中国時代劇|武則天
制作費56億、中国史上唯一の女帝・武則天の生涯をファン・ビンビン主演で描いた歴史超大作!
こちらの作品は「U-NEXT」で全82話鑑賞し、
全話あらすじ一覧と最終話の結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
見所&キャスト
第2代皇帝・李世民が治めた唐の時代。身分が低く下級の側室が何故、史上唯一の女帝に君臨し中国三大悪女と知れ渡るようになったのか?
美しく天真爛漫な武如意はまだ見ぬ王に焦がれ入宮するが厳しい掟の中で権力争いを繰り広げる妃たちを目のあたりにする。
純真な心と勇気を兼ね備えた武如意は親友・徐慧と協力し野望と思惑が渦巻く後宮で生き抜く覚悟を決める。
やがて李世民から媚娘という名を授かり寵愛を一身に受けた彼女はさらなる巨大な陰謀と李家の帝位争いに巻き込まれていく・・・
ネタバレ感想|武則天
8話・皇太子妃の悩み
皇太子妃は皇太子・李承乾と仲が良かったのに3年前に称心が来てから溝が生じ悩んでいました。李承乾が方時も称心を離さないために男色ではないかと噂まで広がってしまい太宗・李世民(皇帝)の耳に届いたらやっかいだと思います。
しかし努力しようにも心の内を明かしてくれないので溝は深まる一方でした。
牢にいる武如意は鄭婉言の死には不審な点があるのに何で嘘の証言をしたんだと皇帝に聞かれるが潔白を証明する方法がないと告げます。
姉妹同然の仲だと思っていたが皇帝の会話から鄭婉言は自分を殺そうとしたのだと気付きショックを受けるが鄭婉言の名誉を守るよう願います。
事を収束させるには責めを負わねばならず再審が行われるまで武如意は掖庭に送られます。掖庭には韋貴妃の手足として働く羅玉珊が牛耳っているために嫌がらせを受けるが4人を返り討ちにします。
その夜、仕返しに4人がやってきて顔を傷付けられそうになるが文徳皇后を知る彭婆に助けられます。皆が彭婆に気遣いを見せているいったい何者なのかと困惑します。
徐慧は婕妤に冊封され清寧宮を与えられると鄭婉言の侍女だった文娘を預かります。
9話・主の裏切り
武如意はお粥を頂くために並んでいたが才人には与えられないと別の食事と文を渡されます。皆が羨ましそうに見られるなか、おにぎりを口にする武如意だったがお肉を近寄ってきた猫に与えると死んでしまったために驚きます。
殷徳妃は侍女・劉蘭萱が武如意の命を狙ったと知り掖庭にいるのだから余計な事はするなと叱責します。
武如意は徐慧と再会を果たし門を挟んで語り合うと食事に毒が混入されていたから細心の注意を払うよう告げます。二人は義姉妹の誓いを交わすが外の者への情は断てと彭婆から忠告されます。
彭婆は3人の子の乳母だったらしいが1人が2人を殺したんだと訴えられ皇帝に訴えて罰してもらえばいいじゃないかと告げると笑われます。
羅玉珊は今でも鄭子章に情は残っているのかと聞かれ、裏切り者のせいでこうなったから毎年会いに来るのは悲惨な姿を見るためだと告げます。しかし投獄されて10年、亡くなったから最後のお別れをしろと言われショックを受けます。
武如意は落ち込む羅玉珊に同情し食事を運ぶと、かつての恋人との文を燃やしていました。
手紙を燃やすのを手伝う武如意だが裏切ったのではなく共に生きる決意が記されていたので字が読めないのだと気付きます。韋貴妃の侍女・春盈が読み上げたものを信じていたために羅玉珊は鄭子章に捨てられたと思い込んでいました。
武如意の顔を傷付けろと命じられていたために偽りの傷で納得させた後、事実確認を行ってから春盈を殺そうとしたが仕損じて牢に入れられてしまいます。
それにしても韋貴妃はやばいな、掖庭で駒が欲しいために羅玉珊と鄭子章に偽りを告げ誤解してる二人を見て10年も嘲笑ってたとは・・・
10話・陛下の償い
武如意は一か月投獄された羅玉珊が無事に出てきたので安堵します。彭婆に頼まれ代筆を行うと手紙と木箱を持って掖庭の東南門へ届けに行くが李世民(皇帝)がやってきたので驚きます。
李世民は幼き頃のように乳母から恵児と呼ばれたい願望を抱いていて毎年会いたいと願っているが叶わないでいました。
武如意は何か良い策はないかと考えていると李治/雉奴(後の3代皇帝・高宗)が一人で遊んでいるのを目にし声をかけます。掖庭なんかに入って来ては駄目だと注意すると兄弟から虐められるから嫌だと言われやり返せばいいのだと励まします。
武如意は雉奴が影絵が得意だと知り4体の人形を作って欲しいと頼んで羅玉珊にも協力してもらいます。玄武門の変の芝居を披露すると彭婆が激怒したので、もし陛下に李建成の企てを伝えていなかったら陛下が敗れていたはずなので彭婆の運命は変わらないはずだと訴えます。
すると彭婆は勘違いして雉奴を恵児と呼んで抱きしめたが、恵児との良い思い出を思い出したようだと思い目に涙を浮かべます。
陛下が会いに来たので、固い絆で結ばれているしボケが進んでいるのでわだかまりを解きたければ陛下が先に捨て無理に面会を求めない方がいいと進言します。
11話・韋貴妃の誤算
武如意は3年に1度挙行される大朝会があると羅玉珊に知らされ恩赦が下る場合があると言われます。
皇帝・李世民は褚遂良からの上奏文に目を通すと韋源承が兵部尚書に就いて以来私腹を肥やし徒党を組んだ証拠の数々が記されていたので笑みを浮かべます。長孫無忌(宰相)は韋源承が姪の韋貴妃を皇后に据えるために動くようだと報告を受けると仮病を使って朝議を欠席します。
韋貴妃は大朝会を目前に控え中心となって琉璃宴の準備を進めます。韋源承から後宮を司る皇后を選べば負担も減るはずと進言される皇帝は立后に関しては熟考するべきとの意見が出るなか長孫無忌の意見も聞きたいから病が回復するのを待つと告げます。
そして毎回韋貴妃にばかり負担をかけることが心苦しいと告げ今回の琉璃宴は楊淑妃に任せると宣言します。
魏微は皇太子・李承乾が酒色にふけっていたので琉璃宴は楊淑妃の主宰とするらしいと教えます。韋貴妃とはちがい楊淑妃には皇子がおられるから将来を案じ信頼を取り戻した方がいいのではと告げます。
皇太子妃は楊淑妃が皇后になれば呉王・李恪が皇太子になるのではと動揺します。
韋貴妃は皇后になれると確信し上機嫌でいたが大朝会は楊淑妃が主宰だと報告が入ります。愕然としているとたった今嫌がらせを受けていた殷徳妃は嘲笑うような笑みを浮かべます。
武如意は彭婆の記憶が戻らないほど病が進んでいたので掖庭にやってきた陛下と引き合わせます。皇帝は乳母と呼びかけると愛しい我が子じゃないかと喜ばれるが建成と呼ばれたので自分は恵児だと告げます。
錯乱しているようだったので掖庭から出して太極宮の草庵に置くことを決めます。陛下はもう掖庭に来ないと知り武如意はがっかりしながら見送るが大朝会にちなむ恩赦により解放されます。迎えに来た徐慧と再会を喜ぶと才人に返り咲き清寧で共に住むと知らされます。
側にいたとしても忠誠心は誰からも得られないのではないかな。羅玉珊たちはせっかく改心していたのに今まで行いが悪かったから恩赦は受けられなかったか、しかも武如意の顔に傷痕がないから殺されてしまうのでしょう