作品情報/キャスト
リー・イートン、シュー・カイ共演・唐の建国に貢献した大将軍の息子と刺繍職人の娘が陰謀や権力闘争に巻き込まれながら成長していく人間ドラマ
平穏に包まれる唐建国後、時の大将軍・盛驍靖の長男、盛楚慕は母親から溺愛されて育ち長安城界隈では有名な放蕩息子でした。遠征先で偶然に出会った商人の娘で才色兼備の傅柔と出会い自分に振り向かせるため改心し文武両道男になろうと修行に出る。傳柔も裁縫の才を認められ後宮に登用されるが権力闘争や陰謀に巻き込まれていく
全55話で紹介
ネタバレ感想/大唐流流
第24話/秘密を共有
傳柔は日光で退色する糸で各層を刺繍すれば日に当てたときに下層の図案が現われるので、事前に退色させないために屏風の覆いを本番の直前に外すよう指示したのだと李宝林に話します。
陸琪が矢を構えると屏風の日に照らされ刺繍の色が抜けるので孔雀の目が動いたように見えるだけでなく光の反射に目がくらみ狙いを誤ったのかと李宝林は感心します。
しかし、刺繍そのものは玄人の目に掛かれば見抜けることができ行方が分からないために傳柔は心配します。
陸家には刺繍師たちが集まり回収した刺繍を検視していました。傳音は心配して様子を伺っていたが問題は何一つないと報告を受け陸琪が悔しがっているのを見て安堵します。
その頃、傳柔はあなたが使った刺繍だと李宝林に渡され驚きます。司制署の出身で傳柔の刺繍に注目していた李宝林は誰も信用できない王宮で傳柔が命に関わることを打ち明けてくれたので「今は同じ秘密を共有した仲間だ」と言い笑みを浮かべます。
馬海娘が盛楚慕を執拗に追いかけていたので傳柔は韓王妃に気に入られないと結婚は出来ないと告げます。唆された馬海娘は韓王府に押し掛け盛楚慕の妻になりた訴えそのまま花嫁修業をさせられます。
蘇太妃に呼ばれた傳柔は訪ねると罠を仕掛けられており梁王が待ち構えていました。襲われると悲鳴を耳にした盛楚令と周王に助けられます。
周王は傳柔に嫌われたとしても梁王から救うために皇帝に娶りたいと願うが梁王に襲われたと知った盛楚慕、幼い頃に誓った厳子方、そして梁王まで傳柔を娶りたいとやってきます。
皇帝に託された皇后は厄介な頼まれ事だと頭を抱えます。
第25話/4人からの求婚
盛楚慕、周王、厳子方、梁王の4人から傳柔が求婚を受けた噂は宮中で一気に広がります。
梁王の父親は太上皇で周王の父親は皇帝であるため、あなたには勝ち目はないと韓王妃に言われた盛楚慕は不公平だと嘆きます。
太上皇と陛下の顔を潰して嫁がせたら魯国公府は厄介に見舞われると言われても納得できません。
傳柔は李宝林に相談すると陛下から託された皇后は均衡を維持させるため盛楚慕と厳子方は選ばないだろうと言われます。
陛下が周王を望んでいるので顔妃は喜び、皇后も陛下の意向に従うため太上皇の顔を潰してでも周王しかいないと思います。すると韓王妃がやってきたので盛楚慕に頼まれたのだろうと思うが彼女は傳柔がみんなに気に入られて嬉しいから贈り物を持って来ただけと刺繍入りの手巾を渡されます。
手巾を受け取った傳柔は刺繍を目にし、よくこんな事を思い付いたもんだと笑みを浮かべます。
盛楚令に頼まれた歆楠公主は蘇天師に占ってもらえばいいと進言するが必要ないと言われてしまいます。すると太子妃がやってきて周王に取り入るのがうまい傳柔を嫁がせたら宮中のことはすべて顔妃と周王の耳に入ることになるから太子にとって不利になると言われます。
太子妃を見直した皇后は命令書を燃やすよう命じ、太上皇と陛下を納得させるために蘇天師の占いに託す事を決める。
第26話/占い
太上皇が訪ねてきたので皇后は慌てて出迎えると眼中にないのかと責められます。
梁王に嫁がせるよう言ったのに病を理由に先延ばしにするのかと言われ五弟の命日が近いために捧天観で法事するのだと言います。
太上皇は皇后の想いに感動し自分も同行することを告げます。
皇后の護衛に陸家が選ばれた事を陸漢星から報告を受けた洪義徳は憎き陸雲戟の息子・陸琪の命を奪ってやると意気込みます。
傳柔が皇后に同行すると知った周王は蘇天師に会いに行くと知り願いは届かないようだと悟ります。
梁王は皇后が蘇天師に傳柔を会わせて観相術で占わせると知り太上皇に自分を排除するためだと訴えるが兄の命日に法事をしてくれるのだと叱責されます。
皇后は蘇天師に傳柔を紹介して占うよう願うと福を呼ぶ女子だと知った太上皇は「梁王に相応しい、朕の顔を立ててくれ」と言います。しかし蘇天師は互いの運気が異なるため相性が悪く子は望めないと訴えます。
太上皇が納得したために傳柔は俯きながら笑みを浮かべます。
第27話/襲撃
蘇天師の占いを終えて長安へ戻る一行、
傳柔は嫌な想いをさせたお詫びに皇后から1人だけ罪を見逃せる放免状を頂きます。いきなり洪義徳の襲撃を受け傳柔は皇后を連れて他の馬車に逃げ込もうとするが太上皇を守る梁王にあっちにいけと言われてしまいます。
皇后がいるのだから後で陛下に罰せられますと訴えると争ってないで乗れと太上皇に言われます。
盛楚慕は援軍を呼び駆け付けると敵は撤退し陸琪に感謝されるが梁王を唆して傳柔を苦しめたので殴ります。
陸琪は刺客を捕らえて拷問すると陸漢星から情報を得たと知ります。
傳柔たちを乗せた馬車は追撃を受けるが洞窟の中になんとか逃げ込みます。しかし太上皇は大蒼山の洞窟は深くまで伸び複雑な地形であるため巨大な迷宮だと言われます。
傳柔、皇后、梁王、太上皇は来た道を戻ろうとするが武器に毒が仕込まれており傷を負っていた梁王が気を失ってしまいます。皇后は慌てて手当てをしようとすると太上皇にまた息子を奪う気かと首を絞められるが傳柔に助けられます。
傳柔は遠道士から頂いた妙薬を梁王にあたえて助けると気を失い目覚めた太上皇が喜んだので皇后様が持っていた丹薬のおかげだと告げます。
傳柔を捜す盛楚慕は「いました」と報告を受け駆け付けると負傷する陸琪が倒れていたのでさっさと連れて行けと命じます。
傳柔は皇后に水を飲ませようとすると梁王に剣を突き付けられ没収されます。太上皇は飲んで梁王に渡すが皇后が咳をしていたので渡すよう命じます。傳柔は皇后に飲ませようとすると「あなたが飲んで活力を養って出口をさがして」と命じられます。
盛楚慕は洞窟で皇后たちを発見するが傳柔がいないので訪ねると彼女から居場所を聞いたのではないのかと聞かれます。傳柔は出口を発見したものの気を失ってしまい洪義徳の動きを察知して監視していた厳子方に救われていました。
被害に遭うのを何で見ていたんだと訴えると仕事ではないし守るのは愛する人だけと言われます。