中国時代劇|武則天
制作費56億、中国史上唯一の女帝・武則天の生涯をファン・ビンビン主演で描いた歴史超大作!
こちらの作品は「U-NEXT」で全82話鑑賞し、
全話あらすじ一覧と最終話の結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
見所&キャスト
第2代皇帝・李世民が治めた唐の時代。身分が低く下級の側室が何故、史上唯一の女帝に君臨し中国三大悪女と知れ渡るようになったのか?
美しく天真爛漫な武如意はまだ見ぬ王に焦がれ入宮するが厳しい掟の中で権力争いを繰り広げる妃たちを目のあたりにする。
純真な心と勇気を兼ね備えた武如意は親友・徐慧と協力し野望と思惑が渦巻く後宮で生き抜く覚悟を決める。
やがて李世民から媚娘という名を授かり寵愛を一身に受けた彼女はさらなる巨大な陰謀と李家の帝位争いに巻き込まれていく・・・
ネタバレ感想|武則天
12話・それぞれの決断
清寧宮に移る武如意は羅玉珊が濡れ衣を着せられて殺されたと知り掖幽庭へ駆け付けます。必ず仇を討ってあげると告げ彼女の目を閉じさせると韋貴妃への恨みが深くなり弱肉強食であるならば行動に出なければと思います。
韋貴妃に対抗して反撃するために楊淑妃側につくのはどうだろうかと徐慧に相談します。
李祐(斉王)は仮病を使って斉州に留まりしばらく長安には来ないよう殷徳妃から文が届き母の愛情を感じると、大朝会が終わった時にお前の願いが成就すると殷宏智に言われます。
長孫無忌は殷宏智の余命がわずかだと知り謀反の恐れがあったために安堵すると、斉王を連れて入京し加冠の儀を行うようだと報告を受け問題ないと告げます。
楊淑妃が瑠璃宴の仕切りを任されたことで皇后になるのではと噂が広がり、韋貴妃は私を皇后にするという約束はどうしたんだと親密な李泰(魏王)を責めます。
殷徳妃は韋家の勢力は簡単にはつぶせないし陛下は探りを入れているだけで前朝の血を引いている楊淑妃が皇后になるわけないと思います。韋貴妃がまた返り咲くだろうと決心すると操られないようにしてほしいと侍女・劉蘭萱に言われます。
御花園では大朝会での儀式である馬球の試合の隊長を決めるため皇子たちによる剣の腕比べが始まっていました。
ただ、今のところ楊淑妃が一番皇后に相応しいのは確かね。そして韋貴妃が一番ふさわしくないww
13話・大朝会の幕開け
武如意は木にぶら下がっている雉奴を助け再会するが皇子・李治だと知って驚きます。
皇太子(李承乾)は「呉王(李恪)は手心を加えるので馬球の隊長は決まりですね」と魏王(李泰)に言われ施しは受けないと苛立ちます。
呉王が戦いもせず降参したので剣を投げ与えて向かっていくとわざと負けたために母親を侮辱します。
手加減していた呉王が本領発揮し本気で斬りにかかったので雉奴と武如意が体を張って止めに入ります。
目撃していた太宗・李世民(皇帝)は皇子を叱責すると勝負は既についていると告げます。
楊淑妃は各国をもてなす役目があるがそんな時に因縁をつける国もあるので琵琶や碁の名人に対抗する策を練ります。
東瀛から献上された冷暖玉の碁石が徐慧に下賜されると物部天守との対局を託され、楊淑妃は彼女なら陛下の期待に応えられるはずと告げます。
だから皇太子は落馬の件もすべて李恪の仕業だと疑っていると・・・浅い。それにしても琵琶や碁でも負けたら陛下に恥をかかせることになるとか、めんどくさいね~。普通に楽しめないものかねww
14話・武如意の才覚
武如意は星雲閣に向かい、天竺の国師が持つ秘宝は聖人が悟りを開いた時に残した物らしいが本当に存在するのかと欽天監・李淳風にたずねます。
天下一頑丈なのは西域の金剛石でそれを秘宝だと偽っているのだろうと言われ砕く策を教えてもらいます。
東瀛一の棋士・物部天守と対局することになった徐慧は棋譜の解読にむけて集中します。
手練れの楽師が高昌国の琵琶奏者との腕比べのために準備に入っていたが手を負傷してしまい演奏できなくなってしまいます。いつもの琵琶と違い弦も鋭くなっていたので何者かの陰謀かと疑います。
武如意は手練れの演奏者がいないので代役の楽師を宮女に扮装させて宴に行かせたらどうかと殷徳妃に進言します。
高昌国の琵琶奏者に宮女でさえ弾けるのだと思わせ腕比べそのものを観念させます。
皇帝のもとに漠北軍が国境に迫ったのに伊州の王居麟が無断で兵を後退させたと報告が入ります。
隠された真実があるかもしれないと長孫無忌に告げると韋源承が謁見願いやってきたので笑みを浮かべます。漠北軍が国境に迫ったと情報があり王居麟は戦いに備え全軍を集結させたが誤報だったために国境兵を持ち場に戻したと言われます。
皇帝は瑠璃宴へ向かうと天竺の国師が秘宝をの力を披露していました。武如意はいかなる物も刃が立たぬというのは信用できないと言い砕いて見せるとこれは金剛石で作られた物だと訴えます。
皇帝は秘宝と偽ったことに叱責するが罪には問わず見逃します。
東瀛一の棋士・物部天守と徐慧の対局が始めるが徐慧が倒れてしまったので武如意は続きは自分がやると名乗り出ます。
武如意は徐慧の話を聞いていたために勝てはしたが敢えて引き分けを狙い打ちます。
徐慧が挨拶した時に楊淑妃が真っ先に扇に目を向けていたから、もしかして最初から武如意を狙ったのか?
それとも単純に私が武如意に贈ったものを持っていると気付いただけかしら?今、武如意を狙う理由はないものね・・・
琵琶の一件は貴妃の仕業だし、対局の件もそうかもしれない。やはり私が瑠璃宴を取り仕切らねばならないと思わせるため?
15話・扇を巡る疑惑
武如意は機転を利かせ対局を引き分けにもっていったが徐慧の容体を見に行くと目を覚まさないので心配します。
武如意は自分が渡した扇に毒が塗られていたと劉蘭萱が言われ困惑していると姉妹同然のあなたが毒を塗るはずないと楊淑妃に言われます。
皆を下がらせる楊淑妃から大朝会の前に韋貴妃から頂いた扇だから私が贈る前から毒が仕込まれていたかもしれなと言われます。
劉蘭萱が琵琶の弦をすり替えたとして捕らわれたので殷徳妃は救出せねばと韋貴妃に告げるが裏切らないから楊淑妃から尋問を受けた方がいいだろうと言われます。
拷問を受ければ耐えられなくて白状するかもしれないと揺さぶりをかけると、楊淑妃の配下である尚寝局の常殿が訪ねたそうねと圧をかけられます。貴妃の指示で妨害したと白状すれば3年以内に斉王を長安に戻してくれるみたいだと再び揺さぶりをかけます。
今からすぐに劉蘭萱に供述させれば斉王を私の養子とすることを条件に1年以内に長安に戻してやると言われ困惑します。
楊淑妃は徐慧に申し訳ない事をしたとつぶやくと毒を盛ったあとにまさか徐慧の手に渡るとは思わなかったと侍女・楊青玄に謝罪されます。武如意は自分が毒を盛ったと噂をたてられていたので捜査はどうなっているのかと楊淑妃を訪ねるが門前払いされます。
殷徳妃は劉蘭萱に黒幕は貴妃だと供述するよう命じ楊青玄に渡します。
これで貴妃と敵対することになり大丈夫なのかと劉蘭萱に心配される殷徳妃は貴妃の策略なんだと教え陛下に報告しに行っている間に「楊淑妃に脅されてした事」と新たな供述書を書くように言われたと告げます。
劉蘭萱からこれで自分が自害すれば楊淑妃は潔白を証明する機会が消滅するが貴妃を信用できるのかと言われ、「生きる道は楊淑妃と手を組むことだ」と告げます。
どちらにせよ劉蘭萱は自分は死ぬ運命なんだと悟り、武如意とは親しくするべきと告げ涙のお別れをします。
武如意は陛下に報告しに行く楊淑妃に同行すると途中で徳妃様からだと太監からメモを渡されたので楊淑妃に渡します。
陛下に何を話しても黙っているよう忠告されるが黒幕は存在せず独断で弦を替えたようだと告げていたので思わず袖を掴みます。
自害した劉蘭萱が下手人となったので貴妃は驚く中、武如意は腑に落ちないでいました。
徳妃はめずらしく強気に出たがすべて裏目に出たばかりか一番信用できる劉蘭萱を失うことになるとはね。楊淑妃、今までは強いて言えば皇后に一番ふさわしいと思ってたけど急に悪どい奴になってきたものよ・・・