作品情報/キャスト
バイ・ルーとライ・イー共演・相性最悪の2人が事件解決のためにタッグを組むラブ史劇
節度使が統治する地方都市・銀城は万華楼を境に上流階級の住む北城と庶民が暮らす南城に分かれていました。南城の覇権を争う竜竹帮の帮主・竜傲一は北城最大の絹織物商家から貴重な金糸が盗まれ当主の李清流に犯人だと疑われる。濡れ衣を晴らすため新絲路で働くことになり李清流から商売の神髄を学び始める。出生の秘密を知った李清流は竜傲一を残して都に戻る決断をするが、謎の陰謀に巻き込まれた竜傲一はある目的を胸に李清流の側室として宮中に入り込む。
全40話で紹介
ネタバレ感想/万華楼
第29話・
清滝号の正式開業の日、竜傲一は除幕すると民から拍手が沸き起こります。
五雲閣の芸妓・湘月と再会すると大臣の屋敷の宴席に踊り子として出向くことを知り白錦鯉を調べるチャンスだと思います。
元宰相が開いた宴に踊り子として紛れる竜傲一は袋を落としてしまったために李清流や小仙に気付かれてしまいます。太妃から落とした物は何かと聞かれ言葉に詰まると昭王が踊り子が膝を守るための物と誤魔化してくれました。
昭王は側仕えの侍女を屋敷に行かせると太妃に言われ踊り子の1人を指名するが横から李清流も同じ踊り子が気に入ったと名乗り出ます。
踊りで勝負し李清流が勝ち取るが竜傲一は辺境での自由な暮らしに慣れ人からの制約を辛く感じると訴えると太妃は受け入れてくれます。
李清流をがっかりさせたのだから二人で酒でも飲んで帰れと太妃に言われ、竜傲一はそれなら構わないと受け入れるが杜小仙が用意した媚薬入りの酒を口にしてしまいます。
フラフラする竜傲一は外の空気を吸いに行くと同じようにフラフラする李清流が追いかけてきて昭王府に行くなと言われます。
昭王は実は媚薬が入っていると小仙に教えられ急いで捜すよう命じるが、二人は長安一の旅館で一夜を共にしてしまいました。
翌朝、小仙との結婚が決まっていることもあり、竜傲一は妓楼育ちの自分には大したことではない、酒を飲み過ぎただけだから忘れと告げ去ります。
李清流が踊り子と一夜を共にしたとうわさが広がり朝議の場で叱責を受ける李清流は彼女を庇い自分だけが罰を受けると訴えます。
第30話・
心穏やかでない小仙は初めて会った時から嫁ぐと決めていたから新絲路を全力で支えていたのだと訴えるが・・・
昭王は自分のどこが李清流に劣るのかと暴飲暴食を繰り返します。
竜傲一は、長安の商人を接待し飲みすぎていたが噂が広がってから常に何者かに尾行されていると気付いており卜語閣に逃げ隠れます。
竜傲一は身籠ったと装えば宮中で堂々と白錦鯉を調査できると思い訴え出ると消化不良だったために太医が懐妊していると診断しました。
皇帝から派遣された太医も懐妊していると診断し太医がめでたい事だと喜んだために皇帝陛下は均王府で養生するよう命じます。
うまくいったと笑みを浮かべる竜傲一は小仙に鶏肉を持ってきてもらうが李清流は妊婦向けの粥にしろと命じ胎教にいい上品な音楽などを用意します。
第31話・
退屈で仕方ない竜傲一は賭場にいくが妊婦にふさわしくないと李清流に連れ戻されます。
李清流は小仙が毎日朝餉を届けに来るので婚姻を受け入れたのは名誉を傷付けないためであり平穏な暮らしを約束するがそこに男女の情はないと告げます。
礼儀作法を学ぶのは退屈で妃や女官たちに意地悪される竜傲一だが白錦鯉の謎を探るという目的のため後宮で持ち前のトーク力を生かし徐々に味方を作っていきます。
李清流は民たちが騒いでいるので何事かと聞くと長安周辺での凶作により役所までも食糧不足だと知らされます。
米の供給不足が起こっているので常平倉を開け不当な値上げを抑えるべきと陛下に進言します。龐や昭王からは十分な食料なしに常平倉を開けても無意味だと反対されるが丞相が現在に情勢から何もしないよりはましだと援護されます。
第32話・
李清流は竜傲一が豚もも肉を食べていたので銀白から取り寄せるには半月以上かかるはずだと訴えます。
漕運業者は独自の経路で南方の食糧を長安へ運んでいると知り、陛下に謁見して民を救うために穀物輸送を清竜号に任せてみてはどうかと進言します。
民による暴動が起きかねないので急を要するし李清流の策しかないと元丞相が賛同したために陛下は司農寺と戸部に監督を命じました。
難民救済の食糧1万石が長安の桟橋に到着し、第2便の2万石も長安へ入ります。陛下から称えられる李清流だが庶民の元に届いていないことが分かります。
官営倉庫へ入れたはずの米が軍の食糧庫へ流れていると知り困惑します。
太妃の園遊会に向かう竜傲一は龐燕児から団扇を贈られるが曼陀羅が仕込まれていることに気付きます。太妃が退屈そうにしていたので東女国の裙子踊りはいかがかと進言し踊ります。その際に曼陀羅を小仙の衣に擦り付けるが天竺の雑技で使われた蛇が曼陀羅に反応して襲い掛かりました。
偶然、竜傲一を迎えに来た李清流が対処したが龐燕児は自分を狙ったのかと竜傲一は気付き睨みつけます。
李清流は闇市で価格が20倍の新米が大量に売られており難民があふれている今、闇で流通する米は供出させるべきと訴えます。
しかし杜長風が買い占めていた商人たちを既に全員捕らえたと報告すると解決したのならそれでよいと皇帝は流します。