中国ドラマ「雲間の月は輝きて」作品概要
中国大手配信サイトで週間ランキング上位に君臨した予測不可能なタイムスリップ・ラブ史劇
人気ネット小説家・李蕓はセレブ御曹司・穆小七に言いがかりをつけられ原稿を削除されてしまう。
御曹司失踪事件の関与を疑われた李蕓は逃走するが気が付くと王朝にいて郡主・雲浅月となっていた。何かの間違いだと思いながら小説のネタ探しのために歩き回ると穆小七に瓜二つの青年・容景が現れる
この世界は何なのか？二人の関係は？愛と運命と謀略が交錯するファンタジー時代劇
ネタバレ私感/雲間の月は輝きて
37話・逆賊の入城
進軍図を盗むことに成功した雲浅月は逃走しようとすると容楓が協力を買って出ます。何のつもりだと訴えると容景に頼まれたと言われ兄は潔白だと訴えられます。
そのころ、夜天逸は進軍図は偽物だから望み通り行かせてやれと蘭漪に告げます。容景は自分が捜索に出ると名乗り出て信用しないなら蘭漪を同行させるよう進言します。
冷邵卓の馬車に紛れ込んでいたのは知っていたので後を追うが崖から転落したと知り捜しに行きます。
洞窟で目を覚ます雲浅月は容景に助けられた事を知るが早く都に向かわなければと立ち上がります。
「あなたの息子は死んでしまった。凌はあなたの子だ」と言い放ち剣を突き刺します。
「後悔するぞ」と容楓が割り込んできたので帝都で再会した時に必ずとどめを刺すと言い放ちその場を去ります。
雲浅月は持ち帰った進軍図を南凌睿に渡すと都侵略は防げないが東西に展開する月岐国20万は撃破できると言われます。
夜天逸が率いる反乱軍は帝都を攻略して入城すると皇太后は天賜を連れて逃げるよう軽暖に指示します。雲浅月は己を守れなければ夜氏は守れない、一時離れるだけで必ず戻れると皇太后を説得し皆を隠し部屋に案内します。
そのころ、合流するために向かっていた20万の月岐国は墨閣に待ち伏せを受け5千まで減らされます。
38話・ほどける糸
勝ち誇って王座に座る夜天逸だったがその場でいきなり捕縛されます。
権力に目がくらみ殺戮を重ね民を蔑ろにするような人が皇帝になれば淇国に惨劇が繰り返されるだけだと容景は言います。
拘束を自力で解き剣を手にする夜天逸だが冷邵卓と容景が結託し、本物の進路図を皇后に渡していた事を知ります。また自分の本当の父親が冷王爺だと聞かされ衝撃を受けます。
現実を受け止められない夜天逸は隠していた短刀を手にするが駆け付けた蘭漪が盾となり容景の投げたナイフにより命を落とします。
雲浅月が引き連れる官軍に包囲されると夜天逸はその場に駆け込んできた秦玉凝の剣により絶命します。すると父の仇を討ちすべて終わったと口にする秦玉凝は自らの首を斬り冷邵卓は驚いて駆け寄ります。
雲浅月は残った恨みは帝都で終わりにすると言ったはずだと容景に剣を突き付けます。容景は死を受け入れるが雲王爺はすでに息殺されていたんだと玉洛瑶は訴えます。
さらに夜軽染は国と雲浅月を容景に託し自ら自決したと知りすべては誤解だったこと知って動揺します。
そこに死んだはずの凌がやってきたので驚いて抱きしめると上官茗玥が救出して寺で匿ってもらっていた事を知ります。
「あなたの小さいころにそっくりだ」と住職に言われ、どなたなのか尋ねると亡くなったと聞かされていた父親だと知り驚きます。
39話・鏡の中の兆し
秦宰相と冷王爺が慕容家の謀反をでっち上げたことが発端であり、雲浅月の母親は容景を救い出して逃げる途中に殺されたと知ります。
出家していた雲浅月の父親から誤解が解けたのなら縁は大切にするよう雲浅月は言われます。
数年後、
雲浅月は医館を開業して凌と容景と暮らし、彩蓮は弦荷の子を授かります。玉洛瑶は再興は天逸のやろうとしている事と変わらないと納得し平和な生活が一番だと上官茗玥に告げます。
容楓は旧淇国の地に封ぜられ軽暖公主と新婚生活を満喫、成長する香荷は雲府の主となり、南凌睿は自分の幸せを見つけるために拓跋葉倩に会いに行きます。
幸せに暮らしていた雲浅月だが体調は日に日に悪化し鏡に姿が映らなくなっている事に気付きます。
鏡から消えた事に気付く容景に自分は別の世界から来たから近いうちに消えるかもしれないと告げます。
容景は時空を超える方法が書かれているという｢醒世異聞録｣を探し始めるが見つかりません。雲浅月を失うなんて耐えられないが別の世界で元気で生きていてくれるなら愛し続けることができるといいます。
すると醒世異聞録が届けられ雲浅月は確認すると3つ目の宝は簪だと分かります。
40話/最終話・時を超えて
雲浅月は元の世界に戻れても凌と容景を失う代償を払うことになり、容景は雲浅月を失っても凌がいるから後追いは出来ないと悲しみます。
雲浅月が消えかけていたので折れた簪を繋ぎ合わせ想いを伝え合います。
元の世界で目を覚ます李蕓（雲浅月）はすべて夢だったのかと思います。
天聖での経験を基に書き上げた小説｢世子妃はお転婆｣はベストセラーとなり、インタビューを受ける李蕓は容景のモデルはいると告げます。
会社の新事業として映画化を決めた穆小七だが｢世子妃はお転婆｣を映画化するために投資すると言われ金を捨てるようなもんだと言います。
しかし、生配信で李蕓が容景のモデルは自分だと発表した事で宣伝効果のためにも世間を信用させるために偽装恋愛と同居の契約を申し入れます。
衝突してばかりだが実際に仲が良くなり距離が縮まると李蕓は車に乗っている時にビルの広告画面で容景と凌が蛍を眺めている映像を目にします。
こちらの世界でも運命の人に出会えたのだと察し運転する穆小七の方に寄りかかるのでした。終。
総制作費48億円、再生数180億回を記録した中国ドラマ「瓔珞～紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃～」