作品情報/キャスト
バイ・ルー&ワン・イージョー共演の中国ロマンス史劇
陥れられ没落した高官の娘・林少春は名家の主である孫遜の誕生日を祝う宴席で琵琶を披露する。孫遜の四男・孫玉楼に気に入られ誠意ある想いに心揺らぐが父の汚名をそそぐことを誓うために恋愛などしてる場合ではないと避け続ける。林少春の出自を知った孫家の面々は二人の仲を妨げようとするが困窮から救ってくれたこともあり嫁入りの運びとなる。徐々に受け入れられる林少春だったが孫遜が自分の父を陥れた黒幕ではないかという疑念を抱き始め・・・・
ネタバレ感想/玉楼春
20話・誰にだって長所はある
孫世傑は琴を作って贈ったが桃夭に受け取る理由はないと返されたので落胆して部屋に籠ります。孫家一同でご飯を食べている時に孫世傑がいない事で孫遜はいつまで気がたるんでいるんだと不満を口にします。
呉月紅は誰にでも過ちはあると告げると皆は頷くが「お父様は倭寇の人数を書き間違えたことがあった」と口にしたため全員の箸が止まります。
呉月紅の空気読めない言葉が続くので孫遜は「長男の嫁として皆の手本になるどころか夫を庇い親に大口叩くな、祖廟で跪け」と激怒しその場を去ってしまいます。
呉月紅が跪くので皆が心配するなか「お父様は祖廟でと言ってた」と許鳳翹は口にします。
呉月紅は夫のために跪いていたのに閉じこもって琴を作っていたのかと怒るが「お前に作ったんだ」と孫世傑に言われすっかり機嫌が直ります。
しかし、琴が弾けないために練習に励むが一向に上達しませんでした。
見かねた林少春は孫世傑の好みに合わせるのではなく自分の長所を見てもらったらどうかと助言し、ちょうど数日後に馬球の試合があるので得意なら参加して見せもらったらどうかと告げます。
孫玉楼は強引に孫世傑を試合に連れて行き観戦すると彼女にも取り柄があるのだと孫世傑は笑みを見せます。
孫世傑は妻のもとに歩み寄ろうとしたが桃夭が試合会場を出て行くのを目撃し後を追います。
林少春は呉月紅から感謝されるが孫世傑が外出前に湯を浴びて毎日服を着替えるようになったと聞かされ外に女でもいるんじゃないかと疑います。
尾行すると桃夭の家から出てきたので「恋愛は悪くないが人を傷つけるな、妻を大切にするよう忠告するべきだ」と告げます。何か目的があるのなら黙っていないと忠告し出て行きます。
21話・詐欺師接近
孫世傑は桃夭の手に刀傷があったので尾行すると男たちの前で「孫世傑は騙せない。愛しているんです」と跪いていました。
彼女が鞭で打たれはじめたので孫世傑は救出しに行きます。もう大丈夫だと抱きしめると桃夭は出会ったことも計画だったのだと涙を流し謝罪します。
「本当は良家の出だったが家が破綻し百劇館に入ると師匠と意見が対立し放浪生活を送りながら詐欺を働くようになった。だけどあなたを愛してしまったから別れを告げるために手紙を書いたんだ」
孫世傑は自分がこれから守るから大丈夫だと告げ彼女に護衛を付けます。
桃夭を信用できない林少春は姚滴珠に頼んで調べてもらいます。詐欺師だと分かり孫世傑に告げるが彼女は脅されていたんだと言われ捕らえたという賊の裁きを見に行きます。
「朝廷の官吏が私情を挟むのか、首謀者でなくとも騙したのは彼女だ、無罪なら法律はないのも同然だ」と言い放ちます。
桃夭は捕らわれた賊の黒耳の家族を人質にし、女を脅迫したという罪状書を残せばと家族は守ると脅します。これにより桃夭は無罪となり孫世傑は喜ぶが「死人に口なし、真実は必ず明らかになる」と林少春は言い放ちます。
林少春は師匠に会いに行くと桃夭は改心したと思っていたが人は簡単に変わらないと言われます。彼女は目的のためなら何でもすると教えられ警戒心を強めます。
呉月紅が孫世傑の心変わりに気付いていないので傷が浅いうちに話していいのではと孫玉楼に相談するが呑気な性格だからはっきりするまで告げない方がいいと言われます。
22話・長男嫁の怒り
夜市を楽しむ林少春と孫玉楼の前に仮面をかぶった人たちが現れ踊り出します。仮面を取ると師匠や小雅たちだったので驚くと孫玉楼から「出会った記念日だ」と言われます。
林少春はもう一年経つのかと驚くがたまにはこうやってみんなで集まろうと言われ孫家のためにこれからも頑張ると告げます。
孫玉楼は獄中で自死した者の罪状書だけで潔白とは言い切れないと孫世傑に告げます。兄上のためにも孫家のためにも桃夭の本性を見極めるべきと告げ、疫病にかかったふりをすればいいと薬を渡します。
孫家に迎えるには皆を納得させる必要があるし本当に彼女が潔白なら側室になれるよう協力すると説得します。
駆け付けた桃夭は自分が看病すると名乗り出ると、それを目にしていた呉月紅は押し入ろうとするが「疫病などあり得ない、おそらくあの女の本性を暴くために仕掛けた罠でしょう」と侍女に言われ引きさがります。
一度家に帰ると桃夭が出て行ったため孫世傑は起き上がりこれでも彼女をまだ疑うのかと孫玉楼と林少春に訴えます。
自分を試そうとしている罠だと気付いていた桃夭は「詐欺師の自分を騙そうとするなら裏をかいて献身的な愛人を演じて見せる」と侍女に告げます。尾行していた呉月紅は全部話を聞いたぞと現れ「夫をよくも騙したな」と気絶するまで殴りつけ捕縛します。
この先どうすればいいか分からず許鳳翹に相談すると人買いに頼んで遠くに売り飛ばせばいいと言われるが金が要ると言われだまし取られます。
孫世傑は桃夭がいなくなってしまったので落ち込んで帰宅すると自分を励まそうと呉月紅が琴を必死で奏でようとしていたので、もういいんだと抱きしめます。
蘇暎雪は身籠っている事に気付き賈逢源に伝えると「せっかくの出世が台無しになるから堕ろすしかない」と言われます。
「自分だって辛いが時機が悪すぎる。自分はいいが夫の留守中に身籠ったとなれば母子が誹りを受ける。子はまたできる。分かってくれ」
中絶するしかないと諦める蘇暎雪だが逢引がバレて追い出される使用人を林少春が救っていたのを目にし助けてほしいと相談する
23話・母子を守るため
林少春は孫玉楼に相談していると蘇暎雪の部屋から出火だと報告を受け急いで向かいます。救助されていた蘇暎雪が不注意で燭台を落としたと言っていたが自死しようとしたのだと見抜き力になるから自棄になるなと告げます。
数年ぶりに孫俊豪(孫家の次男)が帰ってくることになり、蘇暎雪が夫の帰京の願掛けが叶ったのでお礼参りに行くと沈氏に告げていたので林少春は同行すると告げます。
なぜ参拝するのだと聞くと「妊娠を知られたらどうなるか、愛する人以外の世話はしたくないから逃げるしかない」と言われます。予想どうりだったので元に戻れないことを念を押し手配してあげます。
参拝の帰り夫に会いたいから近道して帰ると蘇暎雪は言い本来の道で帰路につく林少春と別れます。崖の下に蘇暎雪を乗せた馬車が転落したと報告が入りすぐに家に連絡をするよう告げ茂みに隠れていた蘇暎雪に準備していた蘇暎寧の戸籍を渡します。
身代わりの死体は顔が潰れているから問題ないと告げ彼女を見送ります。
賈逢源は蘇暎雪が亡くなったと知り動揺していると梁京冠から「ただの駒だし気にするな」と言われます。自分の子を身ごもっていたし自分の仕業でもないのだと告げると天の助けだなと言われます。
激しく動揺しやけ酒を飲んで帰路につくが死んだはずの蘇暎雪が現れたので驚きます。孫俊豪は帰宅したその日に妻を弔う事になり3年の戦の間に手紙を一通も出さなかったことを悔やみます。
男たちに混ざって酒を飲んでいる姚滴珠に孫俊豪との縁談話が浮上します。孫玉楼の次は孫俊豪、なんでいつも孫家なんだと愚痴る姚滴珠は婚約解消したいと手紙が届き何で自分より先に断るんだと納得できません。
頭にきて孫家に乗り込むと葬儀を終えたばかりの孫俊豪を大声で罵れば体面が傷つくと林少春に説得され引きさがります。
そんな中、孫家一同は芝居を見て楽しんでいたが孫世傑が桃夭を連れて来たので呉月紅と林少春は驚きます。