灼灼風流~宮中に咲く愛の華~
ジン・ティエン&ウィリアム・フォン共演、官職を目指すヒロインと深い傷を負った王が陰謀に巻き込まれながらも困難に立ち向かう中国時代劇
全40話を視聴し全話あらすじ一覧と見所キャスト、最終回結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
江南一の富豪である慕家の七女・慕灼華は父親が18人目の側室を迎え入れる日を狙い侍女・郭巨力を連れて抜け出し科挙を受けるために定京に行く。
医術の才能を生かし生計を立て科挙に向けて準備していると偶然にも虎と恐れられる南宸定王の劉衍と出会う。
彼はかつて3万人の軍を率いて国のために戦い女子の科挙受験を実現させた張本人であったが裏切りによって多くの仲間を失い深い傷を負っていた。
全40話で紹介します。
ネタバレ感想|灼灼風流
3話|賢すぎて怪しい
慕灼華は遺体に触れた定王・劉衍の脈診をさせていただくと体内に淵羅の毒と万能な解毒薬・雪塵丹の成分があることを知ります。
昨晩、脈診したときは別の成分が加わり均衡が崩れたのだと察します。
雲想月の遺体の衣を切り取ると還陽散の匂いがしたが用いる材料はいずれも希少なので高価な薬材を惜しみなく使える者で定王の近くにいる者が怪しいと思います。
劉衍はやたら賢く医術に秀でた慕灼華を怪しみ調べさせると江南淮州の富豪である慕家の七女だと知るが本名は慕琦で慕灼華は偽名だと知ります。
また父親には多くの側室と庶子がいて慕灼華の母親は元妓生で第三夫人だが既に亡くなっていると知ります。
そんな中で郷試を受験して25位の成績を収め更に医術に秀でるとは並大抵の者ではないし能力を隠しているようだと思います。
陛下の誕辰を祝う年に一度の寿寧節があり慕灼華は郭巨力を連れて街へ繰り出します。兄である陛下や3人の皇子と民の喜ぶ顔を見下ろす劉衍は自分の体の事を知るのは皇族くらいだと思います。
慕灼華は皇帝の娘である柔嘉公主・劉皎を目にすると薛将軍に嫁ぐはずだったが5年前の戦で戦死してしまったんだと郭巨力に教えます。
劉皎は江南の地に済善堂を開いて貧しい人々を救済しており慕灼華は子供の時に会話を交わした事を思い出します。
そんな時、荘文峰の配下たちに発見され取り囲まれてしまい「助けて、人さらいだ」と大きな声を出して助けを求めます。
人が集まってきた時に隙をついて逃げ出すと劉皎を発見し敢えて声をかけます。しかし、立ち話で窮地を救えたかしらと言われ気付きながら救ってくれたのだと感謝します。
劉衍は慕灼華が追いかけられているのを見て周家宰を捕らえ婚約証書を奪うとはナイスですね。
そんな劉衍の命を狙っているのは声と後姿だけだけど皇太后のようですね
4話|高みの見物
慕灼華は私の名を使えば通せるようにしとくと柔嘉公主・劉皎に勧められ文錚楼の書生会へ向かいます。
劉衍みたいに高すぎる功績は陛下への不忠を疑われる材料ともなるから平凡に暮すためにも登壇せずに高みの見物をしようと郭巨力に話します。
才気あふれる沈驚鴻が登壇して持論を展開すると集まった文人は誰もが称賛します。
劉衍は第一皇子・劉琛を連れて文錚楼に来ていたが隣室にいる慕灼華が題目の内容や沈驚鴻について言いたい放題だったので思わず笑みを浮かべます。
文錚楼をでる慕灼華は周家宰たちを目にししつこい奴等だと思うが劉衍が出てきたのでわざと転び支えてもらいます。
しかし見抜かれており「知恵は正しい事に仕え、義のない者には務まらないから仕官など諦めろ」と言われてしまいます。
各地の済善堂の帳簿に目を通す劉皎は定京での人数を増やすよう指示します。子供たちのために学問の先生が必要だと思い張り紙を出すと済善堂で世話になり育った沈驚鴻がやってきます。
にしても沈驚鴻を演じるシュー・ハイチャオさん、これまで見た「夢華録」「清越坊の女」「蒼蘭訣」でも何か嫌いなキャラだったから聡明な公主のことが好きなんでしょうけど合わないと思ってしまう。まぁ~この先結ばれるかは知らんけどさ。
なんか慕灼華が周家宰を手懐けそうですねww
5話|娘の素性
会試まで10日を迎え慕灼華は勉強に励むが郭巨力に強引に引っ張られ浮雲寺へ願掛けに向かいます。
菩薩様も誰を合格させればいいか迷うでしょうねと告げると劉衍の姿を発見し後を追うが見失ってしまいます。
声を掛けられたので私に用があるから後姿をお見せになったと思ったと告げます。街中の医者を尋ね還陽散を知る者はいないのに調合法はいつ誰に教わったんだと聞かれます。
記憶をなくしていた母に聞いたのは原料のみで調合法は知らないと告げ仙香の流通を調べれば糸口が見つかるのではないかと勧めます。
慕灼華は母から医術や身の立て方などすべて教わったが母親がそれらの知識をどこで身に着けたのか分かりません。母の生家について何年も探り続けているが分からず調べてくれるなら願ってもない事だと劉衍に頭を下げます。
第一皇子・劉琛は沈驚鴻を目当てに詩会へ向かい、劉皎が来てくれるのを待っていた沈驚鴻は勇壮な詩を詠み聴衆をうならせます。
劉衍は誰も還陽散を知らないので検視をしても見逃されたはずだと思い慕灼華を連れて向かいます。慕灼華は袁成明の白骨した遺体を検視し傷痕は多いがどれも致命的ではないと言います。
鍼で刺された痕跡を発見し、かぎ爪状の器具で拘束して自由を奪い鍼で頭蓋骨を貫いたあと高所から落として絶命させたのではないかと言います。
沈驚鴻、なんか公主のストーカーっぽく見えるけども気のせいかしら。そもそも才人とはいえ公主の相手にはふさわしくないのではないかしら。
6話|見え隠れする朝廷の闇
袁成明の遺体を検視する慕灼華は隠し武器が専門の唐一族なら頭蓋骨を貫ける針を作ることができるかもしれないと言います。
牛の毛のように細く人骨を貫くほど高い暴雨梨花針というものがあると書物で知ったが実在するか分からないと告げると執剣は親衛隊の武器・飛ばし針だと言います。
劉衍はむやみに口にするなと叱責するが幼い頃に兄から聞き護身用にと己も持っていました。
劉衍たちが検視を終え外にでると刺客襲われ、執剣と執墨に任せて慕灼華を連れて逃走します。木の上に身を隠すが刺客に襲撃されたにも関わらず緊張感のない灼華は試験が目前なのに風をひいたようだと心配します。
木の下には刺客が現れ劉衍は様子を伺っていたが慕灼華はどんな男にも性欲があると父が言っていたことを思い出しこんなに密着して大丈夫だろうかと心配します。
すると慕灼華が足を滑らせて落下したので劉衍はすかさず降りて抱き留めると指輪に仕込む飛ばし針で仕留めます。
執剣と執墨は劉衍たちのもとへ急ぐと駆け付けた皇室親衛隊と刺客が衝突していました。
皇太后のもとに押し掛ける皇帝は約束を破りましたねと訴えます。武勲がある劉衍が謀反を起こしたら勝ち目はない、お前を守るためと言われたので弟が謀反などあり得ないと訴えます。
蒼梧軍を母上が全滅させたと後から知って闇に葬ったのに飽き足らず弟の命まで取るのかと責めるが殺さねば枕を高くして眠れないと言われ困惑します。
親が罪を犯せば子が代償を払うもの、幼い時に弟を溺死させようとしたから助けに入った私が病持ちになったことをお忘れかと訴えその場を去ります。
ただ、その時から命を狙って仕留められないなら今後も無理でしょうね。駆け付けてくれた皇室親衛隊はおそらく陛下が向かわせたものなんでしょうね
これは100%皇太后が悪い