作品情報/キャスト
チソン主演、正義に対するメッセージを伝える韓国法廷ドラマ
正体不明の疫病が広がり国家的災害事態が2年を経て収束した韓国。政府は国民が直接審判を下す史上初の公開裁判の準備を進めていました。全国民が投票で裁判に参加できるライブ法廷ショーで裁判長として法廷に立つことになったカン・ヨハンは公正な判決を下すことを宣言。正義を具現化し容赦ない追及をすることで知られているヨハンだが最初の裁判を前に怪しい動きを見せ、陪席裁判官のキム・ガオンは疑いを抱き始める。
全16話で紹介
ネタバレ感想/悪魔判事
第12話・決別の時
法務長官を訪ねる予定だったスヒョン刑事は銃声を耳にし部屋に駆け込むとギョンヒが自害しており、その場にいたヨハンとガオンに出て行くよう促し警察に通報します。
ギョンヒが自害したと電話を受けた大統領は秘密資金と光化門暴動の真相に関するファイルを持っているはずだから探せと命じます。
スヒョンはガオンが訪ねてきたので自分はギョンヒの血痕がべったり付いたガオンの指紋を消した、証拠隠滅をしたんだと訴えます。
涙を流しながら二度と会いに来るなと告げるとヨハンに会いに行きガオンにこれ以上構わないでくれと訴えます。
ギョンヒが自害したのに証拠が欲しくてポケットをあさってしまったガオンは自己嫌悪に陥ります。
これは生きるか死ぬかの戦い、敵が強大するから仕方がないんだ、敵はまずます勢いづくから止めなければとヨハンに言われます。
この家は安全だとエリヤに止められるが一緒にいてやれなくてゴメンと告げガオンは出て行きます。
乾杯する大統領たちはヨハンがいる以上まだ脅威が残っていると思います。ソナは味方に引き入れた方がいいのではと進言すると寝たのかと侮辱され機密ファイルを要求した奴だと言われます。
スヒョンに相談された大法官ジョンホはヨハンを呼び出し地獄を見てきたガオンに何をさせているんだと聞くと受け入れるか戦うか選択肢を与えただけだと言われます。
ヨハンはジョンホを監視するよう命じると野党の議員や記者と会っていると知らされます。また竹やりのチュンシクが電子足輪を壊し逃走中なのに警察が動かないので大統領の指示だろうと言われます。
ジョンホは記者会見を開きヨハンは国に暴力の連鎖を招いていると批判し裁判部の解体を求めます。
ちょうどいい奴が現われたと笑みを浮かべる大統領はヨハンの支持者に扮してジョンホを襲わせヨハンを現職にとどめるべきか大法院は考えるべきだとマスコミに訴えます。
ニュースを目にしたガオンは病院に駆け付けると妻子にまで及んでしまったとヨハンを責めていたので彼は関与していないはずと告げます。
ソナに呼び出されたヨハンは彼女がネックレスを外していたので何か企てていると察知します。協力者Kが吊り下げられているのを目にするとソナに銃口を向けられていたので回し蹴りして銃をはじき飛ばすがジェヒに発砲されます。
仲間が落とされ亡くなったのを目にしたヨハンは悲惨な方法でソナを殺すと宣言します。
第13話・慟哭
電子足輪を壊して逃走中のチュンシク率いる竹やりに襲われたガオンは逃げ出すとヨハンから連絡を受け駆け付けてくれたスヒョンの車に乗り込みます。
気を失っていたヨハンはイングク弁護士の呼びかけで目を覚ますと協力者たちが襲撃されていると知らされます。
エリヤと連絡が付いたので負傷した体で急いで帰るとソナが一緒に食事をしていました。エリヤに危険が及ばないよう話を合わせるヨハンだが馴れ馴れしいとエリヤに手を叩かれたソナは帰って行きました。
スヒョンに手当てを受けるガオンはヨハンのやり方は犯罪だし正しくないが自分を抑えられないと話します。昔から迷惑ばかりかけて隣にいる資格もないのにお前がいないと生きられないと告げると危険に身を置かないでと訴えられキスを交わします。
ずっと好きだったが急に気まずくなり嫉妬や傷付け合ったりするのが怖くて一生友達でいいと思っていたが、我慢できないから傷付け合ったとしても一緒にいようとガオンは告げます。
大統領は新ウィルスにより夜10時以降の外出を全面禁止とし、社会の秩序を乱す団体を検挙したと会見を開きます。
協力者が捕まったんだと察知するヨハンは怒りに震え、財団の情報操作だと察知するガオンは国の一大事に竹やりが動いているのはおかしい、ウイルス事態が嘘だとジンジュ判事に言います。
冗談は止めてと現場に確認しに行くジンジュは強引に車に連れ去られている民を目にし言葉を失います。
ヨハンは大統領を訪ねウイルスと偽り貧困民を浚うとは話しにならない、さっさと中止にしないと公開法廷に引きづりだすと詰め寄ります。
大統領は裁判部を解体し国難に対応するための新たな裁判部を新設すると会見を開きます。裁判長に選ばれたジンジュは就任演説を開きたいと放送局局長にお願いしヨハンのお別れ会をすれば視聴率が稼げると唆します。
そしてヨハンたちはプロデューサーやスタッフを現場に誘導して撮影しイングク弁護士たちが局を乗っ取ります。プロデューサーは現場を目にして驚き撮影を始め、政府が国民を騙すために非常事態宣言までだしてウイルスをでっちあげ貧困民を浚っていると暴露します。
いつまでたっても放送が中断されないので大統領は停電させ強引に止めるがアプリでは見れる状態でした。
一致団結した貧困民たちに襲われる竹やりは逃げ出すがテレビを見て駆け付けたスヒョンは何者かに銃で撃たれ命を落としてしまいます。
第14話・命の対価
愛するスヒョンが狙撃されて命を落とし傷心するガオンは犯人を必ず捕まえると怒りを活力に変えます。
狙われたのは裁判部の誰かだったはずと疑うヨハンは政府が投入した救護要員が老人を殺し現場では刑事が殉職したのに黙然している政府を非難し関係者の責任を追及するとマスコミに告げます。
そしてガオンは政府が逃げられないように国民500万人を越える国民が有罪に投票したなか裁判を拒もうとする者がいればその者こそ真の黒幕だと訴えます。
ソナにトカゲの尻尾切りだと言われた大統領は要員の一部が実績を競って痛ましい結果を残したと会見を開きます。そしてウイルスをばらまき真実にしなくてはとヨナに告げ笑みを浮かべます。
公判が始まると政府側からの要人は事故だったと言いだしたのでヨハンはチュンシクが鉄パイプで老人を殴り倒す映像を見せます。
それでも戦時中も同然ななか変種ウイルスの拡散を防ぐため住民が避難命令に反発したために事故が起きたのだと言い張ります。
ヨハンは証言者としてウイルス学者に来てもらうようお願いしていたが本日ウイルスに感染し亡くなったと言われ口封じされたかと怒りをおさえます。
竹やりのチュンシクに口を割らせるしかないと思い彼が大統領の撮影スタッフでファンクラブの会長だった証拠となる映像を流します。
大統領選の時は運動員までやっていたようだと告げると分からないと言われたのでデモ隊への暴力行為と商店での略奪によって逮捕歴があると教えます。
酒に酔って愚かな行動をしただけだとチュンシクが口にしたので今回はどうなんだと聞くと自分で行動を起こしたと言います。大統領が警察に任せないで自発的に行動するべきと配信した直後に被告人は仲間を率いて外国人労働者を暴行していたが同じ仲間が現場にいたのに指示を受けなかったのかと追求します。
チュンシクが政治哲学に共感し自分の判断だと言い張るのでヨハンは弁護人も共感しているのかと聞くと認めます。
そして「人を殺した奴は決して許されない、命の対価は命だけなんだ」と発言した大統領の映像を流し、被告人への死刑を提案すると訴えます。
国民に呼びかけると75%が賛成し、用意していた電気椅子を披露して24時間後に執行だとヨハンは言い放ちます。
いくら何でも方法は間違っているとジンジュに言われたヨハンは決めたのは国民だと告げ反対なら去れと言います。
また国民の手による死刑執行に強く反対したジョンホは辞意を表明します。ガオンはジョンホに会いに行くとスヒョンはヨハンを疑い聖堂の火事を調べ関係者ヨセフという人物がどうしても見付からなかったと言っていた事を知らされます。
必死に隠してきた過去を暴かれそうになったらどう思うかと訴えられたガオンはいろいろと疑問に思うがヨハンから質問する前に行動しろと言われます。
大統領はチュンシクを連れて来させヨハンの狙いは大統領の名を吐かせる事だから耐えればいい、停電を起こしてでも守ってやる、信じろと告げます。
チュンシクは電気椅子に座り死刑執行されても大統領を信じて絶えると法務部から執行の停止命令が下ります。ガオンが公開裁判はすべて偽りだったと会見したことが理由でした。