作品情報/キャスト
バイ・ルーとライ・イー共演・相性最悪の2人が事件解決のためにタッグを組むラブ史劇
節度使が統治する地方都市・銀城は万華楼を境に上流階級の住む北城と庶民が暮らす南城に分かれていました。南城の覇権を争う竜竹帮の帮主・竜傲一は北城最大の絹織物商家から貴重な金糸が盗まれ当主の李清流に犯人だと疑われる。濡れ衣を晴らすため新絲路で働くことになり李清流から商売の神髄を学び始める。出生の秘密を知った李清流は竜傲一を残して都に戻る決断をするが、謎の陰謀に巻き込まれた竜傲一はある目的を胸に李清流の側室として宮中に入り込む。
全40話で紹介
ネタバレ感想/万華楼
第37話・
徳妃が亡くなった事で朝議はなくなります。後ろ盾をなくした昭王からは重臣たちは去っていき、意外な展開に驚いた竜傲一は傷心の昭王を元気付けるために愛に行きます。
李清流も徳妃崩御に驚いていると伝えると龐氏は毒を使い母親を葬ったのに恨んでいないのかと聞かれ昭王は関係ないと告げます。
錦鯉の玉佩を持っていなかったか聞くと殺しておいて遺品まで奪うつもりかと誤解されます。強引に口づけしてきたので頬を叩くと懐妊を装っていたクッションがお腹から落ちてしまいます。
鳳女将の敵を討つために宮中に入りたかったからだと告げると敵を討ってやるから李清流を別れて長安を去れと言われます。
別れないのなら懐妊は嘘だと皇帝に話すと言われ、お前はもう竜竹帮の仲間ではないと言い去ります。
酔った昭王は祖父を陥れて龐家滅亡を目論んだ趙晋がいるのに気付き徳妃を弔うために斬りつけます。
龐を失脚させ徳妃に罪を着せられるのは高位な者・・・元丞相しかないないと竜傲一と李清流は思います。公正で知られ訴えられたこともない丞相が黒幕なら相当に闇が深いと思うが懐妊を偽り宮中に潜り込んだとして竜傲一が連行されてしまいます。
杜長風から指折りの拷問を受け苦しみ、李清流は跪いて皇帝への謁見を願い出ます。
必死の訴えにより竜傲一の拷問は取りやめよう勅命がおります。君主を欺いたからには斬首は免れないと皇帝に言われ、李清流は懐妊は真実で流産してしまったのだと訴えます。
偽るよう自分が命じたのだと訴えるが小仙が懐妊を偽るためのクッションを持ってきて暴露します。しかし多くの妃嬪の悩みを彼女が解いたおかげで後宮は明るくなり太妃の体調もよくなったと昭容は進言すると竜傲一と意気投合していた公主も食糧難を解決して大勢を救ったのだと訴えます。
太妃の取りなしにより孺人の身分剥奪と宮中からの追放で斬首は免れます。
竜傲一は離縁状が届けられるが「敵潜む、用心せよ」と解読し尾行をまいて姿を消します。均王府には3日後に杜小仙との婚儀を執り行うよう聖旨が届き小仙は不満な声を上げます。
第38話
小仙はやっと竜傲一を追い出せたと笑みを浮かべます。
李清流は愛してくれる男を選べと告げるが礼服を渡され小仙は行ってしまいます。杜長風から陛下が病であることを聞かされた小仙は毒薬を渡され皇太子が亡くなれば丞相は李清流を立てると言われます。
婚儀の日、竜傲一は禁を破って均王府に侵入しかつて自分が暮らした部屋で感慨にふけっていました。
李清流は竜傲一ではないかと気付き、わざと茶器を割り近寄ってきた炎彬に面紗をした者を捜してくれと耳打ちします。
部屋に入ってきた丞相から師匠が命を落とすことになったのは身寄りのない女児を育て銀城に長くとどまったからだと言われます。
各地を転々として姿を消していたのに銀城に10年も留まったせいだと言われる竜傲一だが殺したのはお前だろうと殴りかかると部下が侵入してきて止められます。
丞相の目的は清竜号の漕運図と盤竜棍だと知り、忠臣を装い陰で平気で人殺しするような奴だったとはと言い放ちます。
鳳女将(鳳歌)は元丞相の妹弟子でした。元載は官職につき唐のために尽くしたかったが師匠が権力への執着が強いので道を誤らないか心配だと鳳歌に話しているのを耳にします。
「黒い錦鯉は道徳の秩序を乱し、それを押さえられるのが白い錦鯉」
そのあと鳳歌は行方知れずとなったが元載は力をそがれるのを恐れずっと探していたのです。
そのころ、李清流から皇太子に毒入り茶が手渡されていたが竜傲一の「助けて」という声が響き渡ります。
李清流は出て行こうとると皇太子に渡した毒入り茶を小仙に差し出されます。なんの躊躇もせず飲み干し「これでお前との間に何の貸し借りもない」と言い放ちます。
第39話
小仙と縁を切るために毒入り茶を飲んで李清流は出て行きます。小仙が毒入りだとしゃべったために杜長風が皇太子を狙ったとして太妃は捕らえるよう命じます。
呂乗雲は捕らえようとすると、もはやこれまでと思った杜長風は刀を抜きます。元丞相がやってきたので杜長風は安堵するが皇太子の暗殺を謀ったと責められ首を斬られます。
李清流は丞相の配下が大きな箱を持って出て行ったので追いかけ剣を交えます。
そこに現れた昭王は漕運図と盤竜棍を竜傲一に投げ渡すと李清流を人質に取って馬車でいなくなります。李清流は毒茶を飲んでいた事で体の自由が利かなくなり山奥に連れていかれます。
竜傲一は追いつくと丞相が解毒剤を持っていたので渡さないのなら漕運図と盤竜棍を燃やすと脅します。解毒剤を手にするが李清流が毒虫のいる穴へ突き落とされたので腕を掴んで助けようとして共に底まで落ちてしまいます。
竜傲一まで落ちてしまいショックを受ける昭王は徳妃が亡くなった時に黒幕が丞相と気付いていたため隙をついて短剣を突き刺すが中に鎧を着ていた事で失敗に終わります。
役立たずはあの世へ行ってもらうと昭王は丞相によって剣を突き刺されます。昭王は恋人にはなれなくても仲間にはなれたと後悔しながら息を引き取ります。
呂乗雲が金吾衛を率い炎彬や小芹と共に清流たちを捜しに来たので丞相は昭王が相打ちで命を落とすことになり二人は毒虫のいる穴へ落ちてしまったと残念そうに告げます。
丞相は現場に案内するが李清流と竜傲一が現れたので驚きます。
婚儀まえから李清流は丞相を見張るよう呂乗雲に頼んでおり、また毒虫のいる穴と告げていたのは昭王の罠であり丞相の本拠地を皆に明かすためでした。
昭王は仲間のふりをして見事に丞相の悪を暴いたのかと把握する竜傲一は誤解していたと申し訳なく思います。昭王と鳳女将の仇を必ず取ると言い放つが・・・・
最終話/第40話
元丞相の配下の弓部隊に包囲される竜傲一は、
「民を大切にしたからこそ唐は栄えた。しかしお前は民を踏みにじり私腹を肥やしている。このままではお前たちの家族も丞相に殺されるぞ」と丞相の配下に訴えます。
李清流は北方の戦乱もけしかけ届いた食糧も庶民の口に入らなかった、奸臣がのさばっては国の安定はないと訴えます。
すると矢を放ての丞相の命に従う者はいませんでした。
竜傲一と李清流は逃げた元載を追い仕掛けを見抜いて洞窟に行きつきます。
元載に短剣を投げられる竜傲一だったが鳳女将の白錦鯉によって助かります。白錦鯉がいれば黒錦鯉を押さえられるという師匠の言葉を思い出す元載は隙を見せてしまい李清流に斬られます。
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朝議で皇帝は徒党を組んで私腹を肥やし罪をでっちあげて人を陥れる元載の悪行をすべて知っていたと言います。
そこに公主が現れ面紗をはずすと竜傲一は卜語閣主だったので驚きます。情報を公主から受けていた皇帝は自ら悔い改めることを期待して待っていたが悪行を続けるのでボロをださせるために病のふりをしたのです。
昭王が自分が贈った葉で作った錦鯉を握っていたと知り竜傲一は形見として受け取ります。
完全に解毒できなかった李清流は寝込むことになり竜傲一は治療法はないのかと苛立ちます。毒を消せないまま李清流はこの世を去り、竜傲一は漕幇の幇主に漕運の運行図を献上させ行方知れずとなりました。
3年後、皇帝が崩御すると皇太子が即位します。竜傲一は李清流との間に二人の子を授かり幸せに暮らしていました。
チャオ・インズ、チョン・イー共演、中国の五代十国時代を舞台に架空の4つの国を舞台にした中国大型宮廷ロマンス