中国時代劇|武則天
制作費56億、中国史上唯一の女帝・武則天の生涯をファン・ビンビン主演で描いた歴史超大作!
こちらの作品は「U-NEXT」で全82話鑑賞し、
全話あらすじ一覧と最終話の結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
見所&キャスト
第2代皇帝・李世民が治めた唐の時代。身分が低く下級の側室が何故、史上唯一の女帝に君臨し中国三大悪女と知れ渡るようになったのか?
美しく天真爛漫な武如意はまだ見ぬ王に焦がれ入宮するが厳しい掟の中で権力争いを繰り広げる妃たちを目のあたりにする。
純真な心と勇気を兼ね備えた武如意は親友・徐慧と協力し野望と思惑が渦巻く後宮で生き抜く覚悟を決める。
やがて李世民から媚娘という名を授かり寵愛を一身に受けた彼女はさらなる巨大な陰謀と李家の帝位争いに巻き込まれていく・・・
ネタバレ感想|武則天
20話・李淳風の死
星読みの李淳風は「唐の世は3代で滅び、女帝武氏が唐を滅ぼす」と予言すると太宗・李世民(皇帝)は無辜の者の命は奪えないと他言を命じます。
盗み聞きしてしまった媚娘(武如意)は陛下に殺される夢を見て飛び起きます。
宮中での騎乗と甲冑の着用を許された将軍・侯君集が凱旋すると、皇太子・李承乾は陛下が高昌国を討てと命じたために侯君集を行軍大総管に推します。
韋源承は反対するが侯君集が名乗り出たこと、そして西域で多くの戦功を収めているからと長孫無忌も賛同したことで侯君集が討伐を命じられる結果となります。
李淳風の予言を耳にした韋貴妃は葬る好機だと思い親密な関係の魏王(李泰)に処刑を奏上してくれと告げるが陛下の寵愛は一時的ゆえ脅威にならないと言われます。
皇太子を失脚させる計画に使うべきだと言われたので媚娘を始末したいであろう李淳風を抱き込もうとするが陛下のお心が決まっていないのだから危害は加えられないと協力を拒否されます。
欽天監に侵入していた媚娘は李淳風を拘束し私を陥れようと指図したのは誰だと短剣を突き付けます。
災いを招く武女帝は私ではないと訴え、デタラメな占いのせいで多くの無辜の者の命が失われているのかわかっているのかと責めます。
巷で無数の蟻が「皇太子の過ちが太白星を招き女帝武氏が唐を滅ぼす」と文字を成し瞬く間に噂は広がります。韋貴妃は海鮮アレルギーの李淳風を始末し予言書を握らせ大臣たちに武女帝は媚娘であることを訴えます。
あれほど釘を刺したのに韋貴妃が媚娘を葬りたいがために軽率な行動をとったと知り苛立ちます。
21話・韋貴妃の執念
皇太子は自分へのそしりだけでなく唐の災いを消すためにも媚娘の処刑を奏上しようとします。しかし皇帝は媚娘の死を望まれていないし魏王が韋家と接触しているので韋貴妃の敵である媚娘は我々を支える存在となると魏徴に言われ考えを改めます。
皇帝は大臣たちから媚娘を排除するよう進言を受けるが媚娘を陥れようとした罠かもしれないし占っている途中だったかもしれなと聞き入れません。
花を楽しんでいた韋貴妃だが陛下が媚娘を庇ったと報告を受け苛立ちます。
媚娘は楊淑妃がやってきていきなり部屋の中を物色されたので何事かと困惑していると楊淑妃の侍女・楊青玄が陛下を呪った証拠を発見します。
何も知らないと訴えるが韋貴妃のもとに間者を送っていた楊淑妃から助けに来たのだと言われます。貴妃様の愛猫がいなくなったと捜索にやってきた春盈が悔しそうな表情を見せ去っていき、媚娘は感謝すると毒をチェックする銀針などを頂戴します。
まだ狙われる事があるのかと恐れると陰謀は始まりに過ぎないと楊淑妃はかつて忠義を尽くす大臣や妃嬪に陥れられた過去を伝えます。
媚娘は皇帝から獅子驄という良馬を贈られ感謝し親交を深めます。楊淑妃に阻止され苛立つ韋貴妃は獅子驄の餌に毒を盛るよう指示したため媚娘に促されて雉奴(李治)が乗っている時に暴走してしまいます。
媚娘は別の馬で追いかけ獅子驄に飛び乗り短剣を突き刺して崖の手前で何とか李治を助けます。追いかける皇帝はよく皇子を助けてくれたと告げると刀を放せと指示し2人を抱きしめます。
楊淑妃から一度や二度は助けてくれるかもしれないが国を揺るがず事案ではそうはいかないと忠告されていたことを思い出し咄嗟に馬を殺めてしまったことを悔やみます。
ただあの状況を見ていれば皇子を助けるためにやむを得ないと分かるはずだけどなぁ・・・。楊淑妃は過去を思い出し考えを改めたのかな?
22話・失われた寵愛
皇帝は甘露殿に集結する重臣たちから武女帝の媚娘を殺すべきと訴えられ雉奴(李治)の命の恩人を亡き者にはできないと告げます。
天意には背けないし流言を消すために殺すべきだと長孫無忌がいつまで経っても居座り主張を変えないので命を奪うことはしないが媚娘と仲の良い徐慧を御書房に呼ぶことにします。
御書房への出入りを禁止された媚娘は約束まですっぽかされ1人寂しく待ち続けます。韋貴妃は宴を開いて陛下を招待すると蕭薔が子を授かれるように酔わせ一夜を共にさせます。
夜遅くに目を覚ます皇帝は隣に眠る蕭薔を見て困惑し黙って戻ります。手を尽くした韋貴妃は今回の策が失敗し陛下が二度と夜伽に召さねば見放すしかないと敢えて会話を蕭薔の耳に届けます。
寵愛を失ってしまった媚娘は楊淑妃の元を訪れ・・・
皇帝はわざと離して守っているつもりなのかな?それとも単純に国事を優先したのだろうか?わざと離したら寵愛を失った今後ろ盾がいないと思われ逆に危険な気もするけどね・・・
23話・打ち砕かれた思い
皇帝に会えなくなってしまった媚娘は楊淑妃に助けを求め承慶殿の明かりを灯す役目を与えてもらうが国を揺るがす事案があった場合は国と一人の女性どちらを選ぶかは分かるはずと念を押されます。
それでも陛下を信じると告げるが何日経っても現れないので承慶殿にて舞を披露する来訪を促す文を送ります。
皇帝は長孫無忌がやってきたので徐慧を下がらせると媚娘が毎晩承慶殿で待っているらしいと言われます。情には流されないし媚娘とは会わないから安心せよと告げるが諦めさせるために甘露殿に呼びます。
そして徐慧に舞を披露させ見せつけると、朕にとってはありふれた舞の1つにすぎず仮面に隠された顔が誰であろうと構わないのだと告げます。
ショックを受ける媚娘はもう二度と陛下の邪魔はしないと告げて出て行くと長時間雨に打たれ続け倒れてしまいます。
韋貴妃は皇帝が倒れた媚娘を抱えて薬浴し助けたと報告を受け、なんてしぶとい娘なんだと苛立ちます。目を覚ます媚娘は楊淑妃が口を滑らせたため陛下が来てくれたんだと察し駆け付けると宦官・王徳の手引きを受けます。
媚娘が陛下のそばに寄り添うなか、徐慧は誰が舞っても陛下はその姿を通して媚娘を想っているのだと思い知り涙を流します。
長孫無忌も、ちょっとしつこいなww