墨雨雲間~美しき復讐~
「尚⾷」「コウラン伝」ウー・ジンイエン&「美人骨」「寧安如夢」ワン・シンユエ共演、陰謀と愛憎渦巻く大ヒット歴史ドラマ!
全話視聴し見所キャスト、全話あらすじ一覧、最終話結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
薛芳菲は⾝に覚えのない姦通の罪に問われたうえ地中に埋められる。⾮情にも彼⼥に⼿を下したのは愛する夫・沈⽟容。薛芳菲は濡れ衣を着せられ閉じ込められていた姜梨という娘に救われるが彼女は自分を助けたせいで虐待を受け死亡。
仇討ちをしようと⼼に誓った薛芳菲は恩人の姜梨に成り代わって⽣きることを決意すると塩の密売事件の容疑者を追っている粛国公・蕭蘅が現れ・・・
ネタバレ感想|墨雨雲間

21話|迫りくる陰謀
薛芳菲は県衙から薛懐遠を救い出すと刑部侍郎・魏乾が乗る馬車の前に立ちふさがります。
堂々と県衙に乗り込み罪人を連れ出したのは本当だったのか!
中書令の娘・姜梨だと名乗る薛芳菲は薛懐遠の汚職は無実だと訴えると死刑執行のために来ただけだから県衙とだけ話をすると言われます。
民の訴えを退ける軽率な言葉だと指摘すると跪き冤罪を訴え死刑を止めるには方法が見つからなかったのだと謝罪します。
そして私を大理寺に渡し薛懐遠の冤罪と合わせて審理してください!
強引に薛懐遠が刑場に連れて行かれそうになると淮郷の民が次々と抗議に駆け付けてきたので薛芳菲は涙を浮かべます。
蕭蘅は薛芳菲がうまくやったと報告を受けるが都へ行くのを阻むものが出てくると推測し密書を二通書きます。
葉世傑は姜梨の依頼で姜邸を訪れると死囚を破牢させ刑部を追い返すとは謀反と同じだと姜元柏が激怒します。
葉世傑は直訴を阻止したら民にも示しがつかないので飢饉救済で南下する際に姜梨と会い説得するからお任せくださいと告げます。
李仲南は干ばつが広範囲に及び被災民は数万に及ぶが周辺の穀倉には備蓄十分だから心配ないと陛下に告げます。
予想通り非難を浴びる姜元柏は跪き謝罪すると先帝が決めた補佐役の立場であるため姜梨に会ってから処断すると言われます。
この場ですぐに断罪されるものと思っていた李仲南はすぐに婉寧公主に謝罪しに行くと淮郷の金鉱を失ったではないかとお叱りを受け、姜梨を都へは来させないと命乞いします。
薛芳菲は定州に入ると朝廷の救援物資を運ぶ柳絮と再会します。定州の飢饉は深刻で町の外は飢民だらけ、食糧が尽きたら暴動が起こるから注意するよう言われます。
その夜、葉明煜は姜梨が飢饉苦しむ民を助けに来たと噂を聞きつけた民が押し寄せてきたので困惑します。
薛芳菲は事が大きくなる前に脱しなければと夜中に柳絮の協力を得て去ろうとするが被災民に襲撃されるが駆け付けた葉世傑と姜景睿に助けられます。
正気を失っても民を守ろうとする父を見て薛芳菲は定州へ引き返すことにします。
姜梨が都へ行き淮郷の金鉱の件を話したら李仲南はピンチですね
22話|響け、訴えの太鼓
薛芳菲は民が自分たちの行程を知るはずないので定州から出さないよう何者かが扇動したはずだと葉明煜に告げます。
救恤を総括する李仲南が食糧を握っているので彼が飢民を定州に集めさせ軍搬が通れないようにしているのだと疑います。
葉世傑は実家に食糧を分けてもらうために淥陽へ向かい、薛芳菲は大きな災害があった二つの州に接するのは渭県しかないと気付き、これだけ定州に押し寄せるのなら渭県には食糧があるはずと思います。
出ていこうとすれば再び襲撃されると推測し蕭蘅に頼むと、蕭蘅は民を扇動する間者を捕らえます。
蕭蘅は渭県県令の盧子昀が救済食糧を隠蔽し飢民を定州に導いたと突き止めます。渭県穀倉を襲撃すると朝廷からの救済食糧が隠されており定州を飢饉に追い込んだ盧子昀は逃走します。
穀倉は焼かれず警備が手薄だったことで蕭蘅はどうやら誘き出されたようだと察します。
淥陽に到着する葉世傑は食糧確保のために尽力するが協力が得られず困惑します。報告を受ける李仲南は定州にいる姜梨は孤立無援で死を待つばかりだと笑みを浮かべます。
薛芳菲は被災民たちの暴動が起きてしまい必死に説得するが淥陽の葉家が食糧が届けにきてくれたので再会した葉嘉児と抱き合います。蕭蘅から密書を受け取っていた葉世傑が買い付けに気付かれないよう食糧を準備するよう前もって葉家に伝えていたのです。
また都で動かなかった姜元柏も蕭蘅から密書を受け取っており葉家の食糧が届くよう支援していました。
定州を出て都へ入ると死囚を破牢させた罪で捕らえるために大理寺が待ち構えており、薛芳菲は罪なきことを訴える登聞鼓を叩きます。
あの時点で葉家と姜元柏に密書を送り指示していたとは驚き。渭県に行ったのも密書の策を成功させるために敢えて敵の策に飛び込んでいたんだ。
被災民を扇動する間者、うざかったねぇ
登聞鼓が鳴り響くのは父親が戦死し子供のころに蕭蘅が叩いた以来か
23話|御前審理
薛芳菲は登聞鼓を打つと淮郷から同行した民たちも薛懐遠の冤罪を訴え叩きます。
蕭蘅は陛下に謁見し姜梨なら退路を用意している、薛懐遠が無罪なら破牢は成り立たないので破牢と薛懐遠の冤罪を同時に審理するよう願います。
長安門に聖旨が届いたので淮郷の民たちは跪くと姜梨の破牢、薛懐遠の横領事案は大理寺卿が刑部と共に審理を行い監督に蕭蘅が任じられたことを知ります。
李淑然は姜元柏が陛下に謁見できず大奥様とともに頭を抱えていたので、夫殺し子殺しでなければ罪が確定するまで家族の監督のもと待機することが都の掟で許されているはずだと告げます。
蕭蘅は投獄された薛芳菲に会いに行き、登聞鼓まで叩いた事で相手は本気に潰しに来ると告げます。
冤罪で亡くなった人が身近にいれば気持ちは分かるはずと言われ、子供の頃に父の戦死を疑い叩いたことを思い出し2人だけの静かな時間を過ごします。
李淑然は大理寺を訪ねると律法を盾に裁定が下るまで自宅で家族が監督していいはずだと訴えます。薛芳菲は釈放されると母として父上と姜家の名を汚すことは許さないと李淑然に言われます。
帰宅する薛芳菲は大奥様に会いに行き謝罪すると何で縁もない薛県令のために躍起になるのだと聞かれます。大勢の民を連れてきて自分の命と姜家の前途を脅かしたんだと責められ薛県令の娘は命の恩人なんだと告げます。
そして一連の出来事とともに淮郷の新しい県令の後ろ盾が李家だったと告げ、大奥様から姜元柏に話してもらいます。
陛下の御前にて審議が行われ薛芳菲は入廷すると愚策だったが薛県令の無実と民の苦難が闇に葬られると思い罰を覚悟で行ったと告げます。
冤罪を示す新たな証拠はないが別の罪を裁いていただきたく登聞鼓を打ったのだと告げます。そして淮郷の民たちに薛県令がいかに善人だったかを証言させると薛県令の元部下が馮裕堂の悪事、そして金鉱で強制労働させられていたことを訴えます。
馮裕堂の悪事と金鉱が明らかになればもう逃れられないし、そもそも陛下も蕭蘅も薛芳菲を駒として利用し政敵を排除しようとしているのよね。
李淑然も姜梨を始末する好機ではあったが姜家の名誉のために助けざるを得ないですね。
24話~のネタバレは更新中