作品情報/キャスト
リー・イートン、シュー・カイ共演・唐の建国に貢献した大将軍の息子と刺繍職人の娘が陰謀や権力闘争に巻き込まれながら成長していく人間ドラマ
平穏に包まれる唐建国後、時の大将軍・盛驍靖の長男、盛楚慕は母親から溺愛されて育ち長安城界隈では有名な放蕩息子でした。遠征先で偶然に出会った商人の娘で才色兼備の傅柔と出会い自分に振り向かせるため改心し文武両道男になろうと修行に出る。傳柔も裁縫の才を認められ後宮に登用されるが権力闘争や陰謀に巻き込まれていく
全55話で紹介
ネタバレ感想/大唐流流
第12話/思わぬ波紋
周王(3皇子)に連れ出された傳柔は馬が暴走して畑を荒らしてしまいます。
周王は高く売れるからと団扇を農夫に与え謝罪するが、家職に発見され韓王(4皇子)の手に渡ってしまいます。
韓王妃から仲良くすればいいと進言される韓王だが同じ母の皇太子の苦悩を背負えるのは自分しかいないのだと告げます。
太子は楊遅舒注釈の「漢書」を献上すると皇帝は喜び宴を開きます。太子の側近は、狩りに来た若者に畑を踏み荒らされ一家が路頭に迷っていたので同情し100貫で買ってやったと告げ団扇を献上します。
皇帝は団扇にうっすらと3皇子の判が押してあるのに気付き、国が全力で支えるべき産業なのに周州でも同じ過ちをしたのに長安に来ても繰り返すのか叱咤します。周王の師を拝命している銭文景は自分の責任だと名乗り出ると趙州に左遷を命じられ周王は杖刑20回に処されます。
傳柔はお見舞いに行き、畑を荒らしたのは自分なのに何で言わなかったのかと告げると恩返しをさせてやると書物を音読させられます。
陸雲戟から少ない兵で反乱軍を鎮めてこいと命じられた盛楚慕は崖に追い詰められると矢を射抜かれ落下します。
報告を受けた陸雲戟は悔やむ猿芝居を傅涛に見せつけ命懸けで帰還した二人を大将を見捨てた罪で斬首しました。
戦死した知らせが届き盛夫人が泣き崩れるなか、俊と令は副将軍だけ命を落とすのはおかしい、陸雲戟の陰謀だと魯国公に訴えるが父もショックから吐血してしまいます。
傳柔はショックで寝込んでしまうが、盛楚慕は厳子方の船に助けられていました。
第13話/帰還
皇后は弟・盛楚慕を亡くし体を壊す韓王妃にお見舞いの品を届けるよう命じます。
ショックで寝込む傳柔は周王に看病されていたが薬を拒むと強引に口移して飲まそうとするので盛楚慕は自分を悲しませたくないはずだと言い聞かせ自分で薬を飲み始めます。
また盛楚令は盛楚慕に鍛えられなかったら今も軽蔑されていたのは間違いないので兄上が恋しいと寄り添ってくれる歆楠公主に話します。
盛楚慕は厳子方に助けられていたが海賊に襲われたときに「お前も海賊だろう」と生意気言ったので拘束されます。
大唐の定遠将軍だから悪事には加担しないと言い放ち何で海賊になったのかと聞くと真面目に仕事をこなし鷹を飼っていたが陸雲戟が父の鷹を欲しがり断ると一族は殺され川に落ちたところを老幇主に救われたのだと言われます。
厳子方は朝廷に仕えたいから恩を売るために盛楚慕を助けており声がかかるのを待っていると告げ見送ります。
傳柔は陸雲戟が帰還して陛下が喜んでいると知り、誰も屍を覚えていないのかと憤りを感じます。懐妊した皇太子妃に会うと盈盈が太子の側室になればますます陸雲戟は権力を高めると言われます。
盈盈への刺繍を皇后に届けに行くと美貌だと高く評価していたので荘姜を例にだし子に恵まれず彼女の美しさは嫉妬をもたらし国を混乱にさせ民に災いが起きたことを思い出させます。
そして戻ろうとすると戦死したはずの蘇生墓とすれ違い驚きます。
盛楚慕はすべての真相を皇帝に話し家族と再会を果たします。皇帝は陸雲戟と陸琪を投獄して見張っていると甥に財宝を持たせて大臣と結託していたので激怒し、財宝を接収して陸漢星を投獄するよう命じます。
第14話/親孝行に免じて
陸雲戟と陸期が投獄されてしまい盈盈は重い甲冑を着用し何日も跪きます。陸親子は欲に駆られ罪を犯したのだから諦めた方がいいと盛楚慕は告げるが周囲からは孝行者だという意見が多くありました。
盛楚慕は皇帝に謁見すると国に忠誠を尽くして戦い武功をあげた事で宣威将軍に封じられます。いつでも出征できると感謝するが愛する傳柔になかなか会えないので困惑します。
太子妃は跪く盈盈が太子に話しかけられているのを目にし同情を引くために哀れなフリをして優しさにつけ込む気かと思います。
傳柔は陸運駅は嫌いだが盈盈の姿に敬服し水を届けるよう侍衛にお願いします。
皇帝は陸雲戟は罪人だが数十年尽くしてくれた功績を帳消しにはできないので盈盈の親孝行に免じ釈放を命じました。
傳柔は刺繍を完成させるが盛楚慕のお祝いの衣を周王に奪われてしまいます。
衣以外の刺繍入りの香袋などを完成させ盛楚慕に渡して欲しいと盛楚令に託します。歆楠公主は贈り物を大事にする盛楚令を目にして勘違いしそんなの捨てろと言い放ちます。盛楚令がちゃんと説明しないがために傳柔は歆楠公主に刺繍を献上するとビリビリに破かれてしまいます。
盛楚慕は自分の命を助けた四海幇が朝廷への帰順を望み海域の安全を守りたいと言っているので過去の罪を許してほしいと願います。
陸雲戟が強奪行為は許されないと進言したので反乱軍の残党調査と称し民から奪う行為はいいのかと言い放ちます。皇帝に叱責されるが公私混同はないし厳子方が海賊を退治するのをしっかり見ていると訴えます。
厳子方から預かっていた慧娘子の刺繍「山川綿繍図」を差し出し、大唐の発展を祈念し献上するようですと伝えると皇帝は検討すると言います。
第15話/宝の地図
盛楚慕は傳柔と連絡採れる方法はないか相談すると盛楚令は侍衛になる前に歆楠公主と凧で連絡していたと教えられます。
盛楚慕は凧を飛ばすと盛楚令の凧を勘違いした歆楠公主が拾います。「牡丹のような君が好きだ」と書かれてあり牡丹は嫌いなの知っているのにどうゆうつもりだと叩き落とします。
歆楠公主の侍女・珍珠は公主のために凧を拾いに行くが梁王に見付かってしまいます。梁王は珍珠を梁王府に連れて行くと告げると蘇太妃から宮中にいる侍女は陛下のものと言われます。
自分は太上皇様の息子で皇帝の弟だと言い放つと太上皇は梁王に逆らった侍女を引き渡して貰おうと言います。
歆楠公主は珍珠を梁王府なんかに渡したくなくて皇后にお願いするが太上皇の命なら仕方ないと言われてしまいます。
太子に泣きついて知恵を授り、奇石集めをする太上皇に献上します。それは単なる石だと言われるが光に当てると「寿」という漢字が浮かび上がるのだと説明すると喜ばれます。
珍珠がいないと食事も喉が通らないから連れて行かないで欲しいとお願いすると受け入れられます。
傳柔は慧娘子の技法を研究したくて「山川綿繍図」を分解したいと願い出ると皇后から許可を得られます。
海の絵に宝の地図が現われると皇帝は喜び大唐の宝だと皇后を抱き締め、盛楚慕への褒美と四海幇の帰順を承認します。解読した傳柔は月に1度、宮中からの外出を認められます。
太子妃と会話を楽しんでいた歆楠公主は傳柔が刺繍を届けに来たと言われ、盛楚令と関係があると勘違いしているため置いて帰れと命じます。太子妃は傳柔と周王が無許可で外出したことを怒っているのかと勘違いし口をすべらせます。
歆楠公主は傳柔を懲らしめるために皇后に告げ口するが傳柔は叱責だけで許され周王と顔妃がお灸を据えられます。
太子は陳吉に住居を用意し友人として家を贈ります。歆楠公主は太子の協力を得て宮中を抜け出し盛楚令に会いに行くと傳柔が罰を受けたのは君のせいだろうと責められます。
「兄上(盛楚慕)の未来の嫁だ、勝手に勘違いするな」