作品情報/キャスト
バイ・ルー&ワン・イージョー共演の中国ロマンス史劇
陥れられ没落した高官の娘・林少春は名家の主である孫遜の誕生日を祝う宴席で琵琶を披露する。孫遜の四男・孫玉楼に気に入られ誠意ある想いに心揺らぐが父の汚名をそそぐことを誓うために恋愛などしてる場合ではないと避け続ける。林少春の出自を知った孫家の面々は二人の仲を妨げようとするが困窮から救ってくれたこともあり嫁入りの運びとなる。徐々に受け入れられる林少春だったが孫遜が自分の父を陥れた黒幕ではないかという疑念を抱き始め・・・・
ネタバレ感想/玉楼春
24話・詐欺師の再来
孫世傑がいきなり桃夭を連れてきて側室にすると言い出します。詐欺師である桃夭をボコボコにしていた妻・呉月紅は彼女を人買いに売っただろう、良民の売買は朝廷に背く違法行為だと責められます。
詐欺師を側室にするなんてどうかしていると呉月紅は声を荒げるが人買に売っていた許鳳翹は追及されるのを恐れ側室ぐらい認めてもいいのではと言います。
沈氏は孫家の跡継ぎは誰でもいいわけではないと告げて呉月紅の手を取ると孫遜は娶りたいなら勘当だと言い放ちます。気を失うフリをする桃夭を抱え孫世傑が出て行ってしまったため呉月紅は泣き崩れます。
皇帝の耳にも入り色恋に溺れ朝廷や両親に背いた孫世傑は職を失います。
勝手にフラれて頭に来た姚滴珠は孫俊豪を追って暮城に向かう旅に出ます。宿で体調の悪そうな女性を見かけ介抱すると劉蕙蘭と名乗る女性から礼として簪を受け取ります。
しかし勧められて入浴していると隣の部屋と間違えて官吏の一団が踏み込んできたので出て行けと訴えると「呼び出しておいて出て行けとは何だ」と言われます。
人間違いだと去ろうとしたので「純潔を汚しといてそれで済むと思っているのか」と言い放つが、その者は孫俊豪でした。
孫俊豪は劉蕙蘭の悲鳴を聞いて急いで向かうが既に殺されており彼女が依頼主だったはずと思います。
見知らぬ土地で詐欺に遭ってしまった姚滴珠は孫俊豪とは知らずに助けを求めると暮城に向かうから無理だと言われ、ちょうどいいから乗せて行ってと勝手に荷台に乗り込みます。
許鳳翹が何やら慌てていたので林少春は声をかけると陳公子が家族の病気を口実にお金を貸せとやってくるのだと知らされます。恩があるらしいが毎年金をせびりにくるので許鳳翹も孫金閣も会うつもりはないのだと使用人から知らされます。
25話・カモよりもっと良いカモ
許鳳翹の馬車に押し寄せた貧しい人々は水害で田畑が流され食べる物もなく男たちは亡くなるか病気になったので残された女や子供たちは物乞いをするしか生きる術がないのだと訴えます。
朝廷から出る見舞金だけでは全然足りないのだと知る孫玉楼は損害は金品のみで怪我人はいなかったので不問にし許鳳翹に奪われた物は自分が弁償すると告げます。
被災した女性たちをいつまでも朝廷は面倒を見れないので孫玉楼と林少春は何かいい策はないかと考えます。
林少春は呉月紅を連れ出し武術指導を頼むと快く受け入れてくれます。夫の家出で気の晴れなかった呉月紅は明るさを取り戻すと道端で書画を売ってお金を得ようとする孫世傑の姿を目にします。
かわいそうだと思い書画を全部買ってきてと侍女に告げると自業自得なんだからほっとこうと言われます。恨めしく思うが不幸は望んでいないのだと告げ買い占めに行くよう命じます。
孫遜が暴行を受ける孫世傑を見捨てて馬車で走り去ったと報告を受けた桃夭は必ず迎えに来るはずとわずかな望みを捨てずにいたが不味い食事に耐えられず酒楼で食事代ぐらい稼がなければと思います。
すると自分のことを気に入って書生が接近してくるが、どこかの豪富の若様で貧しいフリをしていると見抜きます。
惚れさせようとすると孫家の長男との仲を聞かれたので噂を信じるのねと告げます。
「運命の人だと思ったのは間違い。落ちぶれたのは私のせいだと不満を言い出し気に入らぬことがあると罵ったり暴力を振るったりする」
絶対に富豪の者だから彼を尾行するよう侍女に命じると「皇室の御用商人の跡取り」と報告を受け自分の目に狂いはなかったと笑みを浮かべ、急に態度を変えて孫世傑に別れを告げます。
26話・盗賊に恨み
孫世傑に絶縁状にサインさせた桃夭は陳伯遠のもとへ向かうとぼろっちい田舎の家に連れていかれます。いつまで嘘をつくんだろうと思いながら笑みで応じるがいきなり借金取りが現れます。
「林少春が返しただろう」と訴えていたので彼女を知っているのかと驚くが元金だけで利子が残っていると言われた彼が「この女を妓楼に売れば俺の利子より金になる」と言い出しました。
林少春が借金がある陳伯遠に話を付けたのだと分かり彼女に恨みを抱きながら桃夭は連行されていきました。
雨宿りをする孫俊豪の一行に伏兵が襲いかかります。自刃した男から取り戻した簪は姚滴珠が劉蕙蘭から貰った物だと知り調べると凶悪な盗賊・野狼の根城を伝えようとしたのだと分かります。
簪を諦めていないだろうから危険だから帰れと言われる姚滴珠は邪魔なら1人で行けると告げるが野狼に捕まってしまいます。
孫俊豪が助けに来てくれたので感謝するが刀傷を負っていたので謝罪すると毎回助けられるわけではないから帰るよう告げられます。しかし、ここから戻るよりは先に進んだ方が安全だし傷を追わせたのに離れられないと訴えます。
孫俊豪はかつて霊児を野狼の襲撃により殺されているので彼女の二の舞になるのではと心配し何とか帰らせようとするが・・・
27話・長子の帰り
孫俊豪は盗賊・野狼が暗躍する暮城をほっとけないないから国境に行くとお願いした時に孫遜から蘇傲天の娘・蘇暎雪を妻に迎えろと言われました。
条件がそれならと仕方なく受け入れ婚礼を挙げ初夜の日に離縁状を渡したが彼女はその場で燃やしました。
孫遜が自分の兵を孫家のために使いたがっているのは知っていたが孫俊豪は霊児のために3年間、暮城を守り続けているのです。
孫俊豪は野狼の襲撃は突如起こり犠牲になる民たちを見て危険だから帰るよう姚滴珠に勧めるが彼女は地元の医者・百草先生を手伝いながら医学を学び残ると言い張ります。
桃夭にフラれ孫家の後ろ盾がないと何も出来ないと悟った孫世傑は自立できるよう書画を売り続けるが人すら集まりません。
呉月紅から相談を受けた林少春は弟子たちを孫世傑の私塾に送り込んではどうかと告げます。呉月紅は子供たちを送り込むがお金を持っているわけないとすぐにバレてしまいます。すると呉月紅の夫なら武芸に長けているはずと勘違いした弟子が手合わせをお願いしたいと殴りつけてしまったので孫世傑はふっとんでいきます。
林少春が二人が和解して仲良くなったのに何で孫世傑は戻らないのだと沈氏が嘆いていたので病気を装えばすぐに帰ってくると告げます。
林少春のアドバイス通りすぐに孫世傑は駆け付けてくれたが大事にしていた陶器を割られたと報告を受け飛び起き、しかも布団の中に先ほどまで食べていた丼すら見られてしまい仮病がバレてしまいます。