくないが誰かが責任をとりケジメを付けなければいけないので挙兵を手伝ったパク・ポを処刑しバンガンを流刑にします。
バンウィから自分も計画に加わっていたと正直に伝えられるが口外しないよう告げその場を去ります。王様に謁見すると何で兄弟がこうなってしまったのかと嘆かれるが世弟に冊封するつもりだと言われ世子で冊封してほしいと告げます。
嫡長子が王位を継ぐ原則を守りたいのだと告げると願うと養子にしてから世子に冊封すると承諾してもらえます。
世子と世子嬪になったバンウォンとミン氏は王様と共にイ・ソンゲに謁見します。いつまで閉じ込めておくつもりだと訴えられたので望みがあるのかと聞くと「お前が見えない場所だ」と言われます。
そういう気持ちなら外には一歩も出せないと言い放つとちょっとは我慢しろと王様に叱責されます。
王様はイ・ソンゲを哀れに思って宮殿の外に出してしまい、バンウォンは私兵を廃止し国が軍隊を保有すべきだと主張するがミン氏は家門としっかり話し合って説得してほしいと言います。