中国時代劇|武則天
制作費56億、中国史上唯一の女帝・武則天の生涯をファン・ビンビン主演で描いた歴史超大作!
こちらの作品は「U-NEXT」で全82話鑑賞し、
全話あらすじ一覧と最終話の結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
見所&キャスト
第2代皇帝・李世民が治めた唐の時代。身分が低く下級の側室が何故、史上唯一の女帝に君臨し中国三大悪女と知れ渡るようになったのか?
美しく天真爛漫な武如意はまだ見ぬ王に焦がれ入宮するが厳しい掟の中で権力争いを繰り広げる妃たちを目のあたりにする。
純真な心と勇気を兼ね備えた武如意は親友・徐慧と協力し野望と思惑が渦巻く後宮で生き抜く覚悟を決める。
やがて李世民から媚娘という名を授かり寵愛を一身に受けた彼女はさらなる巨大な陰謀と李家の帝位争いに巻き込まれていく・・・
ネタバレ感想|武則天
36話・武如意と武媚娘
韋貴妃は媚娘が掖庭に投獄されるも太宗・李世民(皇帝)にはまだ情があると察します。罪は知れ渡っているし投獄で自害しても誰も不審に思わないだろうと告げ春盈に手配させます。
楊淑妃は訪ねてきた李治(雉奴)から媚娘を助けてくれとお願いされるが謀反人は難しいと告げます。掖庭の獄に誰か侵入したようだと楊青玄から報告を受け令牌を渡し見舞いを口実に二人で掖庭へ行くよう指示するが李牧も連れて行けと耳元で指示します。
李治は令牌があれど陛下の命令があるので誰も通せないと言われ困惑していると楊青玄が機転を利かせ李牧が強引に押し入ります。
媚娘は寝ているところを侵入者に絞殺されそうになったが負傷を追いながらも駆け付けた李牧に助けられます。
媚娘の尋問のためにやってきた皇帝は媚娘をすぐに抱きかかえると負傷する李牧から話を聞くために絶対に死なせるなと指示します。
楊淑妃から李故という新しい身分を与えられた李牧は皇帝に謁見すると入宮以来、韋貴妃の陰険な所業や武才人の境遇を耳にしていたので功を立てる好機だと思い命を賭けて救出したと告げます。
媚娘は李牧と再会すると、いずれ殺されるから共に逃げようと誘われます。天真爛漫な少女ではなく今は寵愛争いをし人も殺した事がある媚娘なんだと告げ断ります。
ってことはまだ徐慧の悪計により狙われそうだ。どれだけドロドロでもいいけど徐慧だけは嫌ね。
楊淑妃は韋家と魏王、そして媚娘など一気に排除する計画なのかな?
37話・称号剥奪
媚娘は文徳皇后の血を引く皇子じゃないかと李治に告げ、あなたが皇太子になれば争いは終わるはずだと訴えます。
楊淑妃が皇后になりかけた時は長孫無忌を筆頭に朝廷の者が反対したから、呉王が皇太子になれば朝廷内は粛清されるし魏王が皇太子になれば他の兄弟が殺されてしまうと訴えるが期待には応えられないと李治は言います。
大理寺の審理により媚娘は皇太子の謀反に関与していない事が解明されるが隠蔽した罰があるために才人の称号が剥奪され清寧宮を追放されます。
蔵書閣で古書を筆写し反省を促されるが行動の制限がないために自由に動くことは叶い一番軽い罰でもあります。
長孫無忌は韋源承が後宮と結託し不正を働いた証拠をつかみ報告すると、李承乾の落馬の件や謀反の件に魏王が裏で関与している事を知る皇帝は激怒します。
また掖庭の獄丞が媚娘を殺すよう命じたのは韋貴妃であると白状したことも伝えます。
盗み聞きしていた徐慧は蕭薔に機は熟したとの文を送ると、蕭薔は覚悟を決めお茶に薬を入れて飲み干します。
蕭薔がいきなり流産したので困惑する韋貴妃は媚娘が届けた香袋に五行草が入っていたと知ります。
韋貴妃は謀反の罪があるから陛下は来るわけないと思い媚娘を呼び出して拷問をくわえるが陛下がやってきたので動揺します。
しかも自分の命で媚娘を殺そうとした獄丞が白状し乾祥宮の薬膳房で五行草が発見された事で大理寺を呼ばれてしまいます。
媚娘は徐慧に頼まれて届けた香袋だし皇太子への文を見せていたのだからいいかげん気付いてくれ
38話・韋貴妃の失脚
韋貴妃が大理寺の調査を受けていると報告を受けた魏王は乾祥宮の者が庇うわけないと察し、貴妃の権勢を笠に韋源承が民を虐げていると弾劾します。
弁明の機会を与えてはいけないと長孫無忌から進言を受けた皇帝は媚娘を殺害しようとした罪と蕭薔を流産させた罪で掖庭に投獄します。
拷問の許可が下りたと知る魏王は貴妃は耐えられずすべてを白状するのではと恐れ獄に侵入します。納得する貴妃は自害する勇気はないから来てくれて感謝すると告げ覚悟を決めます。
媚娘は魏王が裏で関与していたとして、計画がすべて筒抜けなのは自分の事をよく知る者が内応しているはずと楊淑妃に告げます。また謀反に連座した子孫と露見すれば危険なので李牧を宮外へ逃してほしいと願うが貴妃が自害した報告を受け驚きます。
貴妃を殺した魏王はすべては媚娘のせいだと憎むと皇太子になれば簡単に排除できるから焦る必要ないと杜楚客に言われます。
媚娘は李治を皇太子の座に就かせるために名著や奏上文を読ませ政について学ばせます。
皇帝は媚娘が危機の時に救出した李の身分が完璧であるために知り合いのはずだと疑います。すると徐慧がやってきて李故は謀反に連座した子孫で本当の名前は李牧だと知らされます。
そのころ瑞安は徐慧から岩にぶつけた傷だろうと言われたが文娘の遺品に燭台がなかったから殴り殺されたはずだと媚娘に告げます。皇太子宛ての文が何故か陛下の手に渡っていたと言われ東宮に届ける時に文娘の行動を思い出し口封じで殺されたのではと疑います。
やはりね、李牧の件を徐慧に話してしまったからこうなるとは覚悟してたよ。ただ媚娘も黒幕は徐慧であると多少でも疑い出したのでは?
39話・3人の男たち
皇帝は重臣たちや皇子たちと北伐の是非について話し合います。魏王と呉王も意見を述べるなか太極宮に姿を現した李治の意外な政治力に驚きます。
媚娘はブランコに乗る蕭薔の背中を押してあげていると徐慧から香袋を口実に陥れる気だったのだから構う事ないと言われます。なにわともあれ蕭薔は私を救い貴妃を排除してくれたのだから共に入宮した仲間として正気を失う彼女の面倒を見たいのだと告げます。
媚娘は皇太子を陥れた黒幕がやたら詮索してくる徐慧ではないかと疑います。御書坊に呼ばれる媚娘は好機を掴んのだから決して誤った選択はしないよう王徳に言われます。
李治は李故を連れ出し媚娘とはどんな関係だと剣を突き付けるが簡単に返され、保身のために殺すべきだが媚娘が悲しむから生かしてやると言われます。
媚娘は罠を仕掛けられているとも知らずに李牧に関する報告書を持ち去ってしまいます。
李治は媚娘を守るため、平穏な世にするために皇太子になる決意を固めたようだが権力に溺れたりしないでしょうね・・・