安寧録~海棠に降る光~
レン・ミン&ジャン・ワンイー共演、冷遇される偽兄妹が過去の真相を追い求める中で本当の気持ちに気付いていく中国ロマンス時代劇!
こちらの作品は「WOWOW」さんで全話鑑賞し、
見所キャスト、全40話あらすじ一覧、最終話結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
羅宜寧は幼い頃に父・羅成章の側室・喬月嬋の陰謀により罪を着せられ嫡女でありながら別邸で育つ。大奥様の還暦祝いの日に危険な目に遭ったところを覆面の男に助けられるがその正体は父に嫌われ族譜にも載せてもらえない異母兄に当たる羅慎遠だった。
羅慎遠は師匠の汚名をすすぐ証拠を手に入れるために隠密行動をしており、羅宜寧は大奥様のために本邸にとどまることを決め、母の死、自身が別邸に追いやられた過去の真相をひそかに調べていく・・・
ネタバレ感想|安寧録
21話|正義の行方
羅慎遠は陳道衍が登聞鼓院に訴え跪いているので民意を利用して陛下を動かすためにビラを撒き、陳九衡は何者かに陥れられ死罪になったと広めます。
登聞鼓院の前に跪く陳道衍のもとに野次馬が集まっても扉が開くことはなかったが陸嘉学はこれ以上無視はできないと思い大勢を動員します。
陳道衍を捕らえられなかったと報告を受け叱咤し、さっさと人手を増やせと命じるが陛下の耳に入り陳九衡の汚職事件の再審理が決まったと李侍郎から知らされます。
しかし陛下の命で宰相・汪遠が再審査を担当すると知って安堵し全力で協力すると告げます。
登聞鼓院の扉が開き中に入る陳道衍は冤罪を晴らす証拠はあるのかと汪遠に訴えられます。証拠は多々あるが陛下に直接渡すと訴え、どっちみち生きて登聞鼓院を出るつもりはない、後日仲間が陛下に証拠を届けるだろうと言い放ちます。
羅慎遠は宋応山を利用して宋家を滅ぼして地位を奪った陸嘉学と首謀者である汪遠が主審を務めると知り、このままでは冤罪を晴らすのは難しいので汪遠と利害が対立し対等に渡り合える者を探ります。
義理堅く戦に長け陛下からの信頼もあつい英国公・魏凌は兄からの迫害を助けられた陸嘉学も恩を忘れずにいるので適任だと思います。
10年前の茶葉の産出量と税収の報告書を英国府に送ると魏凌は茶税は軍の主要な財源であり軍備に関わる事なので傍観はできないと思います。
羅宜寧は墓を調べたら確かに女性の骸があったがあれは眉眉ではないと陸嘉学に言われ、随分と執念深いですねと告げます。
そんな事を言われたも困ると告げると羅慎遠から助け舟を受け羅家に戻ります。
林海如は科挙の件で叱責した林茂が文を残し家出したのでイラつくと、羅宜寧は心当たりありそうな様子が見て取れたので宜秀に何か知っているのかとたずねます。
目箒が手に入らないと告げたら探してくると出て行ったと知らされ、なんだかんだ言っても林海如が行方を捜すはずだから大丈夫だと告げます。
酒に酔って帰宅する羅成文は中庭で楊卿画に声をかけられると、やっと明瀾に会えたと抱きしめます。目撃する陳蘭は長男の命日であることを忘れ明瀾のことはいつまでも覚えているのかと憤ります。
昨夜の件を陳蘭に見られてしまい気がかりなので楊卿画は出て行くことにし羅成文に感謝を伝えに行きます。
羅慎遠は陳九衡の事案の証拠を英国公・魏凌に届け首謀者は汪遠と宋応山だと告げます。
羅宜寧は屋敷を出る楊卿画に明瀾堂に来たらどうかと誘い案内します。すると彼女の兄・楊志傑が難民小屋にいると知り捻挫してしまった彼女の代わりに迎えに行きます。
青渠はいつまで経っても羅宜寧が戻らないので心配していると羅慎遠がやってきたので難民小屋に行ったっきり戻ってこないと報告します。
楊卿画、一歩踏み出して捻挫で動けないなんてある?腕輪を持っていれば兄が分かると渡していたけど目印なのでは?
22話|愚直な想い
羅宜寧が楊卿画の兄・楊志傑を迎えに行って戻らないと青渠から知らされた羅慎遠は拉致されていた彼女を救出するが毒にあたってしまいます。
羅宜寧は少安たちが捜しに来たので助けを呼び羅慎遠を連れて帰るころ、陳蘭は明瀾堂で楊卿画が普通に暮しているので相手を間違えたようだと侍女から報告を受けます。
盗賊に話をつける際に顔は見られていないと知り取り乱さず堂々としてろと告げます。
羅宜寧は羅慎遠の看病をしていると煩くて眠れないだろうと目覚めてくれたので涙をこぼします。
羅宜寧は酔った羅成文から明瀾と間違えられて抱きしめられたところを陳蘭に見られたから誤解を受けたくなくて出ることにしたのだと楊卿画から知らされます。
都を出る楊卿画を見送る羅宜寧は今回の件は楊卿画を狙ったものだと告げると、羅慎遠は二人の下手人を問い詰め中年の女から雇われたと知ります。
羅家に戻る羅慎遠は証拠は英国公・魏凌に渡したと大奥様に報告すると汪遠とは馬が合わないから知恵があるなと褒められます。
喬月嬋は軒遠が科挙に合格したと報告を受け喜びのあまり言いふらすが、かつて冷遇されていた羅慎遠は首席で合格だと知らされます。
林海如は羅成章と一緒に寺にお参りへ行き羅家の幸せを願うが帰り道に盗賊に出くわし身ぐるみ剥がされてしまいます。
羅宜寧は林海如が危険な目に遭ったと知り命が無事だったので安堵するが羅成章は面子を潰され縮み上がっていました。
羅慎遠は英国公・魏凌がすぐに皇宮を出たので陛下に謁見できなかったようだと報告を受け警戒した汪遠が横やりを入れたのだろうと言います。
しかし長年軍を率いている老練だから静観していればいいと告げます。すると北方へ行った林茂を救出したが貴重な香辛料を探しに行っていたようだと知らされます。
泥だらけで戻る林茂は林海如から叱られるが危険な旅で見聞を広めおり商売で世の人々を助けたいから科挙は受けないと告げます。
10年かけても受からない、限りある人生を無駄にはしたくないと想いをぶつけ、羅宜寧と羅慎遠を味方につけ援護してもらいます。
陳蘭、明瀾を死に追いやったのも楊卿画を殺そうとしたのも嫉妬が原因でしょうか・・・。もうここまで来たら逃げられないでしょうね。
23話~のネタバレは更新中