中国時代劇「長歌行」作品情報
人気漫画を原作にしたディリラバ主演のアクションロマンス時代劇
あらすじ&キャスト
唐代初期、「玄武門の変」の暴乱から逃げ出す皇太子の娘・李長歌は朝廷から追われ、復讐を果たすために男装して救援を求め幽州へと向かう。秦準(阿詩勒隼)と名乗る男と出会い互いに相手の素性を疑いつつも助け合いを重ね次第に信頼し合う関係になる。
長歌の逮捕を命じられた禁軍頭領・皓都は苛烈な追跡を繰り広げていたが長歌の従妹・李楽嫣による必死の牽制によって計画が狂っていく
全49話で紹介
ネタバレあらすじ/長歌行
第23話/中原から来た女
李長歌は捕らわれた羅義の牢房から出てきたところ兵に見付かってしまうが、口が利けない阿伊児が駆寄ってきて可敦(可汗の妃)の天幕の奴隷だと言い助けてくれました。
可敦に拝謁すると同じ中原の女子として変承公主(草原に嫁いだ隋皇族の娘)と呼んでと言われ驚きます。
父親が羅義の部下だったことにして救出したいと告げると涿郡に駐屯し領土を守った忠義ある勇敢な英雄で尊敬しているが自分の能力では李長歌を守るだけで精一杯だと言われます。
阿詩勒隼から牙帳では誰も信用するなと声をかけられ救出する方法を考えると言われる李長歌はどうしても羅義を救いたいと告げると無謀だと言われます。
庫里台大会の当日、可汗の寵愛する錦瑟夫人がやって来たので可敦は退席しようとすると酒をつぐよう命じら侮辱されます。細い糸で何とか隋の公主として大義を守ってきたがもううんざりだと限度を超え羅義救出に協力することを誓います。
李長歌は可敦から渉爾は心の優しい男だと説明されたが天幕から出ると首根っこを掴まれます。
渉爾は李長歌が女性だと気付き弥弥古麗が俺以外の者を好きなるはずないと納得します。また阿詩勒隼が必死になって助けようとするのは想人だからではないかと思い庫里台の酒宴で長歌を着飾らせ隣に座らせます。
阿詩勒隼は決闘を申し込み勝ったら隣にいる奴隷をもらうと告げ圧勝します。見事な戦い振りに拍手が沸き起こると可汗は立ち上がって拍手を送り奴隷はお前のものだと言います。
第24話/独り善がりの代償
捗爾に勝利した阿詩勒隼は約束通り李長歌を手に入れるが羅義を救出したい彼女は牙帳に残ると可汗に言い出します。
縛り付けてでも鷹師に送り付けてやるから問題ないと可汗に言われるが「もう辟易しました。お似合いなんで捗爾に仕えさせる」と阿詩勒隼は言い酒を飲み干して杯を叩きつけます。
可汗は首領たちを連れて恒例の狩猟へ向かい傷を負う阿詩勒隼と捗爾は不参加となります。
李長歌は阿伊児と水をくみに行くと見せかけ羅義を救出するが李長歌がいない事に気付いた捗爾は企みに気付きます。協力してくれた阿伊児に感謝して別れ呼応した羅十八とともに逃亡を図るが牙帳に戻った阿伊児は荷車についた血痕が見つかり狼師に捕らわれてしまいます。
羅義は多くの追っ手の数を目にして天命を受け入れることを決意し「たった今からお前の主は李長歌だ」と羅十八に命じて2人を逃がし絶命します。
李長歌と羅十八は追っ手に追いつかれるが鷹師を率いる阿詩勒隼に助けられます。捗爾は何で逃がすのだと激怒するが羅義を逃がした女だと可汗が知れば渭水の矢も故意だったと怪しむはずと言われます。
李長歌は自分を救ったことで鷹師が巻き込まれてしまったと嘆くと届いた文を目にした阿詩勒隼から中原へ帰れと罵声を浴びせられます。馬を走らせる李長歌は中原を出るまで見届けるよう命じられた穆金に文は何だったのか聞きます。
耳飾りがあったと知り牙帳に阿詩勒隼と関わりがある女はいるのか聞くと阿伊児が育ての母だと知って驚きます。
第25話/失えないもの
阿詩勒隼は養母である阿伊児を人質に取られ跪くよう渉爾に強いられます。
泣いて首を振る養母に問題ないと首を振る阿詩勒隼だが自分を守るために自害されてしまい捗爾は驚いて剣を捨て逃げてしまいます。
泣き叫びながら養母を抱き締める阿詩勒隼は激怒して逃げる捗爾に弓を放ちます。その頃、罠だと気付いた李長歌は穆金たちと急いで戻ると多くの狼師の死体と阿伊児が息絶えているのを目にし驚きます。
許しを請う渉爾を追い詰める阿詩勒隼は殺すために矢を放つと可敦が庇って負傷してしまいます。
狼師に囲まれても立ち向かおうとする阿詩勒隼を鷹師を率いる李長歌は駆け付け落ち着くよう訴えるが「お前が勝手な行動をしたからだ」と叱咤されます。
それでも救出せねばと思い李長歌は阿詩勒隼を手刀で眠らせて穆金に託し、鷹師を率いて追っ手を引きつけます。そして阿詩勒部は同族の捕虜を殺さない掟があるため追いつかれたら降伏するよう伝え囮となります。
目覚めた阿詩勒隼は李長歌が自分を守るために追っ手を引きつけ行方知れずとなったと報告を受けます。捜しに行こうとする阿詩勒隼を穆金は止め、弥弥古麗と共に捜しに行きます。
矢を射抜かれ落馬する李長歌だったが捕らえられる直前に中原人の謎の侠客に救われていました。
阿詩勒隼は昔の暗号で捗爾を呼び出して殴り、小可汗も特勤もただの尊称じゃなく草原の未来を担う存在なのにいつまで称号や勝敗なんて争うのかと叱咤します。
「いつまで幼稚なんだ。殺戮は争いしか生まないからお前を殺す事はしない、さっさと仲間と李長歌を解放しろ」と訴えるが李長歌は捕らえられていないと知ります。
可汗と狼師が幕営にやってくると報告を受けた阿詩勒隼は穆金から戦闘態勢に入るかと聞かれるが迎える準備をするよう命じます。
捗爾が羅義を捕まえるために兄弟で争ってしまった結果、阿伊児が命を落とし可敦を負傷させてしまったと報告したため阿詩勒隼の殺戮は許され、捗爾も事の発端を隠せます。
第26話/それぞれの後悔
阿詩勒隼は阿伊児が広い世界を見てみたいと言っていたので鷹師を任せられる候補がいれば後継者にしてほしいと可汗に願います。
自分が強くなれば守れると思っていたが母親すら守れず草原の覇者にはなれない事を悟り争いたくないから草原を去ると訴え許可を得ます。
阿詩勒隼がまとめていた鷹師という切り札を失った可汗は捗爾が原因だと可敦のもとに押し掛け叱咤し禁足を命じます。
司徒郎郎という侠客と孫真人に命を助けられた李長歌だが自分の勝手な行ないで阿伊児を死なせてしまい自責の念に駆られます。
李長歌を捜す羅十八は公孫恒の配下だった緒風に何者だと追い詰められ返り討ちにすると李長歌の知り合いだと知り紹介された秦じいに事の経緯を話します。
秦じいから人相書きを貰い捜索すると同じように捜す阿詩勒隼と出会います。
子供の小五を連れて洛陽に向かう李楽嫣は役人を袋叩きにする流民を目にします。食糧を運ぶ役人を殺して奪っているのだと分かり彼らも一家を養うために遠くから運んでいるのだからせめて命を奪うのは止めてと訴えます。
小五を負ぶって頑張る李楽嫣はやっと関所に到着するが子供は息を引き取っていました。皓都は泣きじゃくって気を失う李楽嫣をやっと発見し介抱します。