紅き真珠の詩
「長歌行」のチャオ・ルースー×リウ・ユーニンが再びタッグを組んだ中国大型時代劇!
唐の時代、真珠採りの奴隷が伝説の宝石商人へと上り詰めていく!
こちらの作品はWOWOWさんですべて鑑賞し、
見所キャスト、全話あらすじ一覧、ネタバレ感想を最終話の結末まで詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
2024年末の中国時代劇市場で話題を集めたヒット作!
唐の時代、合浦では揚州の崔氏が3年連続で皇室に真珠を献上していたが真珠採りの奴隷・珠奴は命懸けで海に潜る過酷な生活を強いられていました。
ある日、採取場に昭武康国の豪商・燕子京と謎めいた書生・張晋然が現われ真珠の競売会に参加する。珠姫に選ばれた珠奴の端午は張晋然によって窮地を救われ奴隷の身分から解放されると燕子京の隊商に加わる。
自らの出自の秘密を知るが燕子京の復讐劇に巻き込まれていく。
ネタバレ感想|紅き真珠の詩
7話|掴み取る商機
端午は曹大の罠によって合浦の真珠買い取りの権利を懸ける争奪戦に選ばれます。曹大がクジを落とした事で不正が明らかになると燕子京はやり直しを命じるが端午は水中戦ということもあり立候補します。
宝を勝ち取ったら商人に格上げすると約束してもらうと水死を防ぐ衣を授かります。
海神祭を楽しんだと端午は燕氏隊商の代表として姿を登場するが海に武器が放り投げられると土壇場になって徐南栄が美術を競う形式に変えると言い出します。
燕子京は最初からそのつもりだったのだろう察し、それでも端午を信じるが崔氏の代表が隠し持っていた暗器で襲いかかったので助けに入ります。
勝手に掟を変えた上に卑劣な手を使い祭事を戦場に変えるとは何事だと責めるが諸国を股に掛ける隊商は信用が第一だと告げ負けを認めてやります。
端午は張晋然の治療を受けると命を懸けることじゃないだろうと心配されます。土木事業を司る官署・将作監に推薦状を書いたから長安へ行こうと勧められるが求める自由から遠ざかると拒否し心遣いに感謝します。
端午は商船まで張晋然に送ってもらうと天子から授かった玉の護符を差し出されるが大丈夫だから心配しないよう告げ受け取りませんでした。
負けた事で商売とは関わりを断ち侍姫として私だけに仕えるか船底に戻り鞭打ち20回選べと燕子京に選択肢を与えられます。
鞭打ちを選ぶが負けたとはいえ隊商の名声を懸け死力を尽くしたのだから褒美をくれと訴えます。
卓宝斎に協力を頼み真珠を調達するから鞭打ちは猶予をくれと告げると失敗したら40回だと念を押されます。
崔十九はあまり燕子京を怒らせない方がよろしいかと・・・今回の件が終わったら徐南英と手を切るつもりなら尚更よね
8話|瞬く希望の光
真珠買い占めの許可を燕子京から得る端午は蝦米と共に商人に格上げされ船底から上層の部屋へ引っ越し友になった馮五娘に会いに行きます。
自分が作った簪が売れていないと思い持ってかえると告げると目玉商品だから一番目立つとこに置いてあるのだと言われます。気を遣わないで大丈夫だと告げるが注文書を見せられ本当に売れているのだと喜び新作を渡します。
張晋然が宿から追い出されるのを目撃し声をかけると詩が海神を怒らせたと噂になったせいだと知らされます。
端午は馮五娘と茶をしようとしていたので張晋然を誘うと長安では女子も商人として認められていることを知らされます。馮五娘はいつか長安で卓宝斎を構えたいと夢を持ち宿を探しに行くと張晋然が席外すと端午を慕っているようだと察します。
端午は本題に入り無理は承知だが燕氏のために真珠を買い集めてほしいと願うと、巻き込まれているのだと察する馮五娘は快く受け入れてくれます。
張晋然は端午の手引きを受け燕子京に会わせてもらうと商船に泊まれるよう間借りを頼みます。崔十九が放った刺客から逃れる張晋然は背後にいると疑う徐南英を罠にかけるために崔氏採取場の帳簿を手に入れ都に戻ると耳に入れます。
馬を走らせると刺客に襲われたので返り討ちにするが刀傷を負って商船に戻ります。しかしこれで徐南英が背後にいることを確信し帳簿を密かに都に送り郢王に届けるよう指示します。
これから端午は外人の商人から真珠を買い占めるらしいが一緒に行く衛氏はなんか崔家からスカウトされてたよね。裏切らない事を祈る
9話|裏切りと策略
端午は燕子京の命を受け蕃商・施那威の真珠を買い占めるために主計の衛彦を連れて向かうが道中で彼女が体調悪くなったので金子を受け取り先に向かいます。
駆け付ける端午は崔十九を制して商談をまとめて商船に戻るが蝦米が激しい拷問を受けたことを知り激怒します。
曹大と龐松に復讐しに行こうとすると商人にやっとなれたんだから台無しにしないでと蝦米に訴えられ涙します。
その夜、主計の衛彦が縛られていたので駆け付けると燕子京から裏切り者だと知らされます。何かの間違いではないかと訴えると揚州有数の宝飾店を崔家に譲っていた証拠があると言われます。
殺せと命じていたので必死に止めると張晋然が命を軽んじるなとやってきます。燕子京は隊商を裏切った罰で衛彦を海に放り投げて追放するよう命じます。
端午は衛彦から渡された箱には金子が入っていなかったので前金を払う事ができず真珠の簪を作ることを提案したが、燕子京が衛彦の裏切りを知ったのが昨夜だと知り最初から衛彦を泳がせ崔十九を油断させるためだったんだと知ります。
端午は真珠に簪を施那威に見せに行くが横やりを入れてきた崔十九に契約を奪われ、1千万銭は売らないと大損だと忠告し去ります。
端午は衛彦の遺体が上がったのを目にするが岸辺で人殺しを見たと通報があったことを知ります。燕子京が殺害容疑で捕縛されると徐南英がやってきて官府が隊商の財産を預かると言いだします。
端午は折よく特使が来るなんて船の宝が最初から狙いじゃないのかと言い放ちます。張晋然は解決済みだったとしても官売を行い遺族への賠償に充てねばならないと訴え自分が封印紙を張り盗まれないように見張っとくと告げます。
端午は康琚から血珠を渡され隊商を去れと燕子京の伝言を伝えられ困惑します。燕子京が罪を認めた事で財産は結局没収され、端午は官売で買い戻せばいいと思います。
その前に曹大と龐松に宝があると敢えて耳に入れ盗みに来たところ康琚に捕らえてもらいます。
穴を開けた真珠など献上品にならない、端午はあっさり引き下がったけど何か施那威に伝えていたのかな?
張晋然って良いところに来てくれるけど邪魔な時にでも来ちゃうねww
10話|賭けの結果
端午は曹大と龐松を鞭打ちにすると「私刑などやめろ、燕子京とやってることが同じだ」と張晋然に訴えられます。
貴人に自分らの境遇は分からないでしょう、何もしなければ濡れ衣を着せられ鞭打ちを受けるのは自分たちなんだと告げると鞭打ちを続けるよう命じます。
端午は燕子京の隠し部屋に宝があるのだと趙掌事に告げ官売にかけられる隊商の財産を買い戻そうと告げます。
燕子京は面会に来る康琚から端午が曹大と龐松に罠を仕掛けて捕らえ追放したと報告を受け我慢強い女子になったと評価します。
崔十九は父・崔敬初を出迎えると貢ぎ物の損失を報告しなかったことで叱咤されます。燕氏隊商の真珠をすべて買い取ると言い出したので罠かもしれないと訴えるがお前は男装していないでさっさと衣を着替え嫁げばいいと言われ断ると殴られます。
競売当日、張晋然によって財産の入った箱の中身は公開されないまま競売が進められることになります。
端午は馮氏と共に官売に向かうと崔家は2600万銭を調達したと康琚に耳打ちされます。真珠を手に入れなければ崔家の危機であるため焦る崔敬初は有り金をはたくと端午が降りたので封印紙に署名します。
箱をすべて開けるとガラクタばかりであり崔十九はやはり罠だったかと倒れ掛かる父を支えます。
燕子京は官売に姿を現すが死んだはずの衛彦を連れていたので端午は驚きます。張晋然は契約が成立しているので崔家に支払うよう告げると燕子京からこの機会をうまく活用しろと言われ見事な策だと称えます。
燕子京は帰郷したいと趙掌事にお願いされ穏やかな老後を過ごせるよう揚州の店舗を一軒与え、手柄を立てた端午を隊商の従事に昇格させます。
崔十九は献上品を台無しにした罪を認めると徐南栄に頭を下げ、真珠の蓮台も準備するので潭王との仲を取り持ってくれと願います。
それにしても燕子京の策に張晋然も関与していたのか。施那威も友達で崔家に真珠買取を焦らせるために真珠に穴を開けたと伝えさせたのか、参りました。
11話~のネタバレは更新中