中国時代劇|武則天
制作費56億、中国史上唯一の女帝・武則天の生涯をファン・ビンビン主演で描いた歴史超大作!
こちらの作品は「U-NEXT」で全82話鑑賞し、
全話あらすじ一覧と最終話の結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
見所&キャスト
第2代皇帝・李世民が治めた唐の時代。身分が低く下級の側室が何故、史上唯一の女帝に君臨し中国三大悪女と知れ渡るようになったのか?
美しく天真爛漫な武如意はまだ見ぬ王に焦がれ入宮するが厳しい掟の中で権力争いを繰り広げる妃たちを目のあたりにする。
純真な心と勇気を兼ね備えた武如意は親友・徐慧と協力し野望と思惑が渦巻く後宮で生き抜く覚悟を決める。
やがて李世民から媚娘という名を授かり寵愛を一身に受けた彼女はさらなる巨大な陰謀と李家の帝位争いに巻き込まれていく・・・
ネタバレ感想|武則天
4話・無謀な発言
承慶殿から文徳皇后の仮面を持ち出していた武如意は、死罪に値する行為だと皇帝(太宗・李世民)から責められます。
蕭薔がざまーみろと笑みを浮かべる中、徐慧が首を横に振っていたが武如意は確かに持ち出した物だと認めます。
文徳皇后の命日だから才徳兼備を表現できたら死罪を免じると韋貴妃から挽回の機会を与えられるが哀れみを感じるから難しいと発言したために処分が決めるまで投獄される事になってしまいます。
武如意は食事を届けに来た看守から酷い扱いを受けるが次の日に態度が変わってご馳走を持ってきたので誰の差し金だと問い詰めると殷徳妃だと知らされます。
すると陛下がお呼びだと輿まで用意されたので戸惑いながら甘露殿に向かいます。皇帝から文徳皇后を哀れんだ理由を聞かれ無礼を承知で承慶殿で舞を踊ったのは陛下ですかと質問します。
皇帝が認めたので私の中に文徳皇后の面影を感じ取られたのではありませんかとたずねると否定されます。武如意は寵妃となる秘訣を学ぼうとしたが皇后は7人の子を産み後宮を取り仕切っていたので女則を書く暇などなかったはずと気付き文章の裏に孤独な皇后の姿が見え隠れするのだと告げます。
皇后に対する陛下の想いは愛ではなく悔恨であり命日を大々的に行うのも罪悪感の裏返しと考えれば説明がつくと告げると皇后を侮辱した罪で承慶殿を管理せよと命じられます。
武如意が陛下に召されただけでなく承慶殿の管理を命じられただけなので韋貴妃はいったい何者なんだとイラつきます。武如意と楊淑妃が手を組んだらやっかいだがそれよりも蕭薔を再び甘露殿へ送り込まねばと思い宮女を通じ陛下の側近に賂を渡します。
鄭仁曦の娘で殷徳妃の姪にあたる鄭婉言は文徳皇后と似ているために鄭家と殷家の名誉のために5年かけて特訓を強いられ後宮入りします。
韋貴妃たちは見違えるほどそっくりだと驚くなか、殷徳妃は何をさせるつもりなのかと心配します。
5話・亡き皇后に瓜二つの娘
武如意と徐慧は蕭薔に虐められる宮女を助けた事がきっかけで鄭婉言と親しくなります。
文徳皇后の生き写しが現れたと報告を受ける皇帝(太宗・李世民)は蛍を捕まえようとする彼女を遠くから確認し夜伽に選びます。ここまで来たからには唐の後宮を掌中に収めてみせると鄭婉言は意気込むが、皇帝はしゃべり方から仕草まで似ている事に不信感を抱き触れようともしませんでした。
承慶殿を管理する武如意は陛下が訪れたので、気持ちは分かるが鄭婉言に罪はないので不当な扱いはしないよう願います。
蕭薔は自分より後に入ったのに鄭婉言が婕妤に昇格して紫雲閣に移ったので韋貴妃に不満を漏らすといつも独り寝だと知らされます。殷徳妃は寵愛を受ければ反発も大きく出る釘は打たれるので不安も大きくなります。
陛下が頻繁に武如意に会うために承慶殿を訪れていると知る殷徳妃と韋貴妃は、これを機に鄭婉言と武如意の仲を引き裂こうと企てます。
鄭婉言はこれから陛下に召された女を全員恨んでいくつもりですか?独占など絶対に無理ですよ。
ただ、武如意も質問には正直に答えた方がいいと思うけどね
6話・捕らわれの身
鄭婉言から陛下はいつもどこいるのかと聞かれる武如意は誤解を回避するために知らないと返事し励まします。
しかし前もって聞かされていた鄭婉言は寵愛を奪う者には死を与えなければと殷徳妃に相談します。真っ先に疑われるしただの憶測かもしれないから駄目だと言われるが後ろめたさがるから嘘を付くのだと訴え寵愛を受けられれば斉王を呼び戻せると説得します。
女宮を通して毒酒を受けとる鄭婉言は武如意を呼び出し殺害を試みるが言われた通りに実行したものの自分が命を落としてしまいます。
武如意は人を呼ぶが下手人と疑われて拘束され、彼女の最後の言葉が「謀られた、ごめんさない」だったために困惑します。
鄭婉言の死によって兄・殷宏智の尽力は無に帰し、韋貴妃は邪魔者を排除する好機であるため漁夫の利を得たのだと指摘される殷徳妃だが下手人は自分であると告げます。そして我々は命があるだけでも幸いな立場だから何もしないほうがいいのだと兄への伝言を託します。
武如意は濡れ衣を着せられ韋貴妃から激しい拷問を受けるが身の潔白を訴えます。徐慧は彼女が下手人なわけがないと思い楊淑妃に助けを求めに行きます。
楊淑妃はこちらに累が及ぶ可能性があるため陛下に報告すると、韋貴妃は陛下が来たために激しく動揺します。
武如意は陛下が守ってくれると思ったが大理寺に任せろと指示して去ってしまったのでショックを受けます。しかし韋貴妃は自分に配慮しつつ武如意を守ったのだと察し放免するよう指示します。
ってきり殷徳妃の宮女は韋貴妃に買収されているのかと思ったら殷徳妃の仕業なんかいww
7話・謎の刺客
放免された武如意は承慶殿に戻るが二人の刺客に襲われます。ちょうど訪ねてきた陛下に出くわし安堵して気を失うと皇帝は殿内を捜索して曲者を捕らえよと命じます。
武如意の首の痣が深く刺客の仕業だと察し鄭婉言が亡くなった件と関係がありそうだと疑い大理寺に捜査を命じます。
注ぎ口が二分されている酒器の片方に毒が仕込まれている事が判明するが鄭婉言の持ち物であるために彼女が武如意を狙ったのではないかと疑います。
またそれを利用して鄭婉言を狙った黒幕がいるはずと察します。
武如意は怖い夢を見て飛び起きると徐慧がいて陛下の寝宮だから安心してと言われます。韋貴妃から拷問を受けたと陛下に言うべきと勧められ証拠がないと告げると楊淑妃がお見舞いに来てくれたので助けてくれた事に感謝します。
陛下に報告するつもりかと聞かれたので、韋貴妃の悪事は今に始まった事ではないのに貴妃のままなので権勢を振るう高官の娘ではないかとたずねます。
証拠もなく訴えたら陛下を困らせるだけなので今は絶えるしかなさそうだと告げます。
陛下に呼ばれる武如意は刺客に心当たりはないかと聞かれ陛下の隣にいる韋貴妃を見ると落ち着かない様子が見て取れます。貴妃を庇う発言をすると皇太子・李承乾が足に障害が一生残る怪我をしたと報告が入り皇帝は急いで向かいます。
調べさせると落馬は行商人の故意によるものだと分かるが皇太子に暴行され亡くなった張文良の息子で報復されたことが分かります。
皇太子の素行の悪さを知った皇帝は魏徴を師に任命し教育して正しい治国の道を伝えるよう命じます。
しかしただの行商人が皇太子の行動を掴めるはずないしシャモを怖がることは宮中の秘密であるため陰で糸を引くものが故意に落馬させたのではないかと疑念が生じます。
武如意が貴妃をチクらなかったのは証拠がないから当然なんだけどチラチラ見て陛下に訴えていたよねww