作品情報/キャスト
チソン主演、正義に対するメッセージを伝える韓国法廷ドラマ
正体不明の疫病が広がり国家的災害事態が2年を経て収束した韓国。政府は国民が直接審判を下す史上初の公開裁判の準備を進めていました。全国民が投票で裁判に参加できるライブ法廷ショーで裁判長として法廷に立つことになったカン・ヨハンは公正な判決を下すことを宣言。正義を具現化し容赦ない追及をすることで知られているヨハンだが最初の裁判を前に怪しい動きを見せ、陪席裁判官のキム・ガオンは疑いを抱き始める。
全16話で紹介
ネタバレ感想/悪魔判事
第6話・守りたいもの
ヨハンは呼び出されて向かうと襲撃され意識を失います。目を覚ますと椅子に拘束されており目の前に現われたソナから「やっぱり素敵ね、ヨハン様」とキスされます。
むかし、カン家に家政婦見習いとしてやってきたソナは地下室で暮らしているヨハンの世話をしていました。僕の事が好きなら二階から飛び降りろと言われ従ったのにと言われるが好きなのは僕ではないだろうと訴えます。
現在の家政婦ヨンオクから最近物がなくなると聞かされたヨハンはソナを見張っていると盗もうとしていたので僕なら止めておくと声をかけるが私のことが心配なのねと喜ばれます。
兄の母親の形見であるネックレスを盗もうとしたので声をかけると見ていただけだと弁明されるがネックレスを手に僕のことが好きなら飛び降りろと告げると笑みを浮かべながら飛び降りたのです。
昔話はどうでもいいから用件は何だと訴えると財団を邪魔しないでと言われよっぽど儲かるようだなと言い放ちます。守りたいものがないから脅しも通用しないと告げると注射を打たれ眠ります。
ガオンはヨハンがいないとぬいぐるみ抱くエリヤに起こされます。話の流れから火事が起こる一週間前にヨハンが寄付を取り消すための申請書を作成していたと知らされます。
車の中で目覚めたヨハンは帰宅するとエリヤとガオンがソファーで寝ていたので毛布を掛けてあげます。
目覚めたガオンはエリヤを外に連れだしスヒョン刑事と会わせて寄付取り消しの件を聞き出そうとするがそこに激怒するヨハンがやってきてエリヤを連れて帰ってしまいます。
ギョンヒはクラブに押し掛け「夢の町」が建設される土地を借名で買い集めているのだから検察に出頭しろと命じます。
暴露されたら夫の会社はおしまいだと奥様方は動揺し財団にすべて寄付するから何とかして欲しいとソナに泣きつきます。ギョンヒは追いかけてきたソナにヨハンをどうにかしてと訴え帰ります。
帰宅したガオンは何でエリヤを連れだしたんだとヨハンに激怒されるが彼女の事を細かく知っていたので身辺に気を付けてくれとスヒョンに電話します。
すると世話になった最高裁判事ジョンホが女性バイカーに追われていたので追跡すると逃げられてしまうがヨハンに対して疑いの理由を加えるソナの計画でした。
公開裁判で証言したチャンがATMでお金をおろしているのを確認したスヒョンは援助しているのがヨハンではないかと疑うが手を出せば警察は猛批判されると上司に叱責されます。チャンの家を訪ねると争った跡があり家が荒らされていました。
ガオンに口封じでもされたのかと電話で報告するがいきなり頭を殴られ気を失います。ガオンは病院に運ばれたスヒョンを心配して病院に駆け付けると元気そうだったので安堵するがテレビを見るとギョンヒがヨハンがチャンを買収していた可能性があると会見していました。
この事態を防ぐためだったのかと思うガオンはスヒョンに手を出すなとヨハンに殴りかかると二度と攻撃するな、何もしていないが信じるかはお前次第だと言われます。
ヨハンはギョンヒを呼び出し誰が何を提供したにせよ何も立証できないと言い放ちます。
取り引きしてやろうと思ったヨハンだが彼女の態度や言動で考えを変え被告人として公開裁判に挑みます。
疑惑は全て事実だと話し謝罪するとギョンヒは笑みを浮かべるがチャンがやってきて内部告白されて解雇された自分を判事はあわれみ子供たちのために金銭的支援をしてくれただけだと言います。
誤解を招いたのは事実なのでヨハンは皆様が裁いてくださいと訴えると国民の90%が無罪を洗濯します。
感謝を伝えるヨハンは権力者たちの闇を暴くために全財産を懸けることを伝え建設費用の名目で募られている寄付金が横領されている可能性があると訴えます。
大統領やギョンヒ、財団理事長ジョンハクなどの写真を並べ情報提供者に対し私財から報奨金を支払うと訴えます。
第7話・システム
寄付金横領だと疑われた大統領たちは激しく動揺するがソナは無根拠な疑惑で興奮しすぎではないかと言います。
財団理事長ジョンハクの変わりに講義に出るソナはどんな親でも周囲にどんなに虐げられても絶対に生き残れ、襲ってきた男がいたら弱みを握ればいいと告げます。教師たちは困惑するなか体罰をしていた教師を階段から突き落とすと被害者だった生徒は笑みを見せます。
ガオンと外に出掛けていたエリアはGPS発信器でも付けているのかと訴えると見知らぬ人についていき何度も誘拐されただろうとヨハンに言われます。
ガオンは寂しがることを責めるなんておかしいと訴えエリヤを連れていき自分の両親を失って1人だったから気持ちは分かると慰めす。
反省するヨハンは思春期の子との対話の本を読んでエリアの部屋を訪ねるがドアを閉められてしまいます。
大統領は判事がフェイクニュースを流したと訴えヨハンの疑惑に関する情報提供者に莫大な奨励金を支給すると宣言します。
ガオンは国に戦いを挑んで大丈夫かと聞くと奴らが作る夢の国とは国民の金で造る収容所だとヨハンに言われるが確証はないと言われます。
揺さぶりをかけて奴らを分裂させる告げると、ヨハンはミンボ社の会長を訪ねて7分30秒後に会社を出て行きます。すると放送局局長ドゥマンから電話があり食事の席に付くと財団を敵にまわして大丈夫かと聞かれます。
相手に一方的に話させ食事を頬張っていると今度は大手グループヨンシクから連絡があります。翌日には誰かが裏切ったのではないかと心配する大統領から招待され向かいます。
くだらない密会を続けているようだなと言われたヨハンは「今のように」とこたえ、スマホを取りだして生中継を始めます。財団の不正を調べてくれるみたいですねと訴えると大統領は慌てて笑顔を作り給付金の行方を調べると手を振ります。
ヨハンは帰宅するとガオンが分析を終えており国民からの寄付金だけで建設は可能なので差額が横領されているのだろうと言われます。
あとは報奨金目当てのガセネタばかりだと言われるが世間に知らしめるためにも内容関係なく支給すると告げます。
ガオンは悪夢に魘されます。詐欺師ヨンチュンに騙された結果、両親が命を失うことになりガオンは護送車から降りてきたヨンチュンにナイフを手に襲おうとするが「価値のない相手で人生を捨てないで」とスヒョンが立ち塞がりました。
ヨハンは会見を開き証拠映像とともに財団の理事2名が資料を提供してくれたと言います。事業予定地の不正な買い占めを示す内容が書かれてあり両名の関わる不正が対称に記されており、また寄付したと言う大金と財団の帳簿を照らし合わせるとまるで一致しないと訴えます。
これは横領だと言い詐欺師に騙されて両親を失ったガオンと共に一週間後にすべての情報を公開すると宣言します。
ガオンに責められるが両親の命を奪った犯人が懲役17年でいいのかと訴えます。そして刑務所に連れて行くと、ヨンチュンと体面したガオンはこいつではないと驚きます。
ソナは確証がなくてもカードを作るのがヨハンのやり方だと大統領たちに話し、すべてを正直に話し財団理事長ジョンハクにすべての罪を被ってもらえばいいと進言します。
しかし、祈祷中、大統領たちに呼ばれたジョンハクは話し合いソナに犠牲になって貰おうと言います。想定内だったソナはジョンハクを刺し殺し横領事件に責任を感じて自殺しことにし理事長の座を継ぎます。
第8話・仲間
ガオンは両親を死に追いやり収監されているヨンチュンが別人だと知って声を荒げます。ヨハンは兄が亡くなった火災事故で現大統領たちが子供たちを置き去りに真っ先に逃げたのは理解できなくもないがその後病院に来て悪びれた様子は一切なかったと告げます。
「奴らの偽善は許せない、過ちに気付かずすべては国のために必要なことだと思っている。この世に悪魔がいるなら自分を哀れむ権力者だ」
ジョンハクが自分を横領犯に仕立てようと撮っていた動画をソナは遺書に見せかけるために編集します。大統領は巨額の寄付金を横領し姿を消した者たちの背後にいたのは光化門暴動を主導した過激派だったと会見を開きます。
本当のゲームが始まったから気持ちを切り替えろとヨハンに言われたガオンはスヒョンに会いに行き刑務所にいたのは別人だったと話します。スヒョンは身代わりなんて刑務所長でも矯正本部長でも無理だから仲間に入れるための仕込みじゃないかと言います。
ヨハンは裁判部の支援団長になったソナが挨拶に訪れるが差し出された手を拒否します。ヨハンの家で初めて美しい世界を見たから今度は主人として帰りたいのだと言われ、ヨハンは今も飢えたこそ泥と変わらないと接近し首を締め上げるが出勤してきたガオンに止められます。
ガオンはスヒョンと話していると高校時代の恩師で現大法官ジョンホが訪ねてきます。大法院長はまるで師団長のようだし警察では実弾を使えという声も上がり、警察の暴力が目に余る、そんなのは望んだ国じゃないと愚痴ります。
「裁判部が起こした怪物だから解体するしかない、知った事を教えてくれ」
ヨハンからゲームの前に勝つことが大事だと協力者を紹介されるガオンだが裁判の相手だったコ弁護士や被害者を装ったのが女優の卵だと知ります。
またスヒョンの上司である広域捜査隊のチョ・ミンソンまで現われ、皆が事件の被害者だと知り驚きます。
ソナは裁判部で疎外感を覚えていたジンジュと親交を深めていきます。ヨンチュンが移送されたときに電算システムは点検中で犯罪収益追徴チームは解体し当時チュンウォンF&Bは倒産寸前だったとガオンは知ります。
ギョンヒが夫の会社を救うために巨額の被害金に目を付けたのを知っていたはずだとヨハンを責めます。替え玉を見せたのは怒らせるためかと訴えると味方につけたかったしオレのやり方は変わらないと言われます。
酒の席にジョンホを呼び出し大法官が手をこまねきこの結果を招いたとは思わないかと訴えます。正義など存在しないなら勝つほうにつくと告げヨハンの車に乗り込みます。