作品情報/キャスト
陳情令の監督と半妖の司籐姫の原作者が壮大なスケールで放つ、チャン・イーシャン&グアンホンのW主演のファンタジック・ラブロマンス
神仙、幽族、人間、3つの種族が存在する世界。
明国の都・啓封府の捕吏長・展顔たちは奇妙な事件を捜査する中で天上界からの使者・端木翠と出会い幽族の仕業だと教えられる。
種族を越えた愛と友情、異世界をも巻き込んだ陰謀と戦いを描き壮大なスケールで展開していく。
全52話で紹介します
ネタバレ感想/玉昭令
13話・心が通い合う時
端木翠は苦労して集めた貴重なお宝を喜ばせたい一心で展顔に贈ります。
しかし、前王朝の玉璽や陛下の遺失物まであった事で何の嫌がらせなんだと清廉潔白で賄賂など受け取らない啓封府は大騒ぎになります。
細花流の札があった事で誰か端木翠から恨みを買ったのかと江文卿は困惑し、展顔は朝廷のために遺失物を捜してくれたんでしょうと誤魔化します。
端木翠は展顔は照れて人を寄越してきたかと思うが上官策から詔が読まれ、自分の贈り物はすべて朝廷に献上されたと知り怒ります。
乾坤袋の宝と変えてまでも集めた物なのにと不貞腐れると温孤が乗り込もうとしたので展顔の罪に問われたら困ると止めます。
温孤は端木翠が展顔に心奪われているので司法星君・楊鑑を呼び早く李瓊香と結婚させるべきと告げます。
端木翠は李瓊香に絡んでばかりいたために展顔から君らしくないと責められ怒って出て行きます。何に気が障ったのかと展顔は困惑すると「端木翠は展顔が好きだからこそ嫉妬して癇癪を起す、女心を分かってないわね」と李瓊香に言われます。
啓封府で婚礼が行われると知った端木翠は自分の許可なく展顔は結婚するのかと頭に来て向かうが展顔じゃなかったので祝いの品を届けに来たと誤魔化します。しかし私を奪いにきたなら最後までやってくれと展顔に引き寄せられ口づけを交わすと皆から祝福されます。
展顔から啓封を見下ろせる場所に案内された端木翠は天灯がいくつも上がってきたので感動します。近くに飛んできた天灯には「骨の髄まで愛す」と書かれており展顔から想いを伝えられます。
14話・端木翠の過去
端木翠と展顔が恋仲になると上官策は付き合いが悪くなったと展顔を責めます。
展顔と端木翠は啓封の街巡りをして買い物したり寄り添いながら語り合ったりと幸せな日々を送っていました。
端木翠を千年も思い続けている温孤は、100歳も生きられない人間と神仙とでは悲恋で終わるから縁を切るよう忠告しても拒む展顔を敵とみなします。
深酔いする温孤は龍族の力を使って嵐を起こし啓封を水没させようとします。展顔は堤防を確認しに行くと温孤がいたのではやく避難するよう訴えるが天災だと思ったのかと訴えられます。
みんなに災いをもたらしたのはお前だと言われ人災なのかと困惑すると紅鸞は酔っているだけだと温孤を連れ帰ります。
目を覚ます温孤はとんでもない事をしでかしたと思い草廬に結界を張るが啓封が心配だと端木翠に言われます。龍族の末裔ではないかと疑い端木翠が蓬莱に報告しようとしたので血族は途絶えたから考えすぎだと止めます。
啓封ではすでに多くの死者数が出てしまい江文卿と江夫人は炊き出しを行い反省しする温孤は負傷者の治療に専念します。端木翠は法術を使って民を避難させ展顔は彼女をそばで守ります。
展顔は気を失う端木翠を細花流に連れていくと温孤から「上仙は恋心を抱いてはいけない、目覚めないのはお前のせいだ、縁を切らねば端木翠に天罰が下る」と言われます。
端木翠は千年前、人族の将軍で許嫁の轂閶が戦死すると悲憤しながら出陣し惨死しました。轂閶との約束のせいで多くの兵が亡くなったため良心の呵責にさいなまれ、その後神仙に冊封され端木翠の記憶は情債箱に封印され千年に穏やかに過ごしてきました。
記憶が戻ってしまえば悲しい記憶に耐えられずに生き地獄を味わい魂が砕け散るのだと知らされ展顔は動揺します。
15話・失恋
端木翠の過去と記憶を封じている情債箱について温孤から聞かされた展顔は仕事に没頭し距離を置きます。
上官策から張瓏と趙武に任せて彼女と会う時間を作れと勧められるが理由を話せないために庶民のささいな事件まで担当します。江夫人は仲違いでもしたのかと心配するろ何か言えない事情があるのだろうと江文卿は言います。
一生懸命作った料理を届けようとする端木翠だったが、ここ最近会えなかった理由は展顔が自分を避けていたからだと知ります。
啓封府に押し掛けると展顔に疲れている様子が見て取れたので料理を食べさせます。しかし温孤が料理に細工をしていたため展顔は端木翠が殺される幻覚を目にしてしまいます。
展顔から急に冷たい言葉を放たれ、信じない端木翠は口づけするが縁を切ると一方的に言われます。
失恋する端木翠は人間は心代わりがこんなにも早いのかと戸惑います。何かあったのかと姿を消して会いに行くがそれを察知する展顔は娶るなど絶対にないと上官策に話します。
酒に溺れる端木翠は神仙には姻縁などないから展顔を早く忘れるよう温孤に言われます。だったら神仙になどなりたくなかったと言い放ち月老に会いに行くが神仙には永遠の命があり人間とは添い遂げられないのだと言われます。
16話・神医は幽族
端木翠は展顔を襲う幽族を発見して捕らえると九獄の長老が許さないと訴えられたので「私がいる限り啓封で勝手は許さないと伝えろ」と送り返します。
猫が人を襲い続けて一向に捕まらないので温孤医館には傷を負った人々が大勢やってきます。温孤は幽族の罠にはまって邪毒に侵され体に幽族の原形が現れてしまいます。
異変に気付いた紅鸞に寄ってその場から下がろうとしたが患者として紛れ込んでいた少年が隣の者を殺し温孤が幽族の毒で殺したんだと訴えます。
端木翠は啓封府を訪ねようとしたが民たちが温孤は幽族だったと訴えにきたので急いで医館に向かい連れて帰ります。
半分幽族なのは知っていたがもう神仙なのだから責められる理由はないと端木翠は言います。しかし人間は幽族を恐れているので細花流は幽族を匿っていると言われてしまうし、幽族の血を抑えられなければ上仙ではいられず蓬莱からも追われることになります。
端木翠は自分が知っているのは今の温孤なので人間でも幽族でも構わないと告げると千年前にも似たようなことを言われたので温孤は癒されます。
啓封府が温孤を連行するので端木翠も同行するが展顔のことが気に食わず言い争いが始まります。温孤に罠を仕掛けるぐらいの強者だから関わるなと言われるが邪魔をするな、1人で解決できると言い放ちます。
真相がわかるまで温孤は啓封府に留まることになり、温孤を傷付けたら啓封府ごと潰すと言い放ち端木翠は帰ります。
啓封府の牢にいることを知った紅鸞は幽族の使者となって救出しに向かうが邪毒に苦しむ温孤は動かないと言い張ります。端木翠を狙った罠で囮にすぎないのだと告げ眠らせて脱獄し細花流の令牌を落としていきます。
温孤が消えたと展顔に知らされた端木翠は現場に向かい血痕があったので何者かに連れ去られたのだと気付きます。江文卿から容疑者として留まってもらうと言われるが啓封府に預けた温孤が消えたのに無能なくせに邪魔までするのかと言い放ちます。
逃げ出す端木翠は温孤を発見して草廬に連れて帰り紅鸞に治療を任せます。温孤を連れ去ったものと戦っていた展顔は「紅鸞が植えた桃花は折っても枯れない」と端木翠が話していたのを思い出し細花流に間者がいるのだと気付きます。