作品情報/キャスト
リー・イートン、シュー・カイ共演・唐の建国に貢献した大将軍の息子と刺繍職人の娘が陰謀や権力闘争に巻き込まれながら成長していく人間ドラマ
平穏に包まれる唐建国後、時の大将軍・盛驍靖の長男、盛楚慕は母親から溺愛されて育ち長安城界隈では有名な放蕩息子でした。遠征先で偶然に出会った商人の娘で才色兼備の傅柔と出会い自分に振り向かせるため改心し文武両道男になろうと修行に出る。傳柔も裁縫の才を認められ後宮に登用されるが権力闘争や陰謀に巻き込まれていく
全55話で紹介
ネタバレ感想/大唐流流
第20話/潜入捜査
傅涛から陸家のやつらに放火されて母親は亡くなったと聞かされた傳音は文を残して家を出ます。傳音に求婚したばかりの杜寧は「待つな」と置き手紙を渡され何で心変わりしたのかと困惑します。
傳音は陸家に潜入するため書斎を担当する陸琪の侍女となり母親が殺された理由を探ります。
尚礼の司言に昇格した傳柔は周王に呼ばれ向かうと盛楚慕と喧嘩して破れたから衣を直すよう強いられます。
周王に美人図を描くようお願いして欲しいと頼まれ仕方なく再び訪ねるとお礼はなんだと聞かれます。帰ろうとすると呼び止められ美人図を渡されるが自分の絵だったので驚きます。
皇帝は韓王に賢才を集め書物を編むための文学館を設立するよう命じます。それを知った太上皇は太子を呼び、現皇帝はかつて天詔府に賢才を集め勢力を固めていき皇帝の座についたことを教えます。
そして何も問題なく即位してほしいため身辺で起きるかすかな変化を見逃すなと忠告します。
韓王は太子妃によって妻が跪く結果となってしまったが太子妃は身重のうえ今はぶつかっていても収まるはず、家族なんだから皆で仲良くしたいと太子に告げます。
陸雲戟から課題を出された陸漢星は陸琪に勝って出世するために侍女の玲瓏に真珠の衣を贈り練兵計画書を盗見してほしいとお願いします。へんなお願いばっかりだと言われ陸琪が傳家の娘を娶ろうとしたときに玲瓏のために放火してやったんだぞと告げます。
太子は侠客がいるのに気付き尾行すると梁王が自分の命を狙っているのだと知るが、ただの遊びだと言われ酒宴に招かれます。酔っ払って寝てしまった太子は目覚めると太子妃が横で寝ていたので抱き締めます。
詹軒智(太子右庶子)から交流するなら素性に問題ある梁王ではなく徳の才能を備えた韓王にすべきと進言されます。
第21話/勘違い
周王は傳柔に美人図を渡していたが梁王に渡すと知り、目を付けられたらどうするんだと慌てて回収し描き直します。
酒を酌み交わし仲良くなった太子が急に態度を変えたので梁王は優しくしてやったのにと機嫌を損ねます。陸琪から仲違いさせるために陰湿で狡猾な盛楚慕が唆したのだと言われ敵意を抱くと盛楚慕には愛する女がいると知らされます。
陸家に潜入する傳音は腕輪を盗まれたと侍女・玲瓏に疑われるが最初からしていたと目撃情報があり、陸琪は腕輪ぐらいで騒ぎを起こすなと玲瓏を叱ります。
陸琪が枝がうまく描けないと悩んでいたので幹を先に描けばいいと進言するが手を握られたので振り払って出て行きます。泣いていると陸漢星に声をかけられ二人きりと言う事もあり母親の仇をとろうとするが玲瓏に買物を頼まれ失敗します。
傳音は杜寧に習ったことを思い出しながら絵を描いていたが、それがきっかけで陸琪は自分の事が好きなんだと勘違いします。
皇帝への謀反を企て財宝を貰い見逃してやった洪義徳が戻ってくると知り陸雲戟は捜索して始末するよう命じます。
傳柔は鼠退治のためにヒ素を持ち込んだ宮女が皇后から叱責を受けていたので人を害するために持ち込んだわけじゃないと庇うがヒ素を用意した楊厚と共に死罪を命じられたので困惑します。楊厚の弟・楊伯が我々の命は鼠以下なのかと泣いており規則はそんなに大事なのかと悩みます。
第22話/新たな誓い
傳音は玲瓏の企てにより陸漢星に乱暴されそうになると陸琪が現われ助かるが真相を知らないために恥知らずと罵られます。
玲瓏に腕を掴まれた際に母親の形見である腕輪を割ってしまった傳音は敵相手が目の前にいるのに復讐できないでいる自分を責め涙を流します。
やるべき事を新たに誓い陸家で力を付けるために陸琪の寝室を訪ね、真相を話して身の潔白を証明し体を授けます。
陸琪は陸雲戟に呼ばれたので向かうと陸漢星が謝罪していました。またいつもの策かと呆れているとたかが侍女なんだから殴ればもう十分だろうと陸雲戟に言われ従います。
縁談を世話するべきだったと陸雲戟が言っていたので趙侍郎の令嬢がいいのではと進言すると受け入れられます。朝堂による味方を増やすためでもあり長安中の笑いものにもなるので陸琪は笑みを浮かべながら祝福の言葉を伝えます。
傳音は玲瓏と仲良くなるために絵を描いていると伝え真珠の衣を着せた絵を見せます。本人が着ていて似合っていたと伝えると陸琪は玲瓏を呼び出し盈盈のものを盗むとは何事だと罰を与えるが陸漢星から贈られた物だと言われます。
海賊から抜け出し身分を取り戻す厳子方だが長安では後ろ盾がないと正しい事が出来ないのだと思い知らされます。
目上の者に殴られ見下され仲間達は復讐だと武器を手にするが平穏に暮らすために長安にきた、ここでは暴力ではなく権力が必要なのだと言い武器を捨てさせます。
傳音はこれで母親の敵を取れると思っていたが玲瓏は処刑されたのに対し財宝を盗んだ陸漢星はこっぴどく殴られただけで終わったので間違っていると咎めると陸琪に殴られます。
第23話/細工された屏風
陸琪に嫁ぐよう陛下に命じられた歆楠公主は盛楚慕の次は陸琪かと苛立ち回避する方法はないかと悩むと傳柔の存在が頭をよぎります。
その頃、拉致され山奥に連れて来られた陸漢星は頭に被せられた布をとらえると洪義徳が目の前にいました。陸雲戟は我らを鎮圧し備蓄まで奪っていたのだと言われ、確かに陸雲戟は伯父だが陸親子は仲間ではないしスパイになれると告げ命乞いします。
歆楠公主は陛下に謁見し嫁げない理由を伝えるため傳柔を呼ぶよう訴えます。
呼ばれた傳柔は何のことだか分からないでいると歆楠公主に目で訴えられ、公主は太福上皇后の位牌に誓いを立て文武両道の夫を探していると告げます。
太上皇が太福上皇后を娶った時のように屏風に描かれた孔雀の両目を射らせなければならないと訴えると陛下は承諾します。
魯国公は盛楚令のために息子も矢が得意だと名乗り出るが見届けることだけ許されます。
弓が得意な陸琪は自信満々だったが定位置に付くと孔雀の目が動いて外してしまい提案した傳柔が何か企てたはずだと疑い屏風を回収します。
刺繍師たちを集めているのを目にした傳音は傳柔が何か細工したのだと察知し心配します。