作品情報/キャスト
「恋はつづくよどこまでも」で新米ナースを演じ声優としても活躍する上白石萌音主演のラブコメディ。
普通の幸せを望む鈴木奈未は片想い中の幼馴染みを追って上京し大手出版社・音羽堂出版の面接を受ける。偶然出会った潤之介のおかげで無事に採用されるも新設されたファッション雑誌編集部に配属されドS編集長の雑用係となり毎日振り回される日々。いつしか人並みで良いと考えていた奈未にも変化が生まれ恋に仕事に全力で駆け抜ける
ネタバレあらすじ/7話~8話
第7話・
奈未の家族(父・義郎、母・真未、妹・多未)が熊本から東京に遊びに来ます。
電話を受け取る奈未は「空港で迷うなら東京じゃやっていけないよ」と笑うが自分が上京してすぐに幼馴染みの健ちゃんに電話した事を思い出します。
MIYAVI廃刊の危機を迎え、奈未はドS編集長・麗子に「宝来製紙から広告だしてもらえないのですか」と尋ねるとハイブランドの横にテッィシュペーパーの広告を載せるのかと言われてしまいます。
「1枚1万円のティッシュ作るとか・・・」と言ったところで口を閉ざします。
奈未の家にやってきた家族は歯ブラシが2つに男物のパンツがあったので健ちゃんとうまくいっているんだと思います。
奈未は潤之介が訪ねてきたのでそのまま外に連れだし「何のようですか、理緒さんを抱き締めているところ見ちゃいました」と聞くと落ち込んでいたからだと言われます。
「落ち込んでいたら誰でも抱き締めるのか、何で誰にでもやさしいのか」と不満をぶちまけ帰ります。潤之介は後を追うが娘を尾行していた母親が現われ「たぶらかすな」と追い払われてしまいます。
仕事中、理緒が訪ねてきて検査結果を一緒に聞いて欲しいとお願いされ承諾します。しかし潤之介が好きでも奈未を応援したい理緒は「やっぱりいい、誰にでも優しいって誰にでも優しくないんだよ」と言われます。
一方、奈未の家族は健ちゃんに挨拶せねばとマンションを訪ねると女と腕を組んで出てくるのを目にします。「もしかして婚約者の家族?」と女に言われた健ちゃんは仕事場でバレたら大変なんで見なかったことにしてくれと土下座してきます。
「明日予定あるか」と中沢に訊かれた奈未は告白され返事はいつでもいいと言われたばっかりなので戸惑っていると長野にあるコテージの記事を書くための取材だと分かります。
編集長の雑用があると断ると副編集長の半田が「みんなでキャンプに行こう」と編集部メンバーを誘います。
麗子は従業員200人ほどの株式会社ISOBEが絹化粧水を開発したことに目を付け悪魔の微笑みを現します。
仕事を麗子に託された奈未は「東京を案内しようとしたけどダメになっちゃった」と家族に謝るが恋人が健ちゃんだと勘違いしている家族から「ショートヘアーの人と二股かけるような人とは別れなさい」と言われます。
理緒の事だと思った奈未はショックを受けます。
奈未は長野県・白姫駅で麗子を待っていると偶然にも編集部メンバーと出くわします。
半田がどうせMIYAVIがなくなるならと想い出作りでキャンプに来たようなので奈未は「悪魔の微笑みを見たから大丈夫です」と告げます。
「悪魔の微笑み=お金が動くとき」なので半田は結果が出たらすぐにキャンプに合流してくれと言います。
麗子から手土産を買うから先に行けと言われ、奈未は戸惑いながらもISOBEを訪ねます。
その頃、誤解を解こうと奈未の家を訪ねた潤之介は義郎が自動販売機の下に小銭を落として探していたので助けます。そのままの成り行きで奈未に変わって東京を案内してあげると家族は潤之介の優しさを気に入ります。
何とか時間稼ぎをしていた奈未はやっと麗子がやってきたので安堵します。
ISOBEの技術力、MIYAVIの発信力を活かしコラボして世界進出するためには大口のクライアントが必要であり麗子が遅れたのはCOACHの承諾書を手に入れるための説得に時間がかかったからです。
奈未は自分が1万円のティッシュを作ればいいと意見したことからアイディアが生まれたのだと喜びます。
麗子は会社に戻り、奈未は半田たちが楽しむキャンプに合流し飲み物を買いに行こうとすると俺も行くと中沢に言われ彼のことが好きな遙にお願いします。
しかし、「惨めだからやめて。私のためなのか、それとも自分が避けたいからなのか、はっきり自分の気持ちを整理した方がいい」と言われてしまいます。
奈未は潤之介からもらったブレスレットを落とした事に気付きメンバーに先に帰るよう告げます。
すると中沢だけが戻ってきて探してくれました。夜遅くなったし諦めた奈未だが最終バスに間に合わず宿泊することになってしまいます。
一部屋しか空いてなく「お前が使え」と勧められた奈未は申し訳なくて「離れて寝れば・・・」と告げるが「もしお前が俺の彼女だったが他の男と泊まるのは嫌だ」と言われます。
奈未はしっかり返事しようとすると「明日の朝にしてくれ」と中沢は去ってしまいます。
奈未は夜中にスマホの電源を入れると潤之介から数多くのメールが入っていました。また母親から電話があり恋人が健ちゃんと間違えていたことを聞かされます。
翌朝、中沢を待っていると犬を探していた子供がお礼を伝えいる相手が潤之介だったので思わず駈け寄ります。潤之介は二人が帰れないと知り徹夜でバイクでやってきたのです。
「独り占めしたい。私のことだけ見て欲しいです」と想いを伝えると潤之介は頷いて抱き締めます。徹夜でブレスレットを探していた中沢は二人を目にし荷物の前に置いて去ります。
第8話・
音羽堂出版社の吸収合併とMIYAVIの廃刊危機が迫るなか、
ドS編集長の麗子がシルクを原料に化粧水を開発した小さな会社のISOBEに目を付けCOACHとMIYAVIの3社がコラボレーションすることになりました。
一発逆転に懸けた大きな切り札となるため副編集長の半田はメンバーの士気を高めようとすると潤之介との恋が順調に進んでいる奈未が下を向いてニヤついているのを見て「泣くのはまだはやいぞ」と勘違いして声をかけます。
奈未は誤魔化すために「はい」と勘違いに乗っかって誤魔化します。そんな奈未は200文字の磯辺社長の紹介記事を任される事になり自分の原稿が初めて雑誌に載ると期待に胸を膨らませます。
金沢の実家を訪ねる潤之介は宝来グループを継ぐことを伝えると母親の香織は喜ぶが付き合っている彼女を連れて帰って来いと言われ不安になります。
そんなある日、編集部に写真週刊誌から一枚のゲラが送られてきます。そこには麗子からパワハラを受ける奈未の写真が写っていました。
MIYAVIを廃刊に追い込みたい者の仕業ではないかとメンバーが疑うなか「よくぞ言ってくれました。みんなにどれだけ扱き使われているか知って欲しかったんですよ~」と奈未は空気読めません。
麗子はすぐに副社長の宇賀神と共にISOBEを訪ね謝罪すると経営状況まで知られておりコラボを続けるか一存では決められないと言われてしまいます。
中沢に交際を断る奈未はプロジェクトが一旦中断となってしまったので落ち込みながら帰路に付くと今まで「奈未ちゃん」と呼ばれていたのに呼び捨てで潤之介から呼ばれます。
いつもバイクなのに自転車で現れ二人乗りしようと誘われるが公道では禁止だと後で電話で話そうと潤之介は帰っていきました。今じゃダメなのかと思いながら帰宅すると電話がかかってきたので違和感を感じながらも会社の事を話します。
奈未はいつの間にかメンバーの事が大好きでMIYAVIが自分の居場所になっていた事に気付きます。
まずは磯部社長に自分たちの真の姿を見せる事が必要だと思い半田と共にISOBEを訪ねて土下座して謝罪します。すると奈未に呼ばれた麗子がタクシーで現われいつもようにパワハラ発言を言い放つので半田は終わったと肩を落とします。
しかし、二人の喧嘩を見ていた磯部社長は「どうやら記事に書いてある以上のようですね」と笑われます。
コラボは続行することになり麗子は「いいプレゼンだったわね」と奈未に伝えタクシーで去って行きます。そんな麗子に「乗せてくれないの」と半田はぼやきます。
活動を再会するとお願いしていたカメラマンが当日NGだと分かります。中沢は「お前知り合いにいるだろう」と奈未にパスを送り潤之介が担当する事になります。
スタジオで潤之介が麗子に「姉ちゃん」と呼んだ事で何も知らなかったメンバーは驚きます。
くだらない雑誌記事など気にせず仕事だと士気を高める半田は領収書を渡そうとする時に名刺を一枚落とします。
春文社の名刺を目にした中沢が固まっていたので飲み屋で隣だった人が同業者で意気投合したんだと教えます。しかし春文社は麗子のパワハラを記事にした週刊誌の会社であり原因は自分だと気付きメンバーから白い目で見られます。
潤之介は診断結果を一緒に聞きに行くと約束してすっぽかしてしまったので心配して理緒に電話すると腱鞘炎だと言われ安心するが彼女の強がりであり、実際には局所性ジストニアでヴァイオリンの腕前が上達するのは難しくありました。
MIYAVI3号と同時に3社のコラボである化粧水も発売されました。
人気YouTuberやモデルがSNSで紹介してくれた事もあり化粧水は売れるが音羽堂出版社の吸収合併が決定してしまい宇賀神は悔しがります。
奈未は配属先がどうなっても麗子のアシスタントをやらせて欲しいとお願いするが「人に夢を与える仕事なんだから憧れるのは私ではなく仕事でしょ」と言われます。
奈未はデートに出かけると長いマフラーを二人で使い潤之介のポケットの中で手を繋ぎます。レシートみたいなものが入っていたので確認すると自分が中学生の時に書いて本に挟んであった「彼氏が出来たらやりたい事10」でした。
最近、潤之介の様子がおかしかったのはこれだったのかと思い話を合わせて喜んでいると合併はするがMIYAVIは存続する事になったと報せを受けます。
その頃、麗子はライバルであるZEAL編集長の高橋を食事に誘うと宇賀神が麗子とMIYAVIを守るためにずっと動いていた事を知らされます。
「あなたの作戦通りMIYAVI存続になったけど麗子が編集長から外れる事が条件、パワハラ記事は計算外だったわね」
ファッションから夢を貰った麗子は「どんな事があっても継続させなくてはならない、MIYAVIは世界にモードを発信する信念を貫いた雑誌、業界が生き残るために絶対に必要だと思ったから道筋を作ったの、ここからはあなたに託す」と告げ去ります。
スケートを楽しむ奈未は潤之介からプロポーズされ喜ぶが一緒に金沢に行こうと誘われ・・・