作品情報/キャスト
クリスティ・チャン&トン・モンシー共演、契約結婚から始まる極上のラブロマンス
勝気な性格で恐れられる胡記肉店の看板娘・胡嬌は親同士が決めた許婚・許清嘉から結婚を申し込まれる。胡嬌は自分の店を持ちたい夢があり軟弱な男は嫌だと逃げるがある事情から婚約を反故にできないことを知る。結婚後、胡嬌と上庸へ赴いた許清嘉は県丞として働き始めるが役人たちは腐敗しており思うように仕事ができないでいた。世間知らずな夫に対し最初は癇癪を起していた胡嬌だったが次第に認めるようになり怖いもの知らずの行動力と機転で夫を助けながら自分の夢の実現も目指す
全36話で紹介
ネタバレ感想/玉面桃花
8話・生きた証
胡嬌(阿嬌)は許清嘉を家から締め出すと誇らしげに月夜の庭で琴を奏で始めたため「寝かせないつもりか、煩い」と二階から水をぶっかけます。
口論となるが犬の真似をしたら家に入れてやると訴えると許清嘉は素直にワンと返事し家に入ってきます。
許清嘉は西地区の民が役人を憎む本当の理由を探るため前任の遅文俊が囚われている牢を訪ねます。帳簿は正確だが正確過ぎると訴えると矛盾を見抜くとは大したものだと言われます。
矛盾を指摘したら手簿に握りつぶされたと言われるが県丞の立場で何で不正を止められなかったのかと責めます。
民の失踪や罪人が消えた理由は帳簿と関係しているのかと訴えると遅文俊は口を開きかけるが県尉の高正が現れ連れ去られてしまいます。
許清嘉は連行される遅文俊から石を渡され何を知らせようとしていたのかと考えます。
その夜、不治の病となった父親は生きた証を残そうと案件を処理し始め、どれも取るに足らない案件だったが民の目が変わったと許清嘉は話し始めます。万民傘を民から贈られる父親は病が誤診だったと知り感激するが火事で命を落とすことになりました。
葬儀には地元の民が大勢駆け付けたことで生きた証を残す目的は達成され、その想いが自分の原動力となっている許清嘉だったが小さな裁きすら下せぬ無力な自分が不甲斐ないのだと言います。
胡嬌はそんな話にほだされて寝台にあげるとでも思っているのかと布団にくるまるが彼はもう寝息を立てていました。
許清嘉は万民傘の位置が微妙に動いていたのでまたも侵入者がいたようだと気付きます。足跡を測り入り口を掃除させて通った人の足跡を観察すると高正だと分かるが何度も助けられているので偶然ではないと思います。
9話・妓生が関与か?
許清嘉は役所の文書を調べると前県丞の遅文俊の事件で辱められたのが玉娘で捕らえたのが高正だと知ります。
玉春楼を訪ね事情を聞きだそうとするが茶を飲むと意識を失ってしまい、許清嘉が酔って女子を辱めたと情報を受けた高正は口外するなと命じます。
胡嬌は玉春楼に駆け付け騙されたと感じ取り強引に連れて帰ると、玉娘の前に立ち塞がる高正は見方じゃないのかと訴えられそうとは限らないと言い放ちます。
戸部の官吏だった父親は流罪で死亡し母親も病死、娘は窃盗事件で手配書が出回ると都から姿を消したそうだと高正は言います。
許清嘉は罠を回避できたと胡嬌に感謝します。遅文俊をどこへ連れて行ったのか行くと牢から出すまでが仕事だから行き先は分からないと高正に言われ本当に知らないのだろうと信じます。
何を悩んでいるんだと胡嬌に訴えられ遅文俊の連行と民の失踪の件は関係あるはずと告げます。朱県令から農地の視察に行けと命じられ悪の道に引き入れるつもりだと察するが手がかりを求める良い機会だと思います。
胡嬌は連行される囚人たちを尾行し、許清嘉は県令から同行を命じられた永寿と視察に行くことを高正に告げその間に本物の帳簿を探してほしいとお願いします。
10話・集落地
胡嬌は囚人の移送車を追って石羊寨の位置を突き止めると伝書鳩を使って許清嘉まで飛ばします。
農地視察を口実として遅文俊の行方に関連がありそうな場所を探ろうとしていた許清嘉は伝書鳩を受けるが下手くそな絵だったので困惑します。なんとか解読して視察に向かうと田畑を奪われそうになっていた老人を発見し、異議がなければお前の畑として登記するが納める殻物足りない場合は銀子で納付しろと訴え救出します。
許清嘉は老人を助けた時に同行者の永寿が涙ぐんでいたので理由を聞くと幼いころに似たような経験があるからだと言われます。助けてくれた恩人が「ハンコの旦那」と聞かされ父親だったので驚くが何度も腹を壊し不審に思っていると道が違う事に気付き永寿に邪魔されていた事に気付きます。
背後から殴って気を失わせ自ら馬車を動かします。到着すると同時に永寿の意識が戻ったので「県丞として見過ごせないから止めるな、それとハンコの旦那ではなく許克焉だ」と告げます。
胡嬌を発見し近付こうとするとこれまで何度も万民傘を盗もうとしていた男に捕らわれるが宣節校尉に助けられます。感謝するものの許清嘉と胡嬌は捕らわれ兵営に連行されてしまいます。
11話・助っ人
胡嬌と許清嘉は宣節校尉の崔五郎に捕らえられ兵営に連れていかれると彼の父・帰徳大将軍・崔泰から偽物扱いされます。
胡嬌がお得意の包丁さばきを見せて肉売りの娘だと証明すると許清嘉は偽帳簿が存在しているので朱庭仙の悪事を暴こうと探っていたのだと弁明します。
崔親子は不正を憎んでいたので朱県令の背後にいるのは何者なんだと怒り協力を買って出ます。崔五郎が協力してくれることになるが一緒に帰ったら疑われるので親戚だと思わせるためにしばらくしたら訪ねてきてほしいとお願いします。
15日後、崔五郎がが訪ねてくるが話を聞かれてしまい偽りの夫婦だとバレてしまいます。許清嘉は高正から玉娘の様子を聞いて帳簿は玉春楼になさそうだと思うが崔五郎も連れて訪ねます。
金が目的で朱庭仙に加担したと疑っていたが目的が分からず、また玉娘からも情報をうまく引き出せませんでした。