蒼蘭訣/作品情報
ワン・ホーディー&ユー・シューシン共演の魔王と仙女のロマンスファンタジー時代劇
あらすじ&キャスト
月族の首領・東方青蒼は暴虐の限りを尽くしていたが仙界との死闘の末にその身を封印されます。3万年後、無邪気で純真な仙女の小蘭花は憧れの戦神・長珩を救おうとして東方青蒼の封印を解いてしまう。唇が触れ合ったことで体が入れ替わってしまい心身ともに同期してしまいます。小蘭花の感情や肉体の痛みを感じるようになった東方青蒼は目障りな小蘭花を排除することもできず一緒に暮らすことになるが恋の感情が芽生える
全36話で紹介
ネタバレ感想/蒼蘭訣
29話・月主
小蘭花は兄弟が仲違いしないよう自ら弗居洞に入ります。
九霊一夢を飲めばしばらく同心呪が解けるものの東方青蒼は夫婦ならば死ぬまで寄り添い喜び苦しみを共にするものだと吐き出していたため苦しみます。
小蘭花は中断することなく試練を耐え抜いて出て行くと月族の民は月主と認め跪き、巽風もひれ伏します。
水雲天では雲中君が長珩の戦神の任を解き神仙の座を剥奪します。これで東君の子ではなく敵前逃亡した母と同じくどこにも属することはないと告げ死罪を宣告します。
その場に駆け付ける丹音は小蘭花が息山神女なんだと記録となる映像を見せて証明します。長珩が小蘭花のために蒼鹽海に行ったのは私情に捕らわれたからではなく宿縁を感じての事だと言い司命殿の天極鏡で二人の婚礼を目にしたと告げると死罪は撤回され戦神に復します。
容昊の獄中記を読む雲中君は3千人の天兵の仇を討つために蒼鹽海に攻め込むと告げます。長珩は獄中の容昊のもとにおしかけ何で嘘をついたんだと責めると雲中君が望むものを与えただけだと言われ東方青蒼は業火を操れなくなっていると教えられます。
澧沅仙尊は突如現れた蝶衣から首領に家族を救われたのだから恩を返す時だと言われます。恩を返すと約束したが容昊であって海市主ではないと言い放つと壊したはずの妻の形見である片割れを見せられます。
丹音は実は双子であり娘は容昊が育てていた事を知ると首領を連れ出せと要求されます。
東方青蒼は目の前にいるのは小蘭花ではないと気付き眠らせます。己の血液で出来ている骨蘭は自分への情がなければ身を守る道具にすぎないが変わらぬ愛を誓えば骨蘭は外せなくなるので困惑します。
赤地女子の元神が骨蘭の中にあると知った巽風は玄虚の境から10万の兵を連れ戻せると喜びます。赤地女子の元神は小蘭花の元神の力を取り込んでおり外さなければ赤地女子の元神は回復してしまうため外したいがそれだと小蘭花は衰弱して死んでしまいます。
小蘭花の命を守れなければ東方青蒼の命も危うくなるので觴闕は戸惑うと巽風は破片を見つけたから承影剣で自害して守るはずと言い出します。
30話・己の素性
東方青蒼は二度と騙さないと誓ったので幸せそうに婚礼の準備をする小蘭花に戦が始まると告げます。
小蘭花が戦までに婚礼は終えれると平然としていたので戦神の座に長珩が戻ったし仙族なんだから留まらなくていいんだと告げます。
「何があろうとも一緒に立ち向かう。蒼鹽海が私の家だから出て行かない」
小蘭花は夢の中で謝惋卿と出会うと「私たちは片方が得たら他方が失う関係、秘密はその中に・・」と言われます。また東方青蒼も夢の中に邪神が現われ「選ぶことができないから苦しいだろう、私なら愛する女も救えるし兵の封印を解く方法も教えられる」と言われます。
小蘭花は長珩に強引に息山の息蘭族が滅んだ後の廃墟に連れ出されると3万年前に月族によって皆殺しにされたと言われます。
「お前の本当の名前は息芸、本当の君は息山神女だ。」
小蘭花は息蘭族を一人も知らないしここへきても悲しみが感じられないのだと告げます。元亀に会いに行くと「お前が担うべき定めは世の恨みを消し去り民を守ること」と言われます。
小蘭花は蒼鹽海に戻ると巽風によって捕らわれ東方青蒼の命だと聞かされ困惑します。月兵に扮して現れた結黎に東方青蒼に会わせてほしいとお願いします。
結黎は小蘭花の元神を使って連れ出し蝶衣を騙して觴闕の解毒剤を入手します。そのころ小蘭花は東方青蒼に会いに行くが祟気を操って10万の大軍を取り戻してくると言われます。
31話・承影剣で封印を解く
東方青蒼から方法が見つかった以上、赤地女子の元神もお前も用なしだと酷い言葉を投げかけられた小蘭花は悲しみ出て行きます。
自分への愛がうすくなれば骨蘭は壊れるので彼女を救うためには嫌われるしかなかったのです。
仙界の大軍が玄虚の境に着くころだと知り小蘭花は巽風から承影剣を受け取り向かいます。小蘭花は10万の兵を蘇らせるために自害を試みるが寸前のところで仮面をつける海市主(容昊)に浚われ承影剣を折られてしまいます。
両軍が衝突するなか、凶神・太歳に魅入られた東方青蒼は祟気を使って10万の兵の封印を解こうとするが同心呪で小蘭花の危機に気付きます。
東方青蒼は慌てて駆け付けようとするが体に異変がおきて倒れてしまい、長珩は小蘭花を救うために駆け付けて容昊と剣を交えます。
東方青蒼は小蘭花の姿を発見し何とか向かうが彼女は承影剣の破片で自害していました。
小蘭花が自害すると両軍の死者たちは生き返り武器を手放します。兵の封印は解かれ100年の休戦が決まるなか東方青蒼は小蘭花を抱き抱えて涙します。
容昊は骨蘭から飛び出した赤地女子の元神を受け取り師匠を蘇らせます。自分は死んだはずだと訴えられたので深い傷を負われたものの息山神女が治したのだと告げます。
32話・夢の世界
小蘭花と婚姻し二人で幸せに暮らす夢の中に閉じこもってしまった東方青蒼。
巽風や觴闕は東方青蒼が夢の世界を保つために元神を費やしていると知り燃え尽きないように己の元神を注ぎこみます。
長珩は姿を現すと夢の中に入り込み協力を願うが東方青蒼は彼女は生きているし妻だと言い張ります。
「あれは小蘭花ではない、お前の執着が生んだもの、ここを出れば彼女を蘇らせることができる!!」
東方青蒼は泣いて嫌がる小蘭花に必ず救い出すと抱きしめ夢の世界を破壊します。觴闕は自分が蝶毒に侵されていた痕跡があると知り結黎が助けてくれたのかと思います。
容昊は師匠・赤地女子から何を隠しているのだと追及されます。すべてを知った赤地女子は許されない大罪を犯したのは指導を怠った自分の責任だと雲中君に告げると引き続き水雲天を守れと命じられ容昊は渡業淵で沙汰が下るのを待つよう言われます。
澧沅仙尊は娘を返すよう蝶衣に訴えると容昊を救い出せと言われ、丹音にお前の姉妹だと結黎を紹介します。
東方青蒼は万天の墟の司命殿に行くと司命は罪囚の長淵を逃がし夫婦になり決まりを破ったのだと長珩から知らされます。司命星君と司命に出会うと小蘭花には蘇る目があると言われます。
司命から「小蘭花の元神のかけらがあなたの元神の中にある、それを取り出して息山の聖域で形を取るのを持つ」と言われ、東方青蒼は小蘭花の命簿を受け取ります。