墨雨雲間~美しき復讐~
「尚⾷」「コウラン伝」ウー・ジンイエン&「美人骨」「寧安如夢」ワン・シンユエ共演、陰謀と愛憎渦巻く大ヒット歴史ドラマ!
全話視聴し見所キャスト、全話あらすじ一覧、最終話結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
薛芳菲は⾝に覚えのない姦通の罪に問われたうえ地中に埋められる。⾮情にも彼⼥に⼿を下したのは愛する夫・沈⽟容。薛芳菲は濡れ衣を着せられ閉じ込められていた姜梨という娘に救われるが彼女は自分を助けたせいで虐待を受け死亡。
仇討ちをしようと⼼に誓った薛芳菲は恩人の姜梨に成り代わって⽣きることを決意すると塩の密売事件の容疑者を追っている粛国公・蕭蘅が現れ・・・
ネタバレ感想|墨雨雲間

15話|人殺しの絹織物
姜梨に成り変わる薛芳菲は淥陽へやってくると亡き弟・薛昭の想人だった瓊枝の家を訪ねます。急ぐなら妓楼を訪ねろと言われ妓生になったのかと察し向かいます。
女将に頼み瓊枝の部屋に案内されると、隣の部屋では蕭蘅が刺客とぶつかっていたために「激しいお客さんもいるんだ」と言われます。
薛昭はあなたを捨てたのではなく匪賊に襲われ命を落としたのだと告げるが、わずかな時間で薛昭の父と姉も死んだので裏があるはずと訴え協力を求めます。
淮郷の薛県令は半年前に何で死んだのか、どこに葬られたのか調べてほしいと願います。
部屋を出ると隣の部屋から蕭蘅が出てきたので妓生とお楽しみだったのだと察し大変な任務ねと告げ去ります。
葉嘉児は家に帰ると夫が屋敷に女狐を連れ込んだと母が嘆いており父を問い詰めに行くと姜家の令嬢・姜梨で親戚だと知らされます。
薛芳菲は葉嘉児に案内され店を見に行くと葉明煜が喚いており「また商いをしくじり借金に来たのか」と葉嘉児はうんざりします。
薛芳菲は葉家の当主・葉明軒が捕吏に連行されたが公報もせず審理もしないので佟知陽は身代金を待っているのだと察します。
都に通報されると本来なら佟知陽は恐れるはずなので背後に誰がいるはずだと確信します。葉世傑が李瑾の誘いを拒んだことを思い出し李家の仕業かと推測します。
薛芳菲は葉家の店が扱っている絹織物に触れた者は死ぬと噂が流れていたと葉嘉児に知らされるが、ここ三月で織った布地を調べても問題はなかったと言われます。
譲歩すれば敵が図に乗るだけだと告げると麗正堂が襲撃されたと報告を受け向かいます。蕭蘅は密偵を使ってないで直接訪ねて来いと伝言を受け李瑾に会いに行くと麗正堂の前で人が騒いでいました。
薛芳菲は葉嘉児を捕らえるために役人がやってきたので自分は相国の娘だと名乗り、父に文で知らせたから織染署が動くはずと忠告すると朱県尉は撤退を命じます。
葉世傑が淥陽にいればこんな事にはならあかったのでしょうけど。
妓楼で蕭蘅を見かけたと巧児に報告された薛芳菲が不機嫌になったので嫉妬でしょうね、惹かれ始めているのかな?
16話|闇市の王
薛芳菲は身分を名乗り騒動を父に知らせたと告げ朱県尉を撤退させると、押し寄せた民衆から証拠として古香緞を引き取り鎮めます。
茶楼で見物していた蕭蘅は見事な手腕だと笑みを浮かべると計画が失敗した李瑾は顔を引きずらせます。
薛芳菲は蕭蘅に茶に誘われたのでこの場所を選んだのは李瑾のようねと告げます。妓楼で会ったのは烏蘭で小桃紅が供述した一味だと知らされ内心安堵します。
葉家一家から感謝される薛芳菲は文で知らせたのは父・姜元柏ではなく戸部員外郎の葉世傑だが織染署に調査を頼んでくれるはずと告げます。
李瑾は佟知陽のもとを訪ねると姜元柏の娘がいなければ成功していたと言われ、姜元柏のことはこっちで何とかするからすべきことを知ろと父・李仲南の言葉を代弁します。
織染令・唐帆は淥陽に入ると中書令の外戚に手を出した者はいないので奥が深そうだと思います。
薛芳菲は民が着て発疹が出た古香緞が葉家の機織り所にあるから調べてほしいと案内すると唐帆は西域の毒草・駄羅の痕跡を発見します。
葉嘉児は駄羅は西域南部の沼沢地でしか育たず人を毒殺するほどの量を手に入れるためには大金が必要だと言います。
人命も財も失わせる商家の仕業ではないと訴え、薛芳菲はどうやら葉家を陥れるために毒を仕込んだようだと言います。
唐帆はどちらにも加担したくないようだと察する薛芳菲は姜梨の伯父である葉明煜を訪ねます。植物の手がかりを追うため闇市の元締め・頼彪のもとへ乗り込むと目的は駄羅ではなく買った人物かと言われます。
薛芳菲は安堵し、蕭蘅も誤解されてはなるものかと妓楼の件をわざわざ伝えたので相思相愛なんでしょうね。
互いにそんな素振りはまったく見せていないけど時間の問題ですね。頼彪は蕭蘅の父親に助けられたみたいだから協力してくれるでしょう
17話|包子の代償
闇市に駆け付ける蕭蘅は飲み比べに勝利した姜梨がフラフラだったので抱き寄せると「いい男ね」と誘惑され動揺するが抱きかかえ葉家に向かいます。
葉嘉児と巧児は蕭蘅が抱き抱えて姜梨を送ってくれたので驚き、薛芳菲は去っていく蕭蘅の背中を見つめます。
蕭蘅は烏蘭を見張っていると、裏切り者をあぶり出し始末しろと楚嵐から命じられていました。
烏蘭は裏切り者は誰なのかと尋ねると代国の者だと言われ激しく動揺します。弟が人質になっているので蕭蘅は上にいると白状するが裏切り者には用はないと背後から刺されてしまいます。
蕭蘅は楚嵐を追いかけ成王の思惑通りかと訴えます。多勢に無勢で窮地に陥るが元将軍で父に助けられた頼彪が部下を率いて駆け付けてくれたことで脱します。
楚嵐には逃げられてしまったが刺客数人を生け捕りにします。
闇市に間者を送り込んでいた佟知陽は頼彪が供給源を漏らしたと知り今のうちに口封じするよう命じます。
翌朝、薛芳菲は葉明煜とともに駄羅の買い手・大封薬舗を訪ねるが人の気配がまったくなくは入れませんでした。そこに佟知陽がやってきたので声をかけると事件が起きたと通報があり捜索に来たのだと知らされます。
謀られたと察する薛芳菲は包子を食べに来ただけだと告げ席に着くと8名が殺されていると耳に届きます。
様子を見に行かせていた阿順が容疑者として捕らわれたので葉明煜は立ち上がろうとしたが薛芳菲が腕を掴んで止め我慢するよう告げます。
薛芳菲は織染令・唐帆が去ろうとしていたので駄羅の買い手が口封じされたのに調査を終えるのかと責めるが自分の任務は古香緞を調べる事だと言われてしまいます。
手掛かりを失ってしまった薛芳菲は葉家に謝罪すると財を手放すつもりだと知り、財を奪い葉世傑の退路を断つ気だと訴えるが大事なのは家族だと言われます。
さっさと淥陽を去ってしまった織染令・唐帆が出来事を報告してくれれば見直すが無理っぽいですね。
完全に手掛かりが消えてしまったけどどうするのでしょうね、蕭蘅が手を差し伸べてくれればいいのだが・・・。
烏蘭はここでお役御免か、キャラが際立っていたのでこの先蕭蘅の駒になるのならおもしろい存在だと思っていたので残念。